今回は「HGUC フェネクス(ナラティブVer.)ゴールドコーティング」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムNTに登場する、NT版フェネクスのゴールドコーティングをご紹介。
※こちら外装パーツに金メッキパーツが使われた方のレビューになります
2018年発売。
おそらく『通常版とゴールドコーティング版どちらを買おうか迷われている』モデラーさんが多いと思いますので、通常版との違い・比較画像を含めて見ていきたいと思います!
HGUC フェネクス(ナラティブVer.)ゴールドコーティング

通常版を組んでいたので、当初ゴールドコーティングバージョンは買う予定が無かったのですが。
映画が面白過ぎて帰り道に即買いして帰ってきました(*_*)
※劇場公開新作という事でネタバレ無しでいきます。ご安心ください

ホイルシールは通常版と同じものが付属します。
目のシールは「イエロー」「レッド」からの選択式です。

付属品一覧がこちら。
※「ビーム・マグナム」「シールド」「ハンドパーツ×3」「ビーム・マグナムの予備マガジン」「フェネクスのツノ(余剰パーツ)」
内容は、通常版のHGUCフェネクス デストロイモード(ナラティブVer.)と全く同じです。
ランナーの都合上、フェネクスのアンテナが1つ余剰パーツとして付属します。

外装パーツが全て金メッキ仕様になった事で、派手さ・荘厳さが一層際立つ見た目に。
完全ストレート組みでも↑写真のようなフェネクスが組めます。

ちなみにアンダーゲートを採用していないため、普通にゲート跡が出ます。
今回ゲート跡の写真をアップで撮りまくろうと思ったのですが、ぶっちゃけ光り過ぎてて目立たなかったため粗探しするのはやめましたw

写真ではライトアップをしているためかなり明るく見えますが、実物はもう少し落ち着いた高級感のある見た目になっていると思います。

頭部アップ。アンテナは新規造形ですが、基本的に2009年に発売されたHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)と同じです。

造形は同じですが、ゴールドコーティングになった事でここまで印象が変わるとは思いませんでした。

元々合わせ目が少ないガンプラなので、メッキ素体としては良いキットだと思います。

胴体。クリアブルーのサイコフレームとゴールドメッキが合わさり、とにかく派手な見た目。

映画見ると通常の3倍かっこよく見える……(涙
それでは各所をアップで何枚か。




フトモモはパーティングラインが多少目立ちます。


アームド・アーマーDEを2枚背負っているため重心が多少後ろに寄りますが、自立は可能です。

このキットの弱点は通常版同様に尾のようなスタビライザー部分です。(写真右)
各パーツの接続部がプラ接続のため、動かすとヘタレてきます。
また、メッキパーツだからなのかわかりませんが通常版に比べ破損しやすいです。
※実際接合部が2箇所折れかかりました

宇宙を舞うフェネクス(ナラティブVer.)。
もちろんスタンドに対応しています。


スタビライザーの弱点はあるものの、もうこの見た目だけでチャラですわ……(試される信仰心

アームド・アーマーDEは単体でもスタンドに展示可能です。
※スタンドは同梱しません

アームド・アーマーDEに尾がついただけですが、生物的なシルエットになり非常にかっこいいっす……。




アームド・アーマーDEで攻撃するフェネクス!

かっこいいっす……!(>ω<)


ビーム・マグナムも付属します。
HGUCユニコーンガンダム1号機デストロイモードに付属するマグナムと同じ造形で、センサーはホイルシールで補います。

Iフィールド発生装置が搭載されたシールドも付属。
このあたりも全く同じです。

ビーム・マグナムとシールドで。

ビーム・マグナムで攻撃するフェネクス!


可動域は最近のガンプラと比べると狭いですが、かっこいいポーズは決まります。


ビーム・サーベルの柄は4本付属します。
ただビーム・サーベルのエフェクトパーツは付属しないため、他キットから持ってくる必要アリです。

斬りかかるフェネクス!


ビーム・トンファーで攻撃!
青いビーム刃を持ってきたのですが、なかなか似合うぞ……(*_*)

通常版のHGUCユニコーンガンダム3号機フェネクス デストロイモード(ナラティブVer.)と比較。
通常版はご覧のようにゴールド風の成形色になっています。
塗装派モデラーさんは通常版一択だと思います。

どちらを買うかなかなか決められないモデラーさんもいると思うので、アップの比較画像いってみます。

基本的に、通常版はウェルドライン(まだら模様)がついた成形色になっています。
※色合いは変わりますが、ストフリの関節フレームパーツ的な成形色

先述した通り、ゴールドコーティングはアンダーゲートを採用していません。
ご覧のように1/144スケールだとゲート跡はあまり目立たないと思います。

通常版(←)は「広い面のパーツ」にあるウェルドラインが気になるかもしれません。
ゴールドコーティング(→)は一部パーティングラインが出るものの、広い面はしっかりメッキ加工されており綺麗な成形色になっています。

あなたはどちらのフェネクスがお好み?
可動域などは通常版レビューに記載してあるので、こちらも合わせてどうぞ↓


機動戦士ガンダムNTのガンプラでディスプレイ。

ユニコーンガンダム1,2,3号機でディスプレイ。



ユニコーンモードのゴールドコーティングと比較。



最後に、RG版のフェネクス(右)と比較。
RG版はプレミアム・バンダイ限定品です。↓のレビューでは今回のHGとの比較画像も載せてあるので、気になる方はRG版のレビューの方もどうぞ。


HGUC フェネクス(ナラティブVer.)ゴールドコーティングの感想
ということでHGUC フェネクス(ナラティブVer.)ゴールドコーティングのご紹介でした。
アンダーゲートを採用していないため、注目して見るとゲート跡が見える部分は確かにあります。
ただ、スケールと光沢感のおかげでそこまで目立ちません。
このあたりはそこまで心配する必要はなく、メッキ好きな素組み派モデラーさんは満足する出来になっていると思います。
問題はそこではなく、最大の弱点はスタビライザーの接続箇所(可動箇所)が破損しやすい点です(>ω<)
実際2箇所破損しかかったため、スタビライザー可動はあきらめ瞬着で固定させました。
という事でぶっちゃけ不満はあるのですが、きらびやかな見た目だけで満足してしまう、ずるいキットになっていると思いますw
フェネクスとゴールドコーティングの相性最高過ぎか……。
金メッキ仕様という事で値が張るのがネックですが、見た目にビビッと来たモデラーさんには満足度の高いメッキガンプラになっていると思いますぞ。(スタビライザー以外)
以上、「HGUC フェネクス(ナラティブVer.)ゴールドコーティング」のガンプラレビューでした!

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