今回は「SDEXユニコーンガンダム(デストロイモード)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場するユニコーンガンダム(デストロイモード)の、EXスタンダード版をご紹介。
2016年発売。
他のSDEXシリーズと同様に、HGシリーズとの共通径が武器とパーツに採用されていてガンプラオリジナルギミックを搭載しています。
という事で、SDEXユニコーンガンダム(デストロイモード)をレビューしていきたいと思います!
EXスタンダード ユニコーンガンダム(デストロイモード)
EXスタンダードのナンバー005、ユニコーンガンダム(デストロイモード)さん。
BB戦士版(No.360)と違い、ユニコーンモードへの切り替えギミックが搭載されていないかわりにお値段安めなガンプラに仕上がっています。
ホイルシールの量は多く、ツインアイやアンテナをはじめ細かな「ホワイト」「レッド(サイコフレーム部)」の色を補うものが中心です。
そして完成したSDEXユニコーンガンダム(デストロイモード)がこちら。
現段階ではSDEXフルコーンは発売されていないので、SDEXシリーズでは唯一のユニコーン1号機の立体物となります。(バンシィ・ノルンは発売済)
BB戦士版やSDCS版との比較は後述しますが、パッと見でスタイリッシュなSD体型になっているのが見て取れますね。
昨今の「SDガンダムワールドヒーローズ」「三国創傑伝」あたりと同じような頭身バランスで立体化されています。
それでは各部細かく見ていきます!
頭部をアップで。ツインアイやトサカのグリーンと、アンテナのゴールド部分はホイルシールで色を補います。
アンテナをアップで。一見ユニコーンモードに切り替えできそうな分割ラインがありますが、これはオリジナルギミックで使用するための構造だったりします。
アンテナのシール下にはモールド有りです。
顔を超アップで。顔のサイコフレームはクリアレッドのパーツがふんだんに使われていますが、隈取りはシールです。
胴体をアップで。胸部のサイコフレームはクリアレッドのパーツになっていますが、それ以外の赤い部分はシールを多用します。
腰のグレー部分もシールなので、気になるモデラーさんは部分塗装推奨といったところ。手首パーツをはじめ、全体的にグレー色が足りません。
腕部。二の腕や手首パーツの一部には肉抜きがあります。
ヒジ関節にはポリキャップが使われており、腕を曲げる事ができます。
バックパックのビーム・サーベルは固定されていて、着脱不可です。
バックパックまわりは、シンプルなブルー1色1パーツ構造になっています。
後ろから見た場合、手足の肉抜きが結構目立ちます。
低価格キットの宿命といったところかな?
足裏も然り、です。股下にはスタンド用の3mm穴が空いています。
「頼むぞユニコーン…!」
ユニコーンガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・マグナムは、シンプルなブルー1色1パーツ構造です。
フォアグリップの可動ギミックなどは搭載されていません。
シールドはホワイト1色で、細かなところは全てシールを使います。
シールドで防御!基部でロール回転します。
「あんただけは、落とす!」
ビーム・マグナムをぶっ放すバナージ!
ヒザ関節こそ曲がらないものの、足首パーツ(スリッパ部分)が折り畳めるためポーズ幅は結構広いです。
アクション!
手持ち武器は、ビーム・マグナムとシールドしか同梱せず。
ビーム・サーベルが同梱せず、ビーム・トンファーの再現などもできないため非常にシンプルな内容になっています。
それでは恒例、EXスタンダードシリーズのオリジナルギミックを見ていきます!
まずは武器とアンテナ、ランドセルを外して
ビーム・マグナムの下部にアンテナを取り付ければ、オリジナル武器Aの完成です。
1/144スケールの「HG」「EG」などに持たせる事ができるぞ!
そして、上部にバックパックとシールドを取り付ければオリジナル武器Bになります。
ジャキッ……。
こういう変わったギミックが搭載されているのが、SDEXシリーズの面白いところだよね……(*´ェ`*)
※EG RX-78-2ガンダムを使用
「バナージ君!聞こえているならやめろ!」
フル・フロンタルのシナンジュと交戦!※SDEXシナンジュ
EXスタンダード シナンジュと全身を比較。
レジェンドBB 騎士ユニコーンガンダムと比較。
レジェンドBBの騎士ユニコーンガンダムは、本キットをはじめBB戦士版などとも共通パーツはなく新規造形で立体化されています。
SDガンダム三国創傑伝に登場する「劉備ユニコーンガンダム(中央)」「龍賢劉備ユニコーンガンダム(右)」と比較。
RGユニコーンガンダムと比較。
最後に、気になる方も多いと思うBB戦士版(左)SDCS版(右/SDフレーム時)と比較してみます。
パッと見でプロポーションが異なっているのが見て取れます。
アップで比較。今回のSDEX版は新し目なSDキットではありますが、色分けとギミック数的にはBB戦士/SDCSに負けています。
長所は値段が安い点と、他とは違う細身のスタイリッシュスタイルで立体化されている点だと思うぞ!
あなたはどのユニコーンがお好みかな……?
EXスタンダード ユニコーンガンダム(デストロイモード)の感想
ということでSDEXユニコーンガンダム(デストロイモード)のご紹介でした。
前述の通り、手持ち武器はビーム・マグナムとシールドのみで非常にシンプルな内容になっています。
色分けもBB戦士版やクロスシルエット版より劣っていますが、可動面に問題はなくオリジナルギミックを搭載。何より、メチャ安なのが長所で間違いないでしょう。
プロポーションは優れているので、全肉抜き箇所をパテ埋めし、フル塗装すればかなり化けると思います。
BB戦士フルコーンとニコイチし、EXスタンダード版フルコーンを再現してみるのも面白いと思うよ!
以上、「SDEX ユニコーンガンダム(デストロイモード)」のガンプラレビューでした!