今回は「HGUC ブルーディスティニー3号機“EXAM”」のガンプラレビューです。
こちら2018年3月に発売、前の3号機から実に11年ぶりにリリースされた新フォーマットのEXAM表記バージョンになります。
このボックスアート、後ろにビームサーベルを構えて突っ込んでくる2号機も描かれていてメチャクチャかっこいいです……。
HGUC ブルーディスティニー3号機”EXAM”
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場し、ユウ・カジマが搭乗したブルーディスティニー3号機。
昨年から順次発売されている「1号機EXAM」「2号機EXAM」に続き、ついにリリースされた「3号機EXAM」ですが基本的に2号機のランナーに新規パーツを追加したキットになっています。
新規パーツはこちら↓
この「2連ビーム砲」「シールド」が3号機EXAMの新規パーツになります。
2連ビーム砲はジム・ドミナンス用の武装との事。
……
バンダイさん、もしかしてHGUCジム・ドミナンスも発売してくれるの?(*´ェ`*)
付属のシール。
既に3号機EXAM対応のガンダムデカールが発売されているので、シールのフチが気になる方はガンダム外伝汎用1の水転写デカールがオススメです。
という事で本体をご紹介。
カラーリングが全然ブルーディスティニーじゃなくなってますがかっこいいですw
本体部分は先に発売された2号機EXAMの色変えランナーになっています。
今回は素組み+付属のシール+スミ入れで作成しました。
ごついシールドのみならず2連ビーム砲の出来が非常に良く出来ていました。※後述
足裏には処理しづらい箇所にガッツリと肉抜きがあります。
段差がある部分なのでパテで完璧に埋めようとしてもかなり難易度が高い部分です。
可動域に関しては膝立ちや開脚が余裕で「もうこれ以上無いのでは」というぐらい広いと思います。
とはいえEXAM1・2号機同様、意外にも接地性は悪いので気を使わないと直立でも転倒します。
もはやこの関節ランナーの特徴と言っても過言ではないです。
特に「肩が上に引き出せる」作りをしているのでメチャメチャ動く感じ。
目のバイザーは選択式でクリアグリーンとクリアレッドのパーツが付属します。
写真ではシールを貼ってあるので関係ないですが、塗装派には嬉しい仕様ではないでしょうか。
ここからはEXAM発動モードに切り替えてレビューしていこうと思います。
バイザーをレッドにし、肩のサイドパーツを外側に引き出せばEXAMモードが完成。
3号機は装甲色がホワイトなので、2号機と比べてマーキングシールのフチが目立ちにくいです。
フォントもオシャレな感じがする。
右肩には連邦軍のマーキング。
胸中央のイエロー部はシールになります。
フロントアーマーの色分けも一部シールで補います。
※紺色の大きなパーツの下のくぼみ部分がシール
脚部のイエロー部もシール。
アンクルガードに合わせ目が出ますがあまり目立たない感じですね。
パーツの合いが良いのだろうか。
今回もバックパックは地上用と宇宙用で換装出来ます。
宇宙用の上部先端ホワイト部はシールで補うのですが、へっこんだ部分なので貼るのが難しかったです。
地上用の場合は差し替えパーツでEXAM発動状態を再現します。
武装その1は、おなじみ100mmマシンガン。
ストックはもちろん可動。
フォアグリップによる両手持ちも可能です。
狙い撃つカジマサン。
ビームサーベルは1号機~3号機共通で「両脚部サイド」から取り出す仕様です。
ビームエフェクトパーツは長いものが付属するので迫力アリ。
というか最近のガンプラは短いビーム刃が入っている事が少なくなりました。
カレンのジム頭も装備していたビームライフル。
ここは2号機EXAMのライフルと同じです。
HGUCガンダムEz-8にも同型のライフルが付属しますが、あちらはトリガー形状が再現されているのでこのビームライフルより出来が良かったりします。
という事でこのキットの弱点なのですが、「銃持ち手」「トリガー形状」が省略されています。
シールドは3号機特有の角ばったシールドを装備。
裏側を塗れば見栄えが良くなりそうですね。
シールドには連邦軍のマーキングシールが付属します。
「ニムバァァーーース!!!」
ヤバイめっちゃかっこいい。
それではこの3号機EXAMの一番の売りである2連ビーム砲を装備させてみます。
腕部サイドにガッチリ固定し、更に手で掴む感じになるので絶対にポロリしない設計。
射撃しまくるユウ・カジマ。
シールドを2連ビーム砲に連結する事が可能です。
2連ビーム砲には2つ穴があるので、上下お好みの位置でシールドを接続します。
宿命の敵、ニムバス・シュターゼンのブルーディスティニー2号機EXAMとディスプレイ。
「すべてのものに裁きを。それがEXAMの力だ!」
「……………くッ!」
かっこいいですね……
HGUC ブルーディスティニー3号機”EXAM”の感想
という事でHGUC ブルーディスティニー3号機”EXAM”のご紹介でした。
本体部分の形状は2号機EXAMと全く同じなのでカラー以外の「可動範囲」「合わせ目」も同じです。
とても良く動き、少ない合わせ目やパーツ分割による色分けが優秀なおかげで作りやすさ・見栄え共に高水準になっています。(接地性が悪いのも同じですが)
3号機EXAMだけの要素としては、先述の通り「シールド」「2連ビーム砲」が新規パーツで付属する点。
特に2連ビーム砲はポロリする事もなくストレスフリーで、形状も独特なかっこよさがあると思います。
シールについては付属のマーキングシールでも十分だと思いますが、やはり近くで見るとフチは目立つのでこれから組むモデラーさんはガンダム外伝汎用1の水転写デカールを使用した方がいいかもしれません。
ちなみに余剰パーツとして手が3つ余ります。
最新フォーマットの手なので旧キットに持っていってあげるといいかもしれません。
※甲パーツは無し
総評としては「ライフルトリガー形状省略(銃持ち手も無し)」「足裏に肉抜きアリ」という欠点はあるものの「広い可動域」「パーツ分割による色分けが優秀」「3号機特有の大型シールドと2連ビーム砲が付属する」と、ブルーディスティニー3号機の決定版だと思います。
……という事で、昨年からリリースされてきた「ガンダム外伝THE BLUE DESTINY」関連のHGUCは一段落した感じですね。
今後リリースされる可能性があるとすればプレバンあたりで「HGジム・ドミナンス」「HGブルーディスティニー0号機」「HGブルーデスティニー2号機EXAMΩカラー」「HGジム・コマンド(ユウ・カジマ専用機)」あたりかな?
……
どれも望み薄いか……w
つや消しスプレーをかけて見ました↓
最近、最新キットはパチ組みでつや消しするだけで満足している自分がいる……笑
オールブルーディスティニーでディスプレイ。
その他のブルーディスティニーのガンプラレビューは↓
以上、「HGUC ブルーディスティニー3号機 EXAM」のガンプラレビューでした!
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