今回はHGUCブルーディスティニー3号機のガンプラレビューです。
こちら2007年に発売された旧版になります。
2018年3月に発売された新しい方のHGUCブルーディスティニー3号機EXAMとの比較用にでも御覧くださいまし。
リニューアル版EXAMのレビューは↓

旧HGUC ブルーディスティニー3号機
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場し、モルモット隊のユウ・カジマが搭乗するブルーディスティニー3号機。
10年以上の前のキットになりますが、プロポーションについては今の目で見ても遜色ない出来になっているのではないでしょうか。
1号機2号機と違い、カラーリングがブルーではなくホワイトになった事で非常に陸戦型ガンダム臭のするガンダムになりましたw
キット内容は2号機と「カラーリング」「シールド」以外ほぼ同じです。
違いは申し訳程度に左手の銃持ち手が追加で付属されていました。
当時「ブルーディスティニーのブルー部分はどこに……」と思ったのはわたしだけではないはずw
ちなみにキットの成形色は真っ白ではなく微妙にグレーがかった色になっています。
シールドが2号機のジムコマンド型のシールドからゴツいシールドに変更された事が一番の変更点です。
10年前のキットにしてはプロポーションがかっこよく作りもしっかりしている気がします。
ただ、各部パーツのテンションがかなりキツめなので力を使う部分あり。
そしてこのキット、パーツとパーツの合いが本当にキツイのでエナメルでのスミ入れは避けた方がいいです。
わたくし、実際にエナメルでスミ入れしましたが脚パーツの一部が破損しましたw※後述
頭部アップ。今回はEXAMモード発動状態のレッドのシールで作成しました。
※通常時のグリーンも付属します
胸のイエロー、ホワイト、レッド部分はシールになります。
旧HGUC1号機~3号機共通の特徴として腹部有線式ミサイルランチャーが白いシールを貼るだけになっていて味気ないです。
旧キット新EXAM両方それぞれ良い部分があるのですが、この部分は旧キットの完敗。
左肩はマーキングシールが付属します。
脚部。アンクルガードに合わせ目がありますが脚自体の合わせ目はゼロ設計で素晴らしい。
下から。旧HGUCが勝っている部分で、足裏の肉抜きがありません。
股下のカバーパーツを外せばアクションスタンドの穴が露出します。
宇宙用のバックパックはかぶせる形で装着。外しやすいですが特にポロリもなし。
白いスラスター部分はシールになり、造形されているスラスター内の凹部分を覆うように貼るのでショボくなります。ここは塗装した方がいい部分ですね。
膝の可動域はこのぐらいで膝立ち可能。腕もよく曲がります。
開脚具合はこのぐらい。当時としては標準的でしょうか。
腰はあまり曲がりませんが、これは新HGUCEXAMも苦手だったりします。
ビーム・ライフルは2号機(旧)と同じタイプ。ちなみにEz-8にも付属するライフルと同型です。
センサー部分のグリーンはホイルシール。
このライフルは新しいBD3号機より旧BD3号機の方が勝っている部分です。※後述
結構ギリギリですがフォアグリップが可動するので両手で構えられます。
3号機には左の銃持ち手が付属するので、左手にもビームライフルが持てます。
少しプラプラするのと触っていると指パーツが外れやすいです。
シールド。この形状個人的にはかなり好きですね……。
シールドはボールジョイント接続なのでロール回転します。
シールド裏側には細かなモールドが多いので、グレーに塗装してスミ入れすれば情報量が多くなってかっこよくなりそうですね。
「マリオン、君を解放するまで後少しだ」
脚部サイドはビーム・サーベルラックになっています。
ビーム・サーベル抜刀。
ビームエフェクトパーツは短めのピンクが2本付属します。
という事で二刀流も可能!
フル装備。
HGUCブルーディスティニー2号機EXAM(新キットの方)とディスプレイ。
旧HGUC ブルーディスティニー3号機の感想
という事で10年前の旧HGUCブルーディスティニー3号機のレビューでしたが、造形自体は旧2号機とほぼ変わらない内容になっていました。
先述した通り新規パーツはシールドと左の銃持ち手になります。
合わせ目は頭部、腕部、アンクルガードなど目立つところにありますが、肩上部が合わせ目ナシ設計だったりします。(新キットは肩上合わせ目あり)
また新キットでは省略されていたビーム・ライフルのトリガーが造形されていたり(それに伴い銃持ち手も付属)足裏の肉抜きがなかったり勝っている部分もアリ。
↑新しい方のBD3号機EXAMに付属のライフル。
トリガー形状が省略されてしまっています。
とはいえ新フォーマットのEXAM(組んだのは2号機ですが)は圧倒的な可動域と色分けで大変素晴らしいクオリティでした。
個人的には今から買うなら新しい方がオススメですが、顔とプロポーション、また肉抜きアリナシなどだいぶ変わっているので最終的には見た目で好みの方を選ぶのがGoodだと思います。
それではこのキットの注意点を一つ。
エナメルでのスミ入れにはご注意!
パーツとパーツの合いが非常にキツく調整されているので、スミ入れにエナメルを使用しない方がいいです。
写真撮影後、スミ入れ+つや消しをした写真↓
写真ではわかりづらいですが、脚部内側のパーツに亀裂が入りましたw
エナメルのスミ入れは乾燥時間を長く取らないよう適量を使ってすぐ拭き取るようにしているのですが、一瞬でヒビが入ったので注意です。
このキットのスミ入れには以下のコピックモデラーの使用を強くオススメします。
通常用↓
白い装甲用↓
ガンダムマーカーよりラインが細いのでかなり綺麗にスミ入れできます。
エナメルでヒビ入ったの久々だわ……みんなは注意してね!
……という事で作成にトラブルが発生したものの、2号機から立て続けにこの3号機を作成したのに飽きもせず楽しく組めてしまいました。
もうですね。
組んでる最中あのBGMが脳内で鳴り止まないんですよ↓※音が出るので注意
バンダイさん、次のラインナップはHGUCレッドライダーとかいかがでしょうか…?(青が終わったし次は赤!みたいな)
オールブルーディスティニーでディスプレイ。
その他のブルーディスティニーのガンプラレビューは↓
以上、「旧HGUC ブルーディスティニー3号機」のガンプラレビューでした!