今回は「HGUC80 ブルーディスティニー1号機」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYに登場し、ユウ・カジマが搭乗するブルーディスティニー1号機の旧HGUC版をご紹介。
2007年発売。
※2017年に発売された、より最新版HGであるEXAM版は↓のレビューでどうぞ
という事で、旧版HGのブルーディスティニー1号機をレビューしていきたいと思います!
HGUC80 ブルーディスティニー1号機
早速ですが、完成したHGUC80ブルーディスティニー1号機がこちら。
※今回は一部合わせ目を消し、フル塗装した状態です
セガサターンのゲームソフト「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場し、地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(モルモット隊)のユウ・カジマが搭乗するブルーディスティニー1号機さん。
ガンプラ的には先に発売されたHGUC77ブルーディスティニー2号機のリデコキットとなり、頭部や武装が1号機の新規造形になっているのが特徴です。
設定的にも共通形状が多いため、このランナーはHGUC79陸戦型ガンダム(古い方のHG陸ガン)にも使われていたりします。
17年前に発売された旧版のHGながら、今のガンプラ目線で見ても通用する見た目に仕上がっていますね。
今回は筆塗りでフル塗装してみました。設定色より明るくなっちゃったかな?
可動域から。手足はある程度広がります。
今の目線で見ると、標準ややマイナスといった感じ。
手足の関節は90度以上曲がり、ヒザ立ち可能です。
特に腕関節は180度近く曲がります。
頭部をアップで。
今回はEXAMシステム起動状態である赤いバイザーを選択しましたが、通常時の緑バイザーも付属します。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
胴体と腰部をアップで。
胴体と腰フレーム(グレー部分)は前後はめ込み式で、腰は側面に合わせ目が出ます。……ちなみに、消さなくてもよかった胴体側面のモールドは消してしまいましたw(胴体の脇の下はモールド扱いでOKなのでご注意を)
アップで見ると塗りが汚いぞ……(*ノェノ;)
左右の白い○部分は腹部有線式ミサイルランチャーで、白いシールを貼る仕様でした。
上から見た場合、胴体とショルダーアーマーの上部に合わせ目が出ます。
肩は軸接続ですが、ある程度前後に可動します。
左肩に貼る、01のマーキングシールが付属します。
腕は「肩内部パーツ」「前腕部」に合わせ目が出ます。
脚部は「付け根の基部パーツ」「関節フレーム」「側面」「アンクルガード」に合わせ目あり。
量は結構多いです。
足首パーツの左右可動は甘いので、接地性はイマイチです。
足裏に肉抜きはありません。
股間軸は可動式で、底面のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
パッケージ風でパシャリ。
ジムが主人公のゲームって、今から考えるとかなり衝撃的だよね……。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
こちらは連邦軍の武装でおなじみの、100mmマシンガン。
ここが旧HG版の長所部分です。
実は新しい方のEXAM版に付属する100mmマシンガンは、トリーガードが省略されていたり銃持ち手が付属しなかったりします。
「エグザムシステム キドウ」
100mmマシンガンで攻撃!
ストックは、後方へ可動します。
アクション!
シールドは基部でロール回転し、表面に貼るマーキングシールが付属します。
取っ手部分は色分けされていないため、要塗装部分となります。(グレーの部分)
シールドで攻撃!
ビーム・サーベルは、脚部の側面に収納されています。(左右とも)
ビーム・サーベルを抜刀!
「一気にケリをつける!」
旧版の、HGブルーディスティニー系でディスプレイ。
※左から「本キット」「HGUC77ブルーディスティニー2号機」「HGUC82ブルーディスティニー3号機」
↑の2号機と3号機は素組み状態です。より詳しく合わせ目箇所を確認したい場合は、↓レビューの方が参考になるかもしれません。
2017年に発売された、最新のHGUC207ブルーディスティニー1号機”EXAM”(右/素組み状態)と比較。
今回の旧版は塗装をしていますが、無塗装の成形色の段階でも成形色が変化していました。
EXAM版ではリアアーマーが大型化されていたり、プロポーション自体が変化しているのが見て取れます。
胴体と腰部を比較。
EXAM版では、パーツ分割による色分けが向上しています。
陸戦型バックパックを比較。
100mmマシンガンを比較。
ここはトリガーガードが造形されており、ライフル持ち手が付属する今回の旧版の圧勝ポイントです。
腕部やシールドを比較。
あなたはどちらの1号機が好みかな……?
HGUC80 ブルーディスティニー1号機の感想
ということで旧HG版ブルーディスティニー1号機のご紹介でした。
プロポーションの好みにもよりますが、合わせ目の少なさや可動域・色分けが向上している点から、今から買う場合はEXAM版の方がオススメかな?といった感じです。
ただ、100mmマシンガンの造形については今回の圧勝です。
2号機のレビューの方にも書きましたが、あえて旧HG版を選ぶメリットとしては「再販の少なさからレア度が増す可能性がある」点かもしれませんぞ……(*_*)
※実際、この記事を執筆(リライト)した2021年10月時点でプレミア化しているようです
以上、「HGUC80 ブルーディスティニー1号機」のガンプラレビューでした!