今回は「HGUC パワード・ジム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、ディック・アレンが搭乗したパワード・ジムをご紹介。
2006年発売。
18年前のガンプラながら、腕が二重関節になっており180度近く曲がります。
という事で、HGUCパワード・ジムのレビューいってみます!
HGUC パワード・ジム
完成したHGUCパワード・ジムがこちら。
今回は塗装+ダメージ表現を加えて作成。
ガンプラ初心者だったころに作成したガンプラなので、出来についてはご容赦のほどを……w
パワード・ジムらしい無骨でマッシブなプロポーションがうまく再現されています。
設定的にはジム改の改修機となりますが、ガンプラではHGUCパワード・ジムが先発で後にリデコキットとして「HGUCジム改」が発売されています。
※後に発売されたHGUCジム改、ジム・クゥエル等でもこのパワード・ジムの関節ランナーが使用されています
それではぐるりと。
ジム改と比べ各所装甲が追加され、バックパックも強化されたデザイン。
2014年には、このキットを流用したHGBFパワードジムカーディガンも発売されています。
※ガンダムビルドファイターズトライに登場
可動域は最近の超絶可動ガンプラに比べると狭いですが、そこそこ動いてくれます。
腕は二重関節構造になっており、180度近く曲がるのが長所といったところ。
膝関節も90度曲がります。
一応立ち膝できますが綺麗には決まらない感じ。
メインカメラはクリアグリーンのパーツが使われており、見栄えが良いです。
※クリアパーツの奥はシルバーで塗装してあります
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
※合わせ目は消してあります
スミ入れが汚いのはご容赦のほどを……w(*´ェ`*)
細かなイエロー部分は内部からパーツが露出し、細かく色分けされています。
パーツ分割的に塗装のしやすいキットでした。
ブルパップマシンガンを持たせてみます。
左手は「手首がスナップするタイプ」の表情付き平手パーツが付属します。
ブルパップマシンガンを構えるパワード・ジム!
このカスタムされたジム造形、ジム好きにはたまらないっす……(*´ェ`*;)
お次は劇中でも装備していたハイパー・バズーカ。
ファーストガンダムのバズーカと同じ名前ですが、形状は別のものになります。
ここはシンプルな3パーツ構造ですが、グリップは角度がつけられます。
……ガンダムマーカーシルバーで塗装ハゲ状態を再現してみたんだけど、すごいしょぼいw
ハイパー・バズーカを放つパワード・ジム!
「フン!キース、やるぞ!一撃でオダブツだ!」
余裕のアレン中尉。
シールドは線香を使って被弾表現をしてみました。
このジムかなり昔に作ったんですが、この頃はダメージ加工にハマりまくってていたるところに傷付けまくってた想ひ出……(*´ェ`*)
大型のバックパックにはビーム・サーベルが1本マウントされています。
バーニア内部は色が足りないため、レッドで要塗装です。
ビーム・サーベル抜刀!
短めのクリアピンクのエフェクトパーツは2本付属し、1本は余剰となります。
ゼフィランサス、F2ザク、ジム改あたりと並べるとかなり様になるので一緒に作るのがオススメだよ!
最後に、MG 1/100 パワード・ジムと比較。
MG版のパワード・ジムは、プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUC パワード・ジムの感想
という事でHGUCパワード・ジムのご紹介でした。
古いHGという事で、全身に目立つ合わせ目が多いです。
色分けされていない箇所もちょくちょくあり、「股間部V字イエロー」「バックパック一部グレー」「肩サイドダクト内のレッド」などは要塗装となります。
可動域は標準的ですが、今のガンプラ目線で見ると狭め。
ただ、腕が二重関節になっており大きく曲げる事ができます。(その反面ちょっと長くなっていますが)
色は合わせやすく、市販のタミヤ スプレー オレンジで設定色が再現できるのでオススメです。
余談ですが、わたくし0083のガンプラではじめに買ったのがパワード・ジムだったんですが、満足しすぎてリデコキットのジム改買ったりキースのF2ザク買ったり一時期トリントンモビルスーツを集めるのにドハマリしておりました。
汚し表現が似合う素体になっているため、ウェザリングの練習台などにももってこいのガンプラだと思いますぞ!
以上、「HGUC パワード・ジム」のレビューでした!