今回はHGUCブルーディスティニー1号機”EXAM”のガンプラレビューです。
こちら2017年に発売された新フォーマットバージョンの1号機になります。
さすがに約10年ぶりに発売されただけあり、色々パワーアップしている部分が多いガンプラになっていました!
とはいえ旧版の方が勝っている部分もあったので、その辺をじっくりとご紹介します。
HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場し、モルモット隊のユウ・カジマが搭乗するブルーディスティニー1号機EXAM。
今回はスミ入れもしていない、完全パチ組みでのレビューになります。
※スミ入れ+つや消し後の画像は後述
旧HGUCのブルーディスティニー1号機の発売から10年の月日をまたぎ発売されたブルーディスティニー1号機EXAMですが、バンダイホビー部の技術の進化を感じられたガンプラでした。
そして個人的にサイドストーリー系は大好物なのでこのキット化はマジで嬉しい!ありがとうバンダイさん…(byバンダイの養分
シールで補う部分は「顔周りのセンサー」「リアスカート」「脚部スラスター内部の赤」となっています。
両肩には前後にマーキングシールが付属。
後ろ分も付属するのがいいですね。ナンバーのフォントもかっこいいです。
なんか陸ガンに変なシステム乗せたらクッソ強くなってしまったみたいな感じがカッコイイ。
バンダイさん…ブルーディスティニー0号機プレバンでいいので出して下さい…(懇願
頭部アップ。ゲーム版とコミック版の2種類が付属します。目のバイザーは通常時のグリーンとEXAMシステム発動時のレッドは各1つしか付かないので選択式。
よく見るとゲーム版の目は丸い目でコミック版はガンダムタイプのツインアイになっています。
という事でまずはゲーム版でご紹介。
EXAM発動状態ではなく通常状態で組んでみました。
旧キットから腹部有線式ミサイルランチャーが進化し、ちゃんとミサイル先端が突き出ているような造形で別パーツ化されています。
胸の下のダクトも以前はシールだったところが別パーツに。
左肩部分には「01」のマーキングシールが付属。
右肩には連邦のマーク。
連邦のマーキングは旧キットには付属しなかったので嬉しい要素。
両肩は後ろ分のマーキングシールも付属します。
バックパックはEXAM発動状態が一部差し替えで展開可能。
アンクルガードに合わせ目あり。
意外な事に設置面はそこまで広くないです。
足裏に肉抜きあり。パテで埋めるのがメチャメチャ難しい場所ですね。ちょっと残念。
膝の可動域は優秀ですが、意外にも接地性は今のガンプラ基準で見るとあまり良くはないです。(直立でも気を使わないと転倒する)
腕まわりや開脚範囲はかなり広いです。
肩はポリキャップレスでここまで腕が上がります。可動域エグい事になってるな……。
100mmマシンガン。
残念な事にトリガーの造形が省略されています。
それに伴い銃持ち手も付属せず。ここは残念ポイント。
その代わり武器を持ち替える時にいちいち指のパーツを外さなくても上からスポッと持たせられるので、楽といったら楽になりました。
100mmマシンガン定番のストックはもちろん後方へ可動。
左手は開き手が付属するので表情付けがしやすいです。
フォアグリップも可動するので両手持ちが可能。
シールドには連邦軍のマーキングシールが付属。
シールドはボールジョイント接続で回転します。
また、前方へ突き出すようなギミックも。
戦慄のブルー、パッケ風。
箱に載っていたポーズサンプル。
こう見てみるとエクストリームバーサスに出てくるBD1の体型に似ている気がします。
このガンプラの素晴らしいところはポロリが一切無い点。
写真を取る時ポーズを付ける度にガチャガチャ動かしたのですが、一切ポロリしませんでした。
浮かせると足裏の肉抜きが目立つ感じですね。
「そうやってお前は、全ての他人を見下すんだ!ニムバァス!!」
サターンで喋らない人だと思ってたらちゃんと喋れたカジマさん。
ビーム・サーベルを展開させてみます。
両脚サイドのパーツを外して
中から取り出し
ビームサーベル抜刀。
いやーかっこいいっす……(涙
※ジムの頭を投げるブルーディスティニー1号機の図
ビームエフェクトパーツは長めのものが2本付属するので二刀流が可能です。
ふぅ…。どんだけかっこいいんだ……。
それではコミック版頭部+EXAM発動時の画像もご紹介。
EXAM発動時は肩サイドにあるパーツを展開させるギミックがあり。
指でつまんで引っ張ればパーツが引き出せます。
「エグザムシステム キドウ」
アンテナ先端は白いシールが付属。ここ貼るのメチャメチャ難しいです。(実際貼れてないのでご確認ください
コミック版もかっこいいですね。
HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”の感想
という事で新フォーマットで発売されたHGUCブルーディスティニー1号機EXAMでしたが、旧HGUC版より色分け、可動、組みやすさが遙かに上がっている良キットでした。
特にマッシブなプロポーションに変更された事と上半身の回転以外の可動が飛躍的に広がっている点、そしてパーツのテンションが丁度良くなっており力を使わなくてもサクっと組める感じが素晴らしい。
※旧HGUCの1~3号機は各部テンションがきつく、組むのに力が必要なパーツが多かった
主な合わせ目は「肩の上部」「腕部」「アンクルガード」「武器類」になります。
色分けについては赤部分やアンテナ先端など一部シールで補う場所があります。どこも小範囲なので部分塗装自体は簡単そう。
欠点は100mmマシンガンのトリガー造形が無くなった点。
これはこのキットに限らず最近の主流になりつつあるようなので、是非改善してもらいたい点だと思います。
更に意外にも接地性はあまり良くありません。
気を使わないと転倒する感じ。
とはいえプロポーションがスタイリッシュ路線ではなくマッシブなデザインに造形されていて非常にセンスを感じました。
もうですね、戦慄のブルー好きとしては満足感で満たされたよ……。
スミ入れ+つや消ししてみた写真↓
オールブルーディスティニーでディスプレイ。
その他のブルーディスティニーのガンプラレビューは↓
以上、「HGUC ブルーディスティニー1号機”EXAM”」のガンプラレビューでした!