今回は「MGキュベレイ・アンベリール」のガンプラレビューです。

ガンダムビルドダイバーズ公式外伝「ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL’S WORLD CHALLENGE」に登場する、キュベレイ・アンベリールをご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
MG 1/100 キュベレイダムドをベースとしつつ、キュベレイをイメージさせる「グロスインジェクション」「メタリック」の艶やかな成形色で再現。
豪華な新規デザインの、鏡面水転写デカールが付属します。
という事で、MGキュベレイ・アンベリールをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 キュベレイ・アンベリール

ビルドダイバーズ公式外伝のガンプラ、キュベレイ・アンベリールさん。
大元をたどれば2001年に発売されたMG 1/100 キュベレイのリデコキットとなりますが、内容的には先に発売しているMG 1/100 キュベレイダムドのカラーバリエーションキットになっています。
モノトーンだったキュベレイダムドと比べ、ネタ元の白キュベレイに近いイメージカラーで再現されているのが特徴だぞ!(>ω<)

そしてこちらも今回の売り、アンベリール用の新規デカールです。
豪華な鏡面の新規デザインになっていて、タイプは水転写式デカールです。目の部分は普通のホイルシールが1枚付属します。

余剰パーツがこちら。
MG 1/100 キュベレイの各部パーツや、ランナー都合から大型マニピュレータの一部パーツも余剰となります。

そして完成したMG 1/100 キュベレイ・アンベリールがこちら。
ぶっちゃけキュベレイダムドのカラバリなだけではありますが、キュベレイダムド自体プレバン品なので希少性は高いMGだと思います。

頭部やマニピュレータ、ソール部など新規部分(ダムドとは共通)が多いですが、成形色が変化しているのが特徴です。
ホワイト部はグロスインジェクションになっていて、「パープル」「ブルー」「グレー」部にはメタリック成形色が採用されています。

とはいえ大元に使われているのが2001年発売のMGキュベレイという事で、最新ガンプラ感はそこまで感じない内容といった印象です。(骨格や可動などの作り)

可動域はこのような感じで、顔を上げる動作が得意です。
腕は大きく広がりますが、脚部は昔ながらのボールジョイント接続のためそこまでは広がらず。

頭部はキュベレイとは別デザインになっています。
ところどころモールドが足され、形状も一部変化。ただ、メインカメラはホイルシールで色を補います。

胴体をアップで。このあたりは基本的にキュベレイと同じですが、パープル部がメタリック成形色で再現されています。

コクピットのカバーは可動します。
中に乗せる、ハマーン様のフィギュアは付属しません。

メカニカルな形状の腰部。
ここもキュベレイとは別のデザインになっていて、丸みを帯びた形状から現代風なメカメカしいデザインに変化しています。

肩部ピンク部は前後はめ込み式ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。

右側バインダーの前面をアップで。
サブセンサー(ピンクの部分)は色分け済み。このあたりは成形色以外キュベレイと同じです。

逆側バインダーの丸いパーツは、キュベレイから変化しています。
メタリックブルーの成形色と、細かなモールドがいい感じです。

バインダーの内側はこんな感じで、開きます。
このあたりはベースキットのキュベレイと同じギミックで、

このようなジョイント接続になっています。凹凸があるので、ロックすることも可能。

キュベレイとは違う、前腕部と大型マニピュレータがこちら。
迫力のある大きさとディテールで立体化されていて、指はすべて独立して可動しますが指関節は曲がりません。このあたりはちょっぴり残念ポイントです。

前腕部自体の合わせ目は、段落ちモールド位置になっています。

腰部フロントアーマーは、可動します。
このあたりのデザインもキュベレイから変化しています。

リア側のファンネルコンテナも変化。ディテールが足されています。

ファンネルは全て着脱可能です。
このピンク部分はキュベレイからの流用で、装甲ホワイトまわりがダムド/アンベリールの新規部分といった感じです。

脚部はソール部まわりが変化していて、ヒールがついた事から全高が上がりました。

ダムド/アンベリールの新規部分をアップで。

足裏をアップで。

キュベレイ・アンベリール、出撃!

それではアクションポーズいってみます!

大型マニピュレータのおかげで、ハッタリのきいたポージングが楽しめます……(*´ェ`*)

手首付近のパーツを外せば、ビーム・サーベルの刃を取り付けることができます。
ダムドではピンクでしたが、アンベリールではクリアイエローのビーム刃が2本付属します。

襲いかかるキュベレイ・アンベリール!

もちろん、両手ともビーム刃を取り付けることができます。

攻撃!

うむ。非常にカッコヨイです……(*ノェノ)
ただ可動域に関しては昔のMGベースという事で、過度な期待をしてはいけない感じ。
MGキュベレイとの比較

MG 1/100 キュベレイと比較してみます。
まず今回はグロスインジェクション+メタリック成形という事で、色合いが大幅に変化しているのが見て取れます。

ソール部が変化しているので、全高も上がっています。

頭部を比較。似ていますが、キュベレイから変化していてモールドが細かいです。

頭部を横から比較。

胴体、腰部を比較。
腰部が細身になり、メカニックな形状に変化しています。

肩の○を比較。

腕部を比較。

脚部を比較。

カカト部をアップで比較。

リア側、ファンネルコンテナまわりを比較。

今回キュベレイのマニピュレータなどは同梱しないので、色違いのキュベレイを組むことはできません。
MGキュベレイのレビューは↓でどうぞ。


最後に、本キットのベースキットであるMG 1/100 キュベレイダムドと比較。
キュベレイダムドも、プレミアム・バンダイ限定品です。

モノトーンのカラーリングが好きか、元祖キュベレイ風のカラーリングが好きかで好みがわかれそうですね。


MG 1/100 キュベレイ・アンベリールの感想
ということでMG キュベレイ・アンベリールのご紹介でした。
大元となるMGキュベレイが2001年発売とかなり古いMGになるので過度な期待は禁物(可動や足回りの関節構造など)ですが、変化しているパーツがそれなりに多く何より成形色がマジでキレイなガンプラに仕上がっています……(*_*)
今回は貼っていませんが、新規の鏡面デカールがほんとキレイなのもポイント高し。
弱点は大型マニピュレータが重いのか、動かしていると前腕部が多々外れてしまう点と、手首付近のパーツのポロリが激しい点です。ただこのあたりはいずれも小加工で改善できると思うので、弱点という弱点ではないかもしれません。
現代風にアレンジされたキュベレイが欲しい方には、マストアイテムに仕上がっていると思いますぞ。
以上、「MG 1/100 キュベレイ・アンベリール」のガンプラレビューでした!

























