今回は「RGガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ハナ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女に登場し、ラス・ウィンスレットが搭乗するゴールドフレームの天ハナをご紹介。
2019年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
ボディカラーがトーンの異なる成形色で再現されており、光沢感のあるグロスインジェクション処理によりきらびやかな純白の機体が再現されています。
天ハナ専用の、新規リアリスティックデカールも付属。
トリケロス改、マガノイクタチ、マガノシラホコなど豊富な武装も付属します。
ということで、RGガンダムアストレイゴールドフレーム天ハナをレビューしていきたいと思います！
RG 1/144 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ハナ
ガンプラ的には一般で発売されている「RG 1/144 ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ」の完全な色変えキットですが、新たに専用の新規リアリスティックデカールが付属するのが特徴となります。
組み立て書は白黒ではなく、表面のみカラーのものが付属。
ただ、天ハナの機体解説などは省略されています。
こちらが本キット最大の売りといっていい、新規のリアリスティックデカール。
今回は天ミナとの違いを強調するため、全貼りしてみました。
余剰パーツでロンド・ミナ・サハクのフィギュアが付属しますが、「ラス・ウィンスレット」「風花・アジャー」のフィギュアは付属しません。
そして完成したRG 1/144 ガンダムアストレイゴールドフレーム天ハナがこちら。
ということで、今回はシンプルなカラーバリエーションキットとなります。
とはいえ、白い装甲部は「光沢感のあるグロスインジェクション」と「通常のホワイト」２色のコントラストで再現されているのが売りといったところ。
大元のフレームには2015年製のRGレッドフレームのアドヴァンスドMSジョイントが使われているため、今のガンプラ目線で見てしまうと古さは感じると思います。（自立が少し苦手）
アドヴァンスドMSジョイントはABSなので、塗装による破損にもご注意を。
それでは各部細かく見ていきます！
頭部をアップで。RGらしくパーツ分割による色分けが超優秀で、アップで見てもディテールが細かいです。
上、後ろから。イーゲルシュテルン（頭頂部左右の機関砲）まで細かく色分けされているのがイイ感じです。
超アップで。ツインアイにはクリアパーツの上にリアリスティックデカールを貼るのですが、↑をご覧のように少し剥がれやすい印象です。
※ベースキットの天ミナを見たら、こちらも経年で半分剥がれかかってました
それとここも注意点なのですが、ヘの字スリットの入ったマスク部分のパーツが少し外れやすいようで、撮影するために動かしていたらいつのまにかなくなっていてヒヤリとしました。
パーツがかなり小さいので、紛失にはご注意を！(>ω<)（接着推奨）
胴体をアップで。
リアリスティックデカールの綺羅びやかな模様が、超かっこいいです……(*ﾉｪﾉ)
肩部にも独特な模様のリアリスティックデカールを貼ります。
ただツインアイと同様に、角ばっている面は剥がれやすくなっている模様。
キレイに仕上げたい場合は、何らかの方法で接着性を強めた方がいいかもしれません。
左右で腕の形状が違うのも、ゴールドフレーム天系の特徴の一つです。
腰部。底面に↑枠のジョイントパーツをはめこめば、アクションベースと3mm軸のスタンドに対応します。
脚部。RGらしく、こちらも色分けが超細かいです。
リアリスティックデカール部もかっこいいですね。
接地性は標準程度。もちろん、足裏に肉抜きはありません。
カカト側のパーツはしっかりはめこまないとポロリしやすいので、奥までしっかりはまっているか要確認ポイントです。
ミラージュコロイドを利用した特殊兵器、マガノイクタチの色分けも超優秀です。
成形色には「通常ホワイト」と「グロスインジェクション」の２種類が使われているので、細やかなコントラストを感じる部分。
マガノイクタチは展開できます。
こちらのリアリスティックデカールもいい感じ。
各部展開できます。
このあたり、内部のフレームが見えるのもかっこいいですね。
このように、前方に展開可能です。
マガノイクタチに付属している実体槍、マガノマラホコは射出状態が再現できます。
間にリード線を噛ませて再現するのですが、ウネウネ曲がった形状で固定できます。
マガノマラホコで攻撃！
かっこいい……。
両腰部には、トツカノツルギをマウントできます。
トツカノツルギを装備！
攻撃！
ハンドパーツ内の凹凸と合わせるようにして持たせるため、ガッチリと保持できます。
ただ結構細めのパーツになっているので、着脱の際に破損しないようご注意を。（破損させまくりモデラーなのでわかる……ここは壊れやすいと！(*_*)）
ブリッツガンダムの武装を改良した、複合兵装の攻盾システム「トリケロス改」がこちら。
こちらも安定して持たせることができますが、やはり角に貼ったリアリスティックデカールは経年で剥がれてくる模様ｗ
超アップで。モールドも超細かいです。
内部にはランサーダートが３本仕込まれていて、それぞれ別パーツになっています。
トリケロス改で攻撃！
左腕には、鉤爪状の武装「ツムハノタチ」を装備。
このように展開することができます。
ツメは３つとも別パーツになっているコダワリっぷり。
ツムハノタチで攻撃！
さらに、オオツノカガミまで付属します。
HGの天ミナには付属しないので、RG版の特徴部分です。
アップで。めっちゃモールドが細かい……(*_*;)
先端部を開き、ビームシールドのエフェクトパーツを取り付けることができます。
ビシュゥン……。
このような、ビームソードのエフェクトパーツも付属します。
先端へ伸ばすことができるうえ、
取り外してリード線を繋ぎ、ミニ台座に飾ることができます。
※ミニ台座も同梱します
射出状態を再現！
やば、すごいいい感じだわ……。
ベースキットの、RG 1/144 ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナと比較。
違いは、成形色とリアリスティックデカールのみです。今回ハショった可動域については、↓のレビューでどうぞ。
RG 1/144 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ハナの感想
ということでRGアストレイ ゴールドフレーム天ハナのご紹介でした。
骨格フレームにアドヴァンスドMSジョイントを使った古めのRG準拠なので、ポロリしやすいのと動かしにくい弱点はアリ。
今のガンプラ目線で見ると最新RG感はしないのですが、とにかく見た目特化なガンプラに仕上がっている印象です。
豊富な武装も付属しギミックも多いうえ、何と言っても新規のリアリスティックデカールの存在がデカいプレバン品といったところ。
前述したように、「経年でシールが剥がれてくるかも問題」があるので、その点だけはご注意を！
以上、「RG 1/144 アストレイ ゴールドフレーム天ハナ」のガンプラレビューでした！
