今回は「RG量産型ズゴック」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場する、量産型ズゴックのRG版をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
一般販売されているRGシャア専用ズゴックと同じアドヴァンスドMSジョイント８を使いつつ、「成形色」「シール」「パイロットフィギュア」が変更されています。
という事で、RG量産型ズゴックをHGUC版との比較画像なども含めてレビューしていきたいと思います！
RG 1/144 量産型ズゴック
量産型ズゴックのRG版。プレミアム・バンダイ限定での販売となります。
シャア専用ズゴックのRG版は一般販売されているので、買い逃したモデラーさんはシャア専用ズゴックをフル塗装しても量産型が再現できるぞ！
……ただ、変わっている部分もあるのでそのあたりスッキリさせつつレビューしていきたいと思いますね。
変更点その１は、↑画像右のマーキングシールが追加で付属する点。
リアリスティックデカールは、シャア専用と同じものが付属します。
変更点その２は、1/144のパイロットフィギュアがジオン一般兵に変更されている点。
1/144シャア・アズナブルは、余剰パーツとしても付属しません。
変更点その３は外装が薄いブルーに変更されている点で、以上がRGシャア専用ズゴックとの違いになります。
アドヴァンスドMSジョイントは、ズゴック専用に作られた「８」が付属します。
ABS樹脂でできているので、塗装には適していません。
そして完成したRG量産型ズゴックがこちら。
基本的な作りはシャア専用ズゴックと同じなので、成形色が変化しているのが最大のセールスポイントと言えるでしょう(*_*)
このズゴックなのにメカメカしい出で立ちよ……。
ベースキットは2014年に発売されたRG No.16ベースという事で「そこまで古くはない」のですが、今のガンプラ目線で見ると初期RGに分類してもいいかな、といったクオリティです。（動かしているとポロリ有り）
見た目特化な1/144スケールといったところ。
後ろ側も手抜きを感じない、ハイディテールな見た目で造形されていますね。
まずは一般販売されている、RGシャア専用ズゴックと比較。
前述したように、違いは「成形色」「シール数」「パイロットフィギュア」の３点のみです。
可動域は広く、手足は真横まで広がります。
手足の関節は90度ほど曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
顔周りをアップで。モノアイまわりは、無色のクリアパーツのモノアイカバーで構成されています。
センサーアレイドーム（頭頂部のパーツ）は開口されています。
240mmミサイルが６基搭載されており、内側から露出する形で色分けされています。
頭部カバーを外せば、モノアイを動かす事ができます。
モノアイ自体もクリアパーツでできており、クオリティが高いです。
ギロリ。頭頂部のパーツは簡単に着脱できるので、気軽にモノアイを動かす事ができます。
胸部周りをアップで。シールは量産型専用のものを貼っています。
ウォーターインテーク（丸い部分）のスリット形状が細かく、
エアインテークに至っては、覗き込むと網目状のモールドがチラリと見える作り。
RGらしい、めちゃめちゃ細かなコダワリ部分ですね。
コクピットハッチは開閉します。
中に乗せるパイロットフィギュアは付属しません。
バックパックは、左右に角度を変える事ができます。
アップで。このあたりも造形が細かいですね。
腕をアップで。今回のアドヴァンスドMSジョイントの弱点でもあるのですが、腕を上げていると重力で少し下がってきてしまいます。
アイアンネイル（爪部分）、メガ粒子砲（中央の砲口）をアップで。
ツメを広げたり、閉じたりする事ができます。
腕は蛇腹状になっていて、細かく曲がります。
前腕部単体でも曲げる事ができるので、ポーズ幅が広いです。
ちなみに、４本ツメ状態も再現できます。
組み換えが必要になりますが、カンタンに切り替えできました。
４本ツメバージョンでポージング。
腰回りをアップで。
RGオリジナルギミックで、パンツ部分のフロントアーマーが開くようになっています。
また、足付け根の穴が上下にスイング可動します。
下から。フロントアーマーは、裏側も色分けされていてモールドも細かいです。
↑枠のジョイントパーツを使う事により、アクションベースの四角タイプ・および3mm軸タイプのスタンドに対応します。
ジョイントパーツは股下のバーニアスラスターあたりに引っ掛けるのですが、接続強度が弱いので落下する事が多々ありましたｗ
脚部をアップで。このあたりの色分けとディテールも凄まじいですね(*_*;)
蛇腹状のパーツをアップで。モールドも細かいうえ、ヒザ裏の装甲も別パーツで色分けされていたりします。
↑枠のつま先パーツですが、動かしているとポロリが凄まじいです。個体差の可能性もありますが、紛失にはご注意を！(>ω<;)
足裏には、別パーツでスクリューが造形されています。
もちろん、肉抜きはありません。
量産型ズゴック、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
アイアンネイルで攻撃！
メガ粒子砲を放つズゴック！
いい感じ……。
ガシュンガシュン……。
HGUCズゴックと比較。
HG版は1999年発売で、シャア専用／量産型ともに一般販売されています。（しかもメチャ安）
当時のレトロなアニメ版を再現したいモデラーさんには、HG版もオススメだよ……(*´ｪ`*)
ジオン水泳部の面々でディスプレイ。
※左から「HGUCアッガイ」「HGUCゾック」「HGUCゴッグ」
ほとんど同じですが、RGシャア専用ズゴックのレビューは↓でどうぞ。
ちなみに、↑のアクションベース2 クリアブルーは本キット（ジオン水泳部系）にドンピシャなスタンドになっているので、あわせ買いがオススメだよ……。
ギロリ……！男前なズゴックさんのアップで〆。
RG 1/144 量産型ズゴックの感想
ということでRG量産型ズゴックのご紹介でした。
前述の通り、RGシャア専用ズゴックとの違いは「成形色」「シール数」「パイロットフィギュア」の３点のみなので、塗装派モデラーさんは一般販売されているシャア専用をフル塗装した方が安上がりかもしれません。
その他補足情報としては、動かしていると一部の装甲がポロリする事が多々ありました。特につま先グレーのパーツはポロリ率が凄まじかったので、紛失にはくれぐれも注意してね！(>ω<)
今回の売りとしては、成形色が深みのある良い色合いで再現されているというのもあり、気軽にパチ組みでキレイな量産型が再現できる点だと思います。
プレバンでの再販タイミングが合えば、何かとのついで買いでゲットするのがオススメかもしれません。
以上、「RG 量産型ズゴック」のガンプラレビューでした！
