今回は「RGフォースインパルスガンダム SpecII」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED FREEDOMに登場し、ルナマリア・ホークが搭乗するフォースインパルスガンダムのSpecII、RG版をご紹介。
2024年発売。
1/144スケールながらフォースインパルスの特徴である「コアスプレンダー」「チェストフライヤー」「レッグフライヤー」「フォースシルエット」の合体ギミックを搭載していて、各形態でディスプレイ可能です。
成形色もSpecII仕様に変化。
ということで、RGフォースインパルスガンダムSpec2を「通常RGフォースインパルスとどこが違うのか」を含めてレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII
ということで機体設定こそ変わったSpecIIですが、ガンプラ的には基本2020年に発売された「RG 1/144 フォースインパルスガンダム」の色替えキットとなります。
価格は3,410円(税10%込)です。
※一応ストーリーのネタバレはしないレビューにしてありますが、搭乗者含めソード・ブラストのSpecIIについても触れていますので、お気をつけください
リアリスティックデカールがこちら。
基本カラバリキットやんけというSpecIIではあるのですが、
デカールはSpecII仕様のものが付属します。
リデコキットになるため、フィギュアはルナマリアではなくシンのままです。(ということで余剰パーツ扱い)
個人的にフィギュアはあまり重視していないので気になりませんが、ちょっと残念に思う人はいるかもしれないですね。
アドヴァンスドMSジョイントは、胴体内部とコアスブレンダーにしか使用しません。
このあたり、割り切った現代風RG仕様となっています。
ということで基本カラバリキットのSpecIIではあるのですが、今回もギミックや出来を見ていきたいと思います!(>ω<)
コアスブレンダー
それでは分離状態から見ていきます。
まずはコアスブレンダーですが、RGらしく15パーツも使われていて、ディテールがかなり細かく単体でも3mmスタンドに対応します。
↑枠のように、接地状態で飾るためのランディングギアも付属します。(ランディングギアを含めれば計18パーツ)
キャノピーには無色のクリアパーツが使われていて、開閉します。
ただ、中に乗せるフィギュアは付属せず。
チェストフライヤー
胴体にあたるチェストフライヤーは専用のスタンド用ジョイントパーツが付属し、単体で展示できます。
レッグフライヤー
レッグフライヤーもスタンドに対応します。
シルエットフライヤー/フォースシルエット
シルエットフライヤーは6パーツ成形で、こちらもスタンドに対応します。
もちろんフォースシルエットとドッキングできるぞ!(>ω<)
それではドッキングさせ、MS形態を見ていきます。
フォースインパルスガンダム SpecII
そして完成したRG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecIIがこちら。
カラーリングがくすみがかった暗めの色合いで再現されていますが、フォースインパの場合、同SpecIIのソード・ブラストと比べるとそこまで変化がないようにも感じますね。(ソードとブラストは本体色ホワイト部の色合いもフォースよりは変化している)
細かく見てみると、通常インパルスは「胸部中央」「肩」「腰部」などに鮮やかなスカイブルーが使われていたので、全体的に見て渋みのある印象に変わりました。
フォースシルエットは重いですが、自立は安定します。
最悪下部のウイングを接地させれば転倒することはないかな、といった感じ。
可動域はかなり広く、手足は大きく広がります。
肩を上げるとアンテナに干渉するので、破損にはご注意を。
手足は大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に腕関節は、180度近く曲がります。
腰はここまで撚ることができます。
頭部をアップで。RGらしくパーツ数がかなり多く、アンテナ先端に安全フラッグはついておらず非常にシャープな造形をしています。
横、後ろから。
繰り返しになりますがこのアンテナ、かなり細いので少しぶつかると先端部分が欠けてしまう恐れアリです。
実際私が所持している同形状のRGのソードインパのアンテナ先端は、少しかすっただけなのに欠けてしまいました……(*ノェノ;)
胴体の色分けもめちゃ細かいです。中央のV字はもちろん、襟前部に搭載されている20mmCIWS(機関砲)も内部から露出する形で色分け済みです。
また、コックピットハッチは開閉します。
肩をアップで。チェストフライヤーの再現ギミックの恩恵で、肩の付け根は引き出すことができ可動域が広いです。
ちなみに肩のグレーパーツはSpecIIと印字されたランナーになっていて、追加で付属します。
ということで、ちょろっと余剰パーツが出ます。
ここも通常RGインパルスとの変化ポイントです。
前腕部は独立してロール回転します。
側面には、機動防盾を取り付けるための穴が空いています。
交換用平手は、左右分付属します。
腰部も渋いカラーリングに変化。
側面はラックになっていて、開いてフォールディングレイザー対装甲ナイフを取り出すことができます。(左右とも)
股関節(足の付け根パーツ)は、後ろへ大きく倒すことができます。
脚部がこちら。ふくらはぎのスラスターは上下に可動します。
ヒザは、90度強曲がります。つま先を折りたたむことも可能。
アンクルガードの取り付け方が面白く、このように完成後でも外すことができます。
フォースシルエットを見ていきます。
上部左右には、ヴァジュラビームサーベルをマウントしています。
メインスラスターはディテールがめちゃ細かく、地味に可動します。
ウイングは後ろに倒すことができ、上下に傾けることもできます。
↑のように、パーツを開けばサブスラスターが顔を出します。
このあたり、RGらしい細やかな作りになっていますね。
フォースインパルスSpecII、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
高エネルギービームライフルは専用の持ち手が付属し、ガッチリと保持できます。
高エネルギービームライフルで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
また、腰部リア側にマウントすることができます。
機動防盾は展開でき、防御面積を拡大することができます。
今回撮影して思ったのは、ギミックが多彩なわりには武器の保持力が強く、フォースシルエットを含めポロリすることがほぼない点です。
インパルスのRG、マジで良くできているな……(*_*;)
ヴァジュラビームサーベルを抜刀!
ビーム刃のエフェクトパーツは、もちろん2本分付属します。
攻撃!
フォールディングレイザー対装甲ナイフは取り出したあと、刃部を展開することができます。
こちらも専用の持ち手が左右分付属するので、ガッチリと保持できます。
エクセレントモデルRAHDX2のルナマリア・ホークVer.2とディスプレイ。
ルナのフィギュアは今の時代ガンダム・ガールズ・ジェネレーション版も発売されていますが、軍服ならこちらの方がオススメといったところです。
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通常のRGフォースインパルスとの違い
それでは、2020年に発売された通常の「RG 1/144 フォースインパルスガンダム」と比較します。
といっても基本カラバリキットなので、違いは色だけという認識でOKです。
アップで比較。
こう比べてみると、SpecIIはかなりくすんだ色合いになっているのがわかりますね。
SpecIIではないフォースインパルスは、ところどころ爽やかなスカイブルーがアクセント色としてあったので、ヒロイックなイメージを受けます。
まとめると、厳密な違いは「成形色」「ボックス」「組み立て書」「リアリスティックデカール」「ちょっとだけ余剰パーツが出る」点となります。
HGCE版、MG版のレビューは↓からどうぞ。
Figure-rise Standard ルナマリア・ホークとディスプレイ。
HGのミーティアと接続!
せっかくなので、ミーティアと一緒に飾るのもオススメだよ……(*´ェ`*)
RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecIIの感想
ということでRGフォースインパルスガンダム SpecIIのご紹介でした。
繰り返しになりますが、基本的な違いは色だけです。
正直な感想を言ってしまうと、フォースインパルスの場合そこまで大幅なカラー変更はされていないので、既にノーマルのRGフォースインパを組んだ方は見送りでもいいと思います。
また、SpecIIではないRGのフォースインパルスは価格が3,300円(税10%込)だったので、今回110円だけ微妙に高くなっている点はご注意を。(誤差範囲だとは思いますが一応ご報告……(*ノェノ))
SpecIIのソードインパルスは本体色ホワイト部もレッドだったりするので、買うなら今後出る?であろうソード等の方がオススメかも。
反面、ノーマルのRGフォースインパはしばらく再販されていないからかプレミアム価格になってしまっているので、買い逃している方には今回のSpecIIの購入がオススメ、と捉えるのがベターです。
わたしは現状RGだとエピオンかこのインパルス系の出来が秀逸だと思っているので、クオリティ的には今のガンプラ目線でも通用する(というか一級)のガンプラに仕上がっていると思います。
特にパーツ数が多いながら動かしまくっていてもポロリしないので、かなりストレスフリーなガンプラに仕上がっているぞ!(>ω<)
以上、「RG 1/144 フォースインパルスガンダム SpecII」のガンプラレビューでした!