今回は「HGガンダムベース限定 シャア専用ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューです。

ガンダムベース限定の、リアルタイプカラーのHGシャアザクをご紹介。
2022年発売、ガンダムベース限定になります。
成形色が「川口名人完全監修のオリジナルカラー」で再現されており、限定品オリジナルの水転写デカールが付属します。
ボックスは、リアルタイプカラーを彷彿とさせるオリジナルイラスト風パッケージで再現。
ということで、21st CENTURY REAL TYPE Ver.のHGシャアザクをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ガンダムベース限定 シャア専用ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)

リアルタイプカラーを彷彿とさせる、オリジナルのイラスト風パッケージがこちら。レトロ感ただよう渋いボックスになっているよ……(*´ェ`*)
内容的には2020年に発売された「HGUC No.234 シャア専用ザクII」のリデコキットとなり、川口名人監修の成形色に変更され水転写デカールを足した内容になっているのが特徴です。
価格は2,420円(税込 10%)です。

ということで、今回の主役である水転写デカールがこちら。
ホイルシールに変わりはなく、モノアイ部のみ付属します。

そして完成したHG 1/144 ガンダムベース限定 シャア専用ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)がこちら。

まずは違いから見ていき、スッキリさせていきましょう。
↑画像の左が一般で発売されている「HGUC 234 シャア専用ザクII」。右が今回のリアルタイプカラーとなります。

後ろ姿を比較。ご覧のとおり、今回の限定品は装甲色の赤みが増したほか、関節フレームのランナーがシルバーになっているのが特徴です。
※今回はシールドに水転写デカールを貼った状態

ということで新規造形もなく、今回はカラーバリエーションキット(+水転写デカール)といった内容です。
とはいえ最近はHGUCもタイミングによっては入手し辛いので、買い逃がしている方には価値がある商品になっている側面もあると思います。

それでは各部アップで見ていきます!

頭部をアップで。モノアイに凸モールドはなく、平たい面にシールを貼るシンプルな構造です。

底面のツマミを動かせば、モノアイが左右に可動します。

胴体と腰部をアップで。
動きづらそうなデザインのザクですが、さすが2020年のリニューアル版なだけあり腰はかなり回転します。

左肩のショルダースパイクアーマーに、合わせ目はありません。

胴体の側面は引き出すことができ、細やかな動きをつけることができます。

腕も面白く、前腕部が独立してロール回転します。
ザクって全体的に動かしづらいデザインをしていると思うのですが、こういった新構造の可動ギミックにより変態可動します(*_*)

L字シールドに、水転写デカールを貼ってみました。
ほかにも、腕に貼る白いラインやジオン軍のマークなども付属します。

股下にスタンド穴は空いておらず、↑枠のジョイントパーツを使い3mmスタンドに対応させます。

腰部のスカートは今までの「硬質素材(通常プラ)」と↑の「軟質素材」との選択式です。
塗装をしないモデラーさんは、軟質をチョイスしてみるのもアリだと思います。

↑軟質素材の場合、このようにグニャッとしたアニメ風の可動を再現できると思います。(ファースト原理主義者にはたまらない?)

脚部をアップで。全体的にモールド少なめの、アニメを意識したようなスッキリとしたデザインで再現されています。
今回フレーム部がシルバーになっているので、印象が変わりました。

今回、地味に左のヒザ部にデカールを貼ってみました。←中途半端なことする人

足を曲げた際に露出する関節フレームには、合わせ目があります。
足裏に肉抜きはありません。

ランドセルは、普通のザクIIとは別形状になっています。

ガンダムベース限定のシャアザク、出撃!

それでは武装をザザっと見ていきます!

ザク・マシンガンから。人差し指をつきだした銃持ち手が付属します。
ちなみに武装類は「HGUC MS-06RザクII」系(HGUC黒い三連星ザクなど高機動型ザクに同梱)のランナーが流用されています。

ザク・マシンガンで攻撃!
左手は、平手が付属します。

フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。

左の銃持ち手も付属するのですが、ランナー都合でシルバーではなく黒っぽい成形色になっています。

ドラムマガジンは2つ付属し、ザク・マシンガンに取り付けない方は腰部リアスカートにマウントすることができます。
ただこれは硬質パーツ限定で、先程の軟質パーツをチョイスした場合はマウント不可となります。

ザク・バズーカはグリップが可動し、違和感なく持たせることができます。

ザク・バズーカをぶっ放すシャアザク!

こちらもフォアグリップは可動式で、両手で構えることができます。

ヒザを着いて射撃。

ザク・バズーカは、腰部リアスカートにマウントすることができます。

ザク・マシンガン+ザク・マシンガンを持たせてパシャリ。

いい感じ……。

ヒート・ホークは、グレー1色1パーツ成形です。

アクション!

攻撃!

↑枠のジョイントパーツを噛ませることで、腰部側面にヒート・ホークをマウントすることができます。
※硬質パーツ限定

同じガンダムベース限定の、「HG 1/144 ガンダムベース限定 ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)」と比較。

違いは「成形色」「ランドセル形状」「水転写デカール」のほか、ザクIIの方にはツノ無しヘルムも同梱する点です。

HGUC234シャアザクベースの、色々なザクバリエーションでディスプレイ。


今回紹介しなかった可動域などは、↓一般発売のシャアザクレビューの方でどうぞ。


HG 1/144 ガンダムベース限定 シャア専用ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)の感想
ということでリアルタイプVer.のシャアザクのご紹介でした。
まとめると「成形色」が変化し、「水転写デカール」が付属するHGUC234のシャアザクとなります。
色に関しては、関節フレームがシルバー成形に変化しているのがデカい印象。あとは水転写デカールが最大の売りといったところでしょうか。
水転写デカールがいらない方には色以外うまみがないかもしれませんが、再販タイミングの関係で入手できない場合は、こちらの限定品をチョイスするといった買い方がベストかもしれません(*_*)
以上、「HG 1/144 ガンダムベース限定 シャア専用ザクII(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューでした!
















