今回は「RGウイングガンダムゼロ」のガンプラレビューです。

新機動戦記ガンダムWに登場し、ヒイロ・ユイが搭乗するTV版ウイングガンダムゼロのRG版をご紹介。
2025年発売。
完全新規造形で立体化されていて、ウイングバインダーには5軸の可動ポイントが搭載されているほか、内部ノズルの伸長・フィンの展開が同時に可動する連動ギミックといったRGならではのオリジナルギミックを搭載。
もちろん、ネオバード形態への変形も可能です。
ということで、RGウイングガンダムゼロをレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 ウイングガンダムゼロ

ウイングガンダムのRGは2014年に「RG 1/144 ウイングガンダムゼロEW」、2016年に「RG 1/144 ウイングガンダムEW」、2021年に「RG 1/144 ウイングガンダム」が発売されていますが、ついにTV版ゼロが2025年の発売となりました!(>ω<)
価格は4,620 円(税10%込)です。

リアリスティックデカールがこちら。

そして完成したRG 1/144 ウイングガンダムゼロがこちら。
2025年製のリアルグレードということで、骨格にアドバンスドMSジョイントは使われておらず、動かしていてもポロリしない高品質なガンプラに仕上がっているぞ!(>ω<)

各接続テンションは少しキツめに設計されていて、ウイングバインダーの重みで自立が苦手ということもなく、非常に堅実な作りをしています。
RGらしく細かな多色成形で作られているので、ストレート組みでもめちゃクオリティが高いです。

ただ、アンダーゲートがかなり使われているため、初心者モデラーさんはご注意を。別途デザインナイフは必須だと思います。

頭部をアップで。各所クリアグリーンのパーツが使われていて、頭部はデカールなしで組んでもOKな仕様。
……なんかよく見るとトサカがハマりきっていない気がしますが、気にしないでください……(*ノェノ;)

アンテナに安全フラッグはついていませんが、かなりシャープな造形をしているため、破損にはご注意を。

胸部周りには、クリアグリーンのパーツを使用。
コックピットハッチに加え、胸部のインテークカバーも開閉します。

胸部インテーク上部のカバーは開閉し、マシンキャノンを展開することができます。
引き出すことができるのが、RG版の特徴といえそうです。

マシンキャノンで攻撃!

肩アーマーは各所展開し、上部にはビームサーベルが格納されていて着脱可能です。
下部は展開することにより、バーニアが露出します。

腕部は、前腕部が独立してロール回転します。

腰部。股関節は、それぞれ独立して可動するスイング軸を2か所搭載しています。
ネオバード形態への変形ギミックでも使用する部分なのですが、腰を沈み込ませることでポーズ幅が広がります。

ヒザを曲げると、動きに合わせてニーアーマーと脛裏アーマーが連動して展開します。

足裏の色分けも優秀で、モールドが細かく接地性も優秀です。

ということで、可動域は全体的に広いです。
昔のRGのようにポロリするところもないので、動かしていて非常にストレスフリーです。

ウイングバインダーは5軸の可動ポイントが搭載されていて、細かく展開します。

バックパック下部と腰部後方のカバーを開けば、3mm軸用のスタンド穴が露出します。
腰部の穴は、主にネオバード形態の時に使用することになります。

こんな感じ。今回股下にスタンド穴は空いておらず、スタンド用のジョイントパーツも付属しませんが、スタンドによる展示は安定します。

ゼロ、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

シールドのノーズブロックは、延長可動します。
2門のウイングバルカンも、細かく色分け済み。
シールド自体は前腕部側面との凹凸接続で、ガッチリと保持できます。

ツインバスターライフルはもちろん、合体・分離ギミックを搭載。
RGオリジナルギミックとして、銃身が伸縮します。

武器持ち手にはロック機構が搭載されていて、ボール先端には↑枠の突起がついています。
押し込むことで、ツインバスターライフルを構えた際の保持力がアップします。

ツインバスターライフルで攻撃!

いい感じ……。

分離させてパシャリ。

ハンドパーツは一度外す必要はなく、そのまま持たせる仕様です。

決めポーズで。

ビームサーベルを抜刀!
ビーム刃は、クリアグリーンのものが2本付属します。

アクション!

左のみ、平手が付属します。

二刀流で。

それではネオバード形態に切り替えてみます。
頭部と下半身を前後逆にし、肩アーマーや腰部リアアーマーを動かします。

脚部のパーツを色々展開させ、

足首パーツを収納します。

こんな感じで、収納状態でもバーニアが露出する凝った作り。

ウイングバインダーを広げます。

ウイングバインダー内のバーニアは、ユニットの回転・内部ノズルの伸長・フィンの展開が同時に可動する連動ギミックを内蔵しています。
このあたり、RGらしい作りですね。

あとはシールドにツインバスターライフルを取り付け、上から被せれば……

ネオバード形態の完成です。

腰部リア側にあったスタンド穴を使って、展示します。


ここからは、HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロ(スミ入れ済)と比較してみます。
HG版は2014年発売で、今では懐かしいオールガンダムプロジェクトシリーズで立体化されました。

後ろを比較。

頭部、胴体を比較。
何気にHG版もかなり出来がよく、RGより肉付きが良いのが特徴だと思います。

肩部、腕部を比較。
昔HG版を触っていた時は気になりませんでしたが、今回引っ張り出してきて触っていると腕が抜けてしまうことがチラホラありました。(肩~二の腕が軸接続になっています)

腰部を比較。RG版では、色分けが細かくなっています。

脚部を比較。こちらも然り、ですね。

ウイングバインダーを比較。

ツインバスターライフルを比較。

シールドを比較。

ぶっちゃけHG版の出来もかなり良いので、より肉付きの良いゼロが欲しい場合はHG版もアリだと思います。
RG版はクオリティが高いですが、やはりRGなだけあり「ここどうやって組むんだ?」と少し悩むところはチラホラありました。


RG 1/144 ウイングガンダム、RG 1/144 ウイングガンダムEW、RG 1/144 ウイングガンダムゼロEWとディスプレイ。

ゼロEWが2014年、EW版が2016年、TV版ウイングが2021年に発売され、今回のTV版ゼロが2025年に発売されたことになります。
ゼロEWも人気があると思いますが、今では弱点とさえいえるアドバンスドMSジョイントを全身の骨格に使っているので、この中だと「TV版ウイング」「今回のゼロ」がオススメかもしれません。




RG 1/144 ウイングガンダムゼロの感想
ということでRGウイングガンダムゼロのご紹介でした。
とにかくポロリするところがない、現代風RGクオリティで立体化されているのが非常に好印象です!(>ω<)
ガチャガチャ動かしていても問題ないし、よく動くうえストレート組みでもこのクオリティ。
アンダーゲートのところが多いので、デザインナイフは必須かと思います。
RGでのウイングは出揃った感があるので、今度はHGACでのEW版とかに期待したいですね!
それと今回「iPhone17pro」を買ったので、はじめてスマホでの撮影画像にてレビューしてみました。8年前に買った一眼レフより画質良い(笑)ので、ちょっとこっちでの撮影を慣らしていこうと思います。(12からの買い替えなのでカメラ進化エグい(*ノェノ))
以上、「RG 1/144 ウイングガンダムゼロ」のガンプラレビューでした!



















