今回は「RGゼータガンダム3号機」のガンプラレビューです。
ガンダム新体験-0087 グリーンダイバーズとGUNDAM EVOLVEL../Ωに登場、コードネーム「ホワイト・ユニコーン」が搭乗するゼータガンダム3号機のRGをご紹介。
2013年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
一般販売されているRGゼータガンダムをベースに、ホワイトとパープルを主体とした成形色に変更され3号機専用のマーキングシールが付属します。
という事で、RGゼータガンダム3号機をレビューしていきたいと思います!
RG ゼータガンダム3号機
2016年に、初回生産の完全限定版として発売されたRGゼータガンダム3号機さん。
Zガンダムの仕様変更機で、白を基調とした機体色と各部に「A」のマーキングがデザインされています。
パイロットのコードネーム「ホワイト・ユニコーン」は声がアムロ・レイという、映像ファン・ガンプラファンともに鮮明な記憶に残る幻のMSになっているよ……(*´ェ`*)
ガンプラ的には、一般発売されているRGゼータガンダムの色替えキットに3号機専用のマーキングシールが追加で付属する内容です。
こちらが本キットの売りである、専用のマーキングシール。
HGなどに同梱する事も多い、テトロン素材のシールで再現されています。
ちなみに、通常のRGゼータガンダムに同梱するリアリスティックデカールも付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル(ライフル用ビーム刃×2)」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「グレネード・ランチャーの予備弾倉×2」「ウェイブライダー形態用ランディングギア」「1/144カミーユ・ビダン」「アクションベース2用ジョイントパーツ」「手首パーツ×6」
内容的には、RGゼータガンダムと同じ(色替え)です。
1/144フィギュアはホワイト・ユニコーン(アムロ?)ではなく、カミーユ・ビダンのままでした。
という事で、今回新規造形パーツは同梱しません。「成形色の変更」「3号機のマーキングシール」の2点が売りの限定品といったところです。
そして完成したRGゼータガンダム3号機がこちら。
ホワイトとパープルを主体としたカラーリングでまとめられており、RGらしい細かな配色で再現されているのが特徴です。
ベースキットは、2012年に発売されたRG第10弾のものが使われています。
今の時代初期RGナンバーと言えると思うので、フレームにアドヴァンスドMSジョイントを使いつつポロリ率高めの品質になっています。
接地性はそこまで良くありませんが、自立は安定します。
それでは各部細かく見ていきます!
頭部をアップで。アンテナはデフォルトで尖っており、アップで見てもディテール・色分け共に細かいです。
ホワイトとライトグレーのパーツが使われており、濃淡のあるリアルグレードらしい配色で再現されています。
ここからは、3号機の特徴的なマーキング部分をアップで見ていきます。
胸部や左肩の「A」マークが冴え渡ります。
フライング・アーマーは、「ZIII」「KARABA」のマーキングになっています。
マーキングシールを貼ってみた感想ですが、本体に馴染むためシール感は以外と目立ちませんでした。
腰部中央には、「ZIII」のマーク。
右足はアナハイム・エレクトロニクスとカラバのマーク、
左足はZIII文字になっています。
……ちょっとした事なのに、めちゃめちゃかっこよく感じてしまうぞ……(*ノェノ)
「出会いとは、いつもこうありたいものだね」
Zガンダム3号機、ホワイト・ユニコーン出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルは先端が伸縮。
ライフル持ち手は、右手分のみ付属します。
ビーム・ライフルで攻撃!
RGのゼータガンダムは腰を撚る動作が得意なので、ポーズが決まります。
ライフルの銃口には、ビーム刃を取り付ける事ができます。
ここのビーム刃は、ビーム・サーベルに使うものとは別の「短めのものが2本」付属します。
ビーム・ライフルは、腕側面にマウントする事ができます。
シールドは、広範囲にマーキングシールを貼ります。
テトロンシールなので、キレイに貼るための位置合わせが少し難しかったです。
シールド先端のグレネード・ランチャーは、着脱可能です。
グレネード・ランチャーで攻撃!
グレネード・ランチャーを外せば、シールドを縮める事ができます。
腰部サイドアーマーはサーベルラックになっており、ビーム・サーベルを取り出す事ができます。
ゼータガンダム3号機、ビーム・サーベルを抜刀!
サーベルを持たせる際は「指可動タイプのハンドパーツ」を使います。
↑枠の穴とサーベル柄の凹凸を合わせるようにして持たせますが、保持力は弱いです。
このあたりはベースキットの弱点を引き継いでいます。
アクション!
二刀流でパシャリ。
ポロリ率は高いですが、見た目に特化したRGという感じです。
ライフル+サーベルで。
前腕部先端のハッチを開けば、2連装グレネード・ランチャー発射状態が再現できます。
↑枠の予備弾倉は両腕分付属し、シールドを取り付けるラッチに取り付ける事ができます。
2連装グレネード・ランチャーで攻撃!
RG版の特徴として、ウェイブライダー形態に完全変形します。
横から。
後ろ斜めから。
↑のジョイントパーツを噛ませる事により、アクションベース2に対応します。(MS形態にも対応)
底面のカバーパーツを外し、↑枠のランディングギアを取り付ければ
接地状態で展示する事もできます。
このあたりのギミックは、通常のRGゼータガンダムと同じです。
突撃!
ベースキットのRGゼータガンダムと比較。
アップで比較。違いは前述した通り、「成形色」「3号機特有のマーキングシールの有無」の2点です。
配色の関係で、ゼータガンダムの余剰パーツが結構出ます。
可動域などは↓のレビューで詳しく解説してありますので、こちらの記事もあわせてどうぞ。

HGUCゼータガンダム3号機初期検証型(左)と比較。
初期検証型はガンダムベース限定で発売されていますが、稀にホビーオンラインショップでも購入可能な時期もありました。
アップで比較。マーク自体もですが、パープルの色合いも変化しています。
初期検証型の方が新しいガンプラなので、ベースキットのクオリティとしては初期検証型の方がオススメです。(台座も付属)
こちらもメチャメチャかっこいいので、↓のレビューもあわせてどうぞ。

RG ゼータガンダム3号機の感想
ということでRGゼータガンダム3号機のご紹介でした。
ベースキットの弱点を引き継いでおり、動かしていると胸部の一部パーツがポロリしたりサーベルをまともに保持できないのが弱点となります。
ただ多色成形による装甲やモールド量の多さ、そして今回は3号機特有のマーキングシールが付属するため満足度の高いガンプラに仕上がっています。
水転写デカールではないので賛否が分かれそうですが、パチ組みでサクッと組みたい方にはテトロンシールの方が嬉しいと思うのでこのあたりは「好みによる」といったところ。
限定版という事で中古で入手する必要はありますが(再販はされるのかな?)、Zガンダム3号機ファンにはオススメなガンプラに仕上がっていると思いますぞ。
初期検証型でいい場合は、HGUCの方もかなりオススメです(*_*)
以上、「RG ゼータガンダム3号機」のガンプラレビューでした!