今回は「RG RX-78GP01Fb ガンダム試作1号機フルバーニアン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、コウ・ウラキが搭乗するガンダムGP01FbフルバーニアンのRG版をご紹介。
2013年発売。
1/144スケールながらコア・ブロック・システムが採用されているほか、コア・ファイターIIFbの出来も秀逸に仕上がっています。
という事で、RGガンダムGP01Fbフルバーニアンをレビューしていきたいと思います!
RG ガンダム試作1号機フルバーニアン
フルバーニアンのRG版。
RGガンダムGP01ゼフィランサスと共通パーツは多いものの、外装やコア・ファターII-Fb(ユニバーサル・ブースト・ポッド含む)がフルバーニアン特有の形になっているのが特徴です。
アドヴァンスドMSジョイントは、ゼフィランサスと同様に5が採用されています。
リアリスティックデカールがこちら。
初期RGナンバーよりも量は少ないので、全部貼るのにそこまで時間がかかりませんでした。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル(+ジュッテのエフェクトパーツ)」「ビーム・サーベル×2」「専用シールド」「手首パーツ×6」「ランディングギア」「1/144コウ・ウラキ」「余剰パーツ」
手首パーツは右の「銃持ち手」、左の「シールド持ち手」、左右の「握り手」「可動ハンド」の計6つが同梱します。
1/144コウ・ウラキを超アップで。
ジャケット姿のコウが付属し、RGゼフィランサスに同梱するものとは別タイプになっているのが特徴です。
コア・ファイターIIFbがこちら。
RGらしく細かく色分けされており、モールドが細かくこちらに貼るリアリスティックデカールも付属します。
キャノピーは無色のクリアパーツが使われていて、開閉します。
ユニバーサル・ブースト・ポッド(画像左)とバックパック(画像右)をアップで。
ご覧のように、1/144としては過剰なディテールで再現されています。
ランディングギアは着脱可能です。
ガンダム内部に組み込む場合は外して、
各部折りたたんで内部に組み込みます。
ガシャコン!連結完了。
カッチリとホールドされるわけではないので、やり方によっては少し浮いてしまう感じです。
そして完成したRGガンダムGP01Fbフルバーニアンがこちら。
内部のアドヴァンスドMSジョイントや一部外装・武装はゼフィランサスと共通ですが、特徴的な胸部・脚部や背部ユニバーサル・ブースト・ポッドがフルバーニアンの特徴です。
2013年製のRGという事で超絶可動するわけではなく、多少パーツのポロリもありますが、それを補って余りある見た目特化なRGに仕上がっています。
それでは細かく見ていきます!
手足の可動範囲は広く、大きく広がります。
手足の関節は90度以上大きく曲がりますが、コア・ブロック・システムを搭載しているため上半身の前後・左右可動はちょい苦手です。
腰は多少撚れますが、今のガンプラ目線でみるとそこまで動かずといった感じ。
頭部をアップで。
アンテナはデフォルトで尖っており、60mmバルカン砲は内部からパーツが露出する形で色分けされています。
横、後ろから。ホワイト部分の外装は2色使われており、立体感があり情報量の多い見た目を実現しています。
アンテナは可動しますが、かなり細いパーツになっています。破損にはご注意を。
フェイスマスクのヘの字スリットは開口されています。
アップで見ても出来がいいっす……(*_*;)
胸部のインテーク部分は下部(脇の下)にあるパーツをスライドさせる事により、リバース・スラスターを露出した状態が再現できます。(表面のカバーパーツを外して再現)
ガンダムにドッキングさせた状態でも、コクピットハッチが開閉します。
中にあるコア・ファイターIIFbのキャノピー部分が露出します。
ショルダーアーマーをアップで。サブアーマーは可動し、外側に動かすことで肩部先端のショルダーバーニアポッドを展開させる事ができます。
リアリスティックデカールのマークもかっこいいっす……(*´ェ`*)
腕部をアップで。
上から。肩は前方向へ大きく動きます。
ユニバーサル・ブースト・ポッドも柔軟に可動します。
ユニバーサル・ブースト・ポッドをアップで。
左右だけではなく、上下にも動きます。
先端のパーツも地味に可動します。
腰部はフロント・サイドアーマーだけではなく、リアアーマーも動きます。
股下にスタンド穴は空いていませんが、アクションベースに対応するジョイントパーツを取り付ける事ができます。
脚部をアップで。フルバーニアンの特徴部分ですね。
足裏はもちろん肉抜きがなく、色分け良好でモールドもびっしりと刻まれています。
動かしていると、ニーアーマーがポロリする事はありました。
ふくらはぎのカバーは広げる事ができ、バーニアが顔を出します。
「コウ・ウラキ、試作1号機フルバーニアン出撃します!」
ガンダムGP01Fbフルバーニアン、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルはゼフィランサスと同形状です。
バレルの下部にジュッテのエフェクトパーツを取り付ける事ができます。
ライフル持ち手は右のみ付属します。
ジュッテで攻撃!
ビーム・ライフルで撃ちまくるフルバーニアン!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。(照準も可動。指可動タイプのハンドパーツを使って添える感じで再現)
「乗りこなしてみせるさ、どんな機体だって!」
シールドは伸縮します。このあたりはRGゼフィランサスと同じです。
グリップは取り付け角度を変えることにより、2種類の状態が再現できます。
シールド裏には予備のEパックを2つ装備。
弱点として、前腕部との接続強度が弱くポロリしやすいです。
↑の「グリップを掴んだ状態の専用ハンド」が付属するので、こちらで持たせればポロリしなくなります。
背部のビーム・サーベルはダミーで、持たせる場合は
専用のサーベルを使います。
可動タイプの手首パーツを使って持たせるため、ガッチリと持たせることができません。
このあたりはちょい昔のRGでよくある弱点といったところ。
「しぃぃぃずめぇぇぇ!!!」
サーベルで攻撃!腰を撚る動作は苦手です。
二刀流で。
ケリィのヴァル・ヴァロと交戦!
ここから、HGUC版のフルバーニアンと比較していきます。
HGUCガンダムGP01Fbフルバーニアンと比較。
HG版は2000年発売、RG版は2013年発売という事で、発売年に13年の開きがあるガンプラになります。
頭部を比較。
上半身を比較。
脚部を比較。
ユニバーサル・ブースト・ポッドを比較。
コア・ファイターIIFbを比較。
MG版(右)も混ぜ、フルバーニアンのガンプラバリエーションでパシャリ。
HGUCガンダムGP02Aサイサリス(塗装済)、HGUCガンダムGP03Sステイメンと比較。
0083系でRG化されているのは、ゼフィランサスと本キットのみです。
コウ・ウラキのフィギュアとディスプレイ。
RGガンダム試作1号機ゼフィランサス(左)と比較。
アドヴァンスドMSジョイント5や一部外装・武装など共通点が多いですが、コア・ファイターIIの種類や胸部・肩部・脚部などが変化しているのが特徴です。
「フルバーニアン、ミッションクリア。帰還します」
RG ガンダム試作1号機フルバーニアンの感想
ということでRG ガンダム試作1号機フルバーニアンのご紹介でした。
RGガンダムGP01ゼフィランサスと同クオリティで立体化されており、見た目特化なRGに仕上がっています。
動かしていると上半身やニーアーマー、シールドがポロリする事は多々あるので、パーツの紛失にはご注意を。
胸部リバース・スラスターや肩部ショルダーバーニアポッドの展開ギミックなど、めちゃめちゃ細かなところも作り込まれているのが長所だと思います。
2013年製のRGという事でガチャガチャ触って遊ぶタイプのガンプラではありませんが、一度ポーズを決めて飾っておくとため息がでる程かっこいいです(*_*)
1/144スケールのフルバーニアンとしては決定版で間違いないと思うので、0083・フルバーニアンファンにはマストアイテムで間違いないと思いますぞ。
以上、「RG ガンダム試作1号機フルバーニアン」のガンプラレビューでした!