今回は「RG フルアーマーユニコーンガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場し、バナージ・リンクスが搭乗したフルアーマーユニコーンガンダムをご紹介。
2018年発売。
サイコフレームが緑に変更されたRGユニコーンガンダムに、フルアーマーの各種武装が新規造形で付属する大ボリュームのキットになっています。
もちろん組み換えによりユニコーンモード、デストロイモードの変形を実現。
という事で、RGフルアーマーユニコーンガンダムを新規造形パーツ部分を中心に各部形状・ギミックを写真多めで見ていきたいと思います!
RG フルアーマーユニコーンガンダム
まずボックスですが、かなりデカイです。
ランナー数も多く、RGシリーズ最大級のボリュームとなっています……(*´ェ`*)
箱開けた時「まじか……!」ってなりましたw
リアリスティックデカールも凄まじい量。
全部貼るだけでも数時間かかったので、今後出るであろう水転写のガンダムデカールとかでやったら恐ろしい事になりそうです(>ω<;)
付属品一覧がこちら。
※「大型ブースター×2」「ハイパー・バズーカ×2(+グレネード・ランチャー×2+3連装対艦ミサイル・ランチャー×2)」「ビーム・マグナム」「ハイパー・ビーム・ジャベリン(+専用エフェクトパーツ×2)」「シールド×3(+ビーム・ガトリングガン×6)」「ビーム・サーベル×4(+エフェクトパーツ×2)」「3連装ハンド・グレネード・ユニット×4」「ハンドパーツ×6」「交換用アンテナ×2」「1/144バナージ・リンクス」「スタンド用ジョイントパーツ」「各種付け替えジョイントパーツ」
太の青文字がフルアーマーの特徴になります。それではユニコーンモードにフルアーマーを装着した状態から見ていきます!
ユニコーンモード
とにかくこのRGフルコーンさんですが、パーツが多過ぎて作るのがマジで大変でしたw
組み立て時間はリアリスティックデカールを全部貼るのも合わせ、7時間~9時間ほどかかったと思います。(デカール貼らなければかなりの時間削減になります)
※途中まで計っていたのですが、デカール貼りに入っていた6時間を越えた辺りでストップウォッチ見るの忘れてしもた(*´ェ`*)
時間かかった分だけ、達成感が凄まじいガンプラでした……。
ご覧のようにRGらしい緻密でメカニカルな造形で立体化されています。
ただ、弱点もあったのでそのあたりは後ほど。
横から。相変わらず部屋を圧迫する大型ブースターが特徴です。
フルアーマー部分のリアリスティックデカールのデザインが良くできており、特に大型ブースターの赤いマーキングが非常にかっこいいと思います。
それでは各部位細かく見ていきます!
シールド×3の裏面にビーム・ガトリングガンを装着。
一番右側は背部用のシールドで、
この部分だけ追加のデカールを貼るのが特徴となります。
基部のジョイントパーツ以外は造形・構造が同じです。
外すとこんな感じ。
シールドとガトリングの接続強度は少し弱く感じましたが、そこまでポロリするわけではありませんでした。
ガトリングのセンサー部ピンクや銃身部にはデカールを貼ります。
銃口も細かく開口されていて作りが細かいです。
腕の側面に専用のジョイントパーツを噛ませ、下にスライドするように取り付けます。
ガッチリとホールドされるわけではないので、動かしていてどこかに干渉すると外れる事が多々ありました。
脚部側面(両側)には3連装ハンド・グレネード・ユニットを装備します。
プラ同士の凹凸接続式ですが、こちらは安定して接続できました。
もちろんグレネード部分は色分けされています。
背部に背負うフルアーマー装備がこちら。
取り付け方は一度バックパックを外し、前後からパーツを合わせたあとに本体へ接続します。
ハイパー・バズーカは2つ付属し、先端は砲身が伸びます。
また、下部にはグレネード・ランチャーを取り付けます。
側面には3連装対艦ミサイル・ランチャー(写真上)と3連装ハンド・グレネード・ユニット(写真下)を取り付けます。
このあたりの接続は安定しますが、バズーカ先端は多少外れやすいです。
各部ばらしてみた図。
マガジンは外す事ができ、リアアーマーにマウントできます。
そして、このマガジンがかなりポロリしやすいためぶっちゃけ接着推奨です。(バズーカに)
ポーズ取らせると5割以上の確実でポロリしたので、瞬着の刑にしました(*´ω`*)
ハイパー・バズーカの取り付けは、↑の凸部分をウェポン・プラットフォームへ差し込みます。
ここもガッチリ装着されず、動かすと傾いてきます。(HGUCフルコーンと同じ感じ)
ここは接着するわけにはいかないので、少しジレンマを感じる部分。
※一度ポーズ固定させて、あまり動かさないなら問題ありません
3連装ハンド・グレネード・ユニットはカバーが開閉します。
大型ブースターをHGUC版と比較。(HGUCは合わせ目を消して微塗装済です)
RGは少し大きくなっていますね。
ちなみにRGの合わせ目に見える部分は段落ちモールド化されていました。
接続方法はHGUCと同じで、凹凸のプラ接続です。
ここも少し外れやすかったため、今回は少し工夫してみました。
写真右のように、端をニッパーで傷をつければ接続強度が増しポロリしなくなります。(傷付けまくると逆にキツ過ぎになる点と、切り落としにはご注意を)
支持用の台座はジョイント接続で、プロペラントタンク下部に接続します。
接続強度もちょうど良く、角度調整もバッチリでした。
先端のスラスター部分は内側レッドが別パーツで色分けされています。
基部で大きく角度をつける事ができます。
HGUCでは固定式だったため、この辺りはさすがRGといった箇所。
支持用のスタンドをとっぱらってもスタンドに展示可能です。
が、さすがに重いのでポージングによっては腰がつられて動いてしまう事があります。
浮かせるとかっこいいですね(>ω<)
それではアクションポーズいってみます!
フルコーン、ビーム・ガトリングガンで攻撃!
ジャキジャキッ……
やばいこの時点でもうかっこいいっす……
ハイパー・バズーカは手に持たせる事もできます。
ビーム・サーベルのエフェクトパーツも2本付属します。
デザイン的に仕方ない部分ですが、シールドと背部の武器が干渉しまくるため可動域は限られます。
特にシールドは、背負っているハイパー・バズーカに当たるとすぐにポロリします。
ハイパー・ビーム・ジャベリンは、ビーム・ガトリングガンとシールドの間にかませる事ができます。
※1つのみ付属、左右どちらかに取り付けます
ド迫力の専用ビームエフェクトパーツが付属。
RGらしく、クリアパーツも形状が細かいです。
ハイパー・ビーム・ジャベリンを展開!
シールドから外し、手に持たせる事も可能です。
※ジャベリン形状を組み替える必要あり
非常にかっこいいです。
グリップを取り付ける位置は3箇所から選べます。(今回は一番刃先に近い箇所にしました)
斬りつけるフルアーマーユニコーン!
ジャベリンの先端パーツはビーム・マグナムの下部にも装着する事ができます。
大型ブースターを取り付けない場合は、専用のジョイントパーツを使用します。
このようなスッキリした状態も再現可能。芸が細かいですね。
デストロイモード
それではデストロイモードを見ていきます。
全高が伸び、迫力が増しました。
サイコフレームが緑のRGは初の立体化ですね。
グリーンのクリアパーツが綺麗です。
支持用スタンドは可動するため、高さが変わっても安定した展示が可能です。
ビーム・マグナム+ビーム・ガトリングガンで。
ハイパー・バズーカを装備!
メチャメチャ強そう。
シールドガトリングを装備した状態でもビーム・トンファーが展開できます。
また、ハイパー・ビーム・ジャベリンは引き出しギミックを搭載しています。
各部スライドさせるたけで、内部クリアパーツが顔を出します。
ハイパー・ビーム・ジャベリン展開!
手持ち状態で。
もちろんフルアーマーを取っ払った緑ユニコーンも再現できます。
覚醒したユニコーンガンダム!
「ご当主……」
HGUCシルヴァ・バレト(ガエル・チャン専用機)と比較。
シールドファンネルで防御!
※シールド裏に3mmジョイント穴は空いていないため、無理やり展示してみました
ビーム・マグナムを構える幻獣と獅子!
ユニコーンガンダム1、2、3号機でディスプレイ。
※「RGユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン」「HGUCユニコーンガンダム3号機フェネクス ナラティブVer.デストロイモード ゴールドコーティング」
RG フルアーマーユニコーンガンダムの感想
ということでRG フルアーマーユニコーンガンダムのご紹介でした。
本体についてはRGユニコーンガンダムのレビューも併せてどうぞ↓
フルアーマーの感想としては、造形的には非常に素晴らしい見た目になっていると思います。
リアリスティックデカールのデザインも非常にかっこいいです。
弱点としては、ポージングさせるのには各部調整が必要な点だと思います。
動かしているとシールドが背部武装にぶつかって外れたり、プロペラントタンクが落ちたり、ハイパー・バズーカが傾いてきたり結構ストレスたまりますw
更にはデストロイモードだと触った位置のサイコフレームが閉じてしまったり、各関節もきつめに設定されているためポーズ付けが非常に難しいモデルになっています。
※一度ポーズを決めて展示しておく分には問題ないです
いっそどちらか固定で組んで、接着してしまうのがオススメかもしれません。
その他の注意点としては一部アンダーゲートが採用されている部分があるため通常RGより組み立て時間はかかると思われます。
ABS樹脂が使われている部分もあるので、塗装派モデラーさんはご注意を!
肩関節はかなりキツイので破損にも気をつけてね(>ω<)
総評としてはあまり動かさないよというモデラーさんなら問題ありませんが、触って色々なポーズを付けたいモデラーさんは各部調整をするか固定化がオススメ、といった感じです。
結構クセの強いRGに仕上がっていますが、見た目自体はため息がでるほどかっこいいですぞ。
以上、「RG フルアーマーユニコーンガンダム」のガンプラレビューでした!