今回は「MG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場し、アムロ・レイが搭乗するRX-78-2ガンダムのMG Ver.3.0版をご紹介。
2013年発売。
外装パーツは8色にも及ぶ細やかな色分けがされており、当時のMGでは初の採用となるリアリスティックデカールが同梱し、金属や機体の密度感を演出。
新たな可動解釈として、ムーバブルアーマーシステムを搭載しています。
という事で、2013年のガンダム解釈であるVer.3.0をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.3.0
2013年に発売されたMGガンダムのVer.3.0。
装甲パーツ内部と連動した可動を実現していて、コア・ファイターをボディ内部に収納できるギミックも搭載しています。
リアリスティックデカールがこちら。
今回、ホイルシールとドライデカールは付属しません。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ハイパー・バズーカ」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「コア・ファイター」「1/100アムロ・レイ」「ヒジ・ヒザ・足首の選択パーツ」
写真外だと、アクションベース1に対応するジョイントパーツが同梱します。
1/100アムロ・レイをアップで。
↑の立ち姿のほか、コア・ファイター内部の座った状態のものも付属します。
MGらしく、コア・ファイターは色分け・ディテールともに非常に良く出来ています。
キャノピーにはクリアパーツが使われていて、開閉可能。
中に乗せるアムロフィギュアも同梱するぞ!
後ろから。ランディングギアはクリアパーツ製です。
1パーツ成形で、底面に取り付けます。
コア・ファイターをコア・ブロックへ変形させれば、ガンダムの本体内部に組み込む事ができます。
また、コア・ファイターを使わずとも↑のコア・ブロック専用ユニットも付属するので、こちらを使えばガンダムとコア・ファイターを同時に飾る事もできます。
ドドン。という事で、完成したMG RX-78-2ガンダム Ver.3.0がこちら。
白い外装はホワイト・ライトグレー・ライトブラウンの3色成形になっていて、立体感のある豪華な見た目に仕上がっています。
立ち姿だけで美しいですね……!(>ω<;)
カトキ立ちもキレイに決まり、自立性も高いです。
関節部に貼る、光沢感のあるリアリスティックデカールもいい感じ。
それでは各部細かく見ていきます!
ヒジ・ヒザ・足首のパーツは選択式で、「マグネット・コーティング(左)」と「通常(右)」どちらかを選んで組みます。
今回はマグネット・コーティングで仕上げてみましたが、通常のパーツを取り付けた際はスリットの隙間から内部メカのディテールが露出します。
頭部をアップで。バルカンや左右のダクトは内部からパーツが露出する形で色分けされています。
頭頂部付近がライトグレー成形になっているのも特徴です。
横から。目の下の隈取りなど、MGらしく色分けは優秀です。
アンテナが短めにデザインされているのが、非オリジン版を感じる部分ですね。
胴体のブルー・レッド部も2色ずつ使われています。
コックピットハッチは開閉し、中のアムロがチラっと見えます(*´ェ`*)
腰は360度撚る事ができませんが、45度ほどまわります。
ポーズ付けに困る事はありませんでした。
肩も多色成形です。肩内部のジョイントは引き出す事ができ、前後の可動に優れています。
が、動かしすぎるとジョイントごと腕が外れてしまう事がありました。
ジョイント可動のおかげで、腕を上げる動作も得意です。
腕関節も180度近く曲がります。
腕部分も細かく色分けされています。
関節部分には光沢感のあるリアリスティックデカールを貼ります。
ランドセルのカバーは開閉可能で、スラスター内部には無色のクリアパーツが使われています。
腰部の色分けも非常に細かいです。
もちろん中央のV字も色分け済みです。
脚部。こちらの色分けも然り。
開脚範囲が広く、
足を曲げると装甲が連動してスライドします。
内部フレームがチラっと見え、非常にかっこいいです……(*´ェ`*)
手足の関節可動に優れており、キレイに立ちヒザ可能です。
足首パーツのスリッパは分割方式になっており、広い可動範囲によって様々なポージングに対応します。
足裏のディテールも細かく、スラスターを含めて精密に再現されています。もちろん肉抜きはありません。
ガンダムver.3.0、出撃!
股下に専用のジョイントパーツを使えば、アクションベース1に対応します。(今回の撮影ではアクションベース1は使っていません)
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルは照準・フォアグリップともに可動。
武器持ち手はエモーション・マニピュレーターSPが採用されていて、指が可動するタイプのものが左右分のみ付属します。
RGの可動ハンドと違い、武器をガッチリと保持できるのが特徴です。
シールドはグリップを手に持たせて前腕部に引っ掛けるようにして取り付けます。
保持力が弱そうな作りですが、不思議と外れにくかったです。
シールド裏側のツマミを上げれば、穴が塞がります。
細かなギミックだぞ……(*_*)
ビーム・ライフルをぶっ放すガンダム!
肩が大きく上がるので、迫力のあるポージングで展示できます。
カッケェ!!(>ω<;)
フォアグリップは可動し、両手で構える事もできます。
ランドセル中央の白いパーツをひっくり返せば、シールドをマウントする事ができます。
ビーム・ライフルは「シールド裏」「リアアーマー」にマウント可能です。
ビーム・サーベルを装備させてみます。
ライフル・バズーカもそうですが、↑のように「手首パーツ内」「武器側」のパーツを重ねるように持たせるため、ガッチリと保持できます。
ガンダム、ビーム・サーベルを抜刀!
斬りかかるガンダム!
二刀流で。ビーム刃ももちろん2本付属します。
ハイパー・バズーカのグリップはある程度可動し、違和感なく持たせる事ができます。
右手、左手どちらに持たせる事もできます。
また、ハイパー・バズーカもリアアーマーにマウント可能です。
ボックスアート風でパシャリ。
ハイパー・バズーカで攻撃!
両手で武器を保持できるのがめちゃかっこいっす……(*´ェ`*)
可動域にも優れているため、色々なポーズで展示できるのも本キットの売りです。
2020年発売の、1/100 RX-78F00 ガンダム(横浜ガンダムモデル・右)と比較。
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA PREMIUM BANDAI POP UP SHOP』の限定ガンプラになります。
横浜ガンダムはMGではなく、何気に1/100なためシールを多用します。
が、装甲のデザインがアレンジされていたりモールド量によるハイディテールな見た目に仕上がっているなど、最新ガンプラ感溢れる内容になっているのが特徴です。
違いの比較画像は↓のレビューでどうぞ。
※より新しいORIGIN版は、↓のレビューからどうぞ。
MGシャア専用ザクVer.2.0とディスプレイ。
MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.3.0の感想
ということでMG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0のご紹介でした。
2013年発売という事で、2015年発売のORIGIN版のMGより2年古いガンプラになりますが、アンテナの長さが短めになっているなどファースト臭漂うデザインになっているのが特徴です。(とはいえ、だいぶスタイリッシュアレンジされてはいますが)
動かしまくっていると肩ごと腕が外れる事がありましたが、エモーション・マニピュレーターSP(手首パーツ)のおかげで武器の保持力が強い点は非常にストレスフリーでした。
色分け・可動・ディテール・多彩なギミックと全体的に出来が良いので、非オリジンデザインのMGガンダムを組みたいモデラーさんにはかなりオススメだよ!
プレバンではVer.3.0用の拡張セットも発売されているので、気になる方はこちらをゲットしてみるのもオススメですぞ↓
以上、「MG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0」のガンプラレビューでした!