今回は「HG ガンダム5号機」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに・・・に登場し、フォルド・ロムフェローが搭乗するガンダム5号機をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUCガンダム4号機やペイルライダー(空間戦仕様)の色違いランナーを使いつつ、胸部とジャイアント・ガトリングの一部が新規造形パーツにて再現されています。
という事で、HGガンダム5号機をレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダム5号機
“閃光”護りし赤きガンダム、ガンダム5号機。
MSV・およびPS2時代の外伝ゲーム作品に登場する機体で、ガンダム4号機と共に第16独立戦隊に配備されたガンダムとなります。
ホイルシールとマーキングシールがこちら。
頭部・脚部・ライフルの一部や、シールド表面の赤い部分を補うものが中心です。
マーキングシールは5号機用になっており、サラブレッド隊のマークなどが印刷されています。
付属品一覧がこちら。
※「ハイパー・ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「Bst仕様の各種切り替えパーツ」「ジャイアント・ガトリング」「手首パーツ×3」
手首パーツは左右の「武器持ち手」、右の「ライフル・ガトリング持ち手」の計3つが同梱します。
↑今回使われているのは、過去に発売された「HGUCガンダム6号機マドロック」の関節パーツ、「HGUCガンダム4号機」の外装、「HGUCペイルライダー(空間戦仕様)」のジャイアント・ガトリングやプロペラント・タンクの色替えランナーになります。
胸部とジャイアント・ガトリングの一部(色分けのため)が5号機の新規造形部分となります。
まずはノーマルモードから見ていくぞ!
本体は基本的に4号機の色違いで、レッドを主体とした成形色に変更されています。胸部のみ新規造形です。
関節ランナーは4号機と同様に、2019年にプレミアム・バンダイで発売されたHGUCガンダム6号機マドロックのものが使われているため、KPSが使われています。
可動域から。
デザイン的に腕はそこまで上がりませんが、開脚範囲が広く顔を上げる動作も得意です。
手足の関節は90度以上曲がるため、キレイにヒザ立ち可能です。
背部パーツが引っかかるため、腰を撚る動作はちょい苦手です。
ただ、ポージングに困る事はありませんでした。
頭部をアップで。トサカ前後とツインアイがシールです。
頬の黄色い部分はかなり小さいパーツになっており、パーツ分割により色分けされています。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
アンテナ先端には安全フラッグあり。
この肩がノーマルモードの特徴です。
ランドセルは一部イエローで要塗装ですが、細かく色分けされています。
ノーマルモードでは、プロペラントタンクを外した状態にします。
胸部は5号機の新規造形部分です。
ガンダム4号機とは違い、黄色いエアインテークの露出度が上がったデザインになっているのが特徴です。
胴体は前後はめ込み式で、側面一部と上部に合わせ目が出ます。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。
上から見た胴体の合わせ目は、↑枠部分です。
腕に合わせ目はありません。
前腕部がロール回転する最新ガンプラ溢れる可動構造をしています。
腰部。中央のV字はホイルシールで色を補います。
脚部は関節パーツを含め、合わせ目がありません。
腕もそうですが、本キットは合わせ目の数が少ないのが売りになっているよ……(*´ェ`*)
足裏はつま先付近に多少肉抜きがあります。
股関節は左右に傾くタイプで、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
ランドセルのビーム・サーベルは、両側とも引き抜く事ができます。
ガンダム5号機、ビーム・サーベルを抜刀!
アクション!
クリアレッドのサーベル刃も2本付属します。
腕にはハンド・ビーム・ガンが内蔵されています。(両腕とも)
ハンド・ビーム・ガンで攻撃!
そしてこちらがBst形態になります。
ショルダーアーマーをはじめ、
宇宙仕様の特徴的なフォルムが再現できます。
ショルダーアーマーをアップで。
上からかぶせるように取り付けます。
ノーマルモードの肩と比較。
背部の左側には大型ドラムマガジンを装備。
ここから伸びた給弾ベルトは、軟質素材が採用されています。
右側にはジャイアント・ガトリングを装備。
大型ドラムマガジンから伸びた給弾ベルトはここに接続します。
HGUCペイルライダー(空間戦仕様)のジャイアント・バズと比較。
一応「砲身部」が新規で色分け再現されていますが、ほとんどが色違いの同じパーツです。
増加プロペラントは2パーツモナカで、合わせ目あり。
シンプルなプラ同士の凹凸接続ですが、ガッチリと装着できます。
「G05。フォルド・ロムフェロー、行ってくるぜ!」
ガンダム5号機、出撃!
それでは武器を切り替えつつ、アクションポーズいってみます!
ハイパー・ビーム・ライフルから。
人差し指をつきだした持ち手は、右手のみ付属します。
シールドは側面・後ろ側どちらかを選んで取り付けます。
基部でロール回転可能。このあたりは4号機と同じです。
ハイパー・ビーム・ライフルをぶっ放す5号機!
フォアグリップが可動するので、
両手で構える事ができます。
ジャイアント・ガトリングがこちら。
給弾ベルトが繋がっているので、ベルトを「持たせる用に折り曲げる」などしなくては手首パーツが分解してしまう感じです。
「実戦慣れしてしてるはずのやつらがビビってどうすんだって話だな!」
こちらも両手で構える事ができるぞ!
いい感じ……。
GFF(GUNDAM FIX FIGURATION・完成品トイ)のガンダム5号機と比較。
アップで比較。GFF版は顔の造形が緩かったので、今から買うなら今回のHGUC版の方がオススメです。
MGガンダム5号機(塗装済)と比較。
HGUCペイルライダー(空間戦仕様)と比較。
宇宙仕様の装備や武装に共通点があります。
HGUCガンダム4号機とHGUCガンダム6号機マドロックとディスプレイ。
いずれもプレミアム・バンダイ限定品で、全て同じ関節フレームが使われています。
HGUCフルアーマーガンダム7号機(塗装済)も混ぜてパシャリ。
フルアーマーガンダム7号機のみ一般流通で入手可能です。
「ルース…見ているかい?これでいいんだよな、相棒…」
HGUC ガンダム5号機の感想
ということでHGガンダム5号機のご紹介でした。
出来に関してはHGUCガンダム4号機とほとんど同じクオリティで、成形色のほか胸部と武装類が異なった内容になっています。
元が2019年製のKPS関節フレームを使用している事もあり、可動域がそこそこ広く合わせ目も少ないクオリティで立体化されています。
ペイルライダーだけではなく4・5・6号機を出してくれたバンダイさんには感謝なのですが……
ここまで来たらマレット専用アクト・ザクとかも発売してくれませんかね……?(*_*)←贅沢になってる人
以上、「HG ガンダム5号機」のガンプラレビューでした!