今回は「HG ガンダム (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューです。
川口名人プロデュースで、新生REVIVE版のHGUC RX-78-2ガンダムが装いも新たな21世紀版アレンジのリアルタイプカラーで発売されました。
2016年発売。
特徴的なリアルタイプカラーの成形色で再現されているほか、水転写デカールが付属します。
という事で、HGガンダム(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダム (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)
原色系設定色のトーンを落として、当時多くのモデラーが試みた「リアルタイプカラー」の配色で再現されたHGガンダム(21stCENTRY REAL TYPE Ver.)さん。
ガンプラ的には2015年に発売された「HGUC191 RX-78-2ガンダム(REVIVE版)」の色替えキットとなり、水転写デカールが付属するのが最大の特徴です。
一般販売はされていませんが、わたしはガンダムベースで購入してきました。
常に在庫があるかは不明ですが、ガンダムベースで買えるので比較的手に入りやすい系の限定品かもしれません。お土産に最適だよ……!(>ω<)
組み立て書のほか、デカールガイドの紙が付属します。
ホイルシールと水転写デカールがこちら。
なにげにホイルシールもREAL TYPE Ver.用になっています。
本体はただの色替えキットなので、この水転写デカールが本キット最大の購入判断ポイントになると思います。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ハイパー・バズーカ(+マウント用パーツ)」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「手首パーツ×5」
手首パーツは右の「ライフル持ち手」、左右の「武器持ち手」「平手」の計5つが同梱。
内容的にはHGUC191と同じですが、武器類の成形色も変更されています。
そして完成したHGガンダム(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)がこちら。
どこか懐かしさを感じる、リアルタイプカラーで再現されています。
ベースに使われているガンダムは2015年製という事で、今のガンプラ目線で見た場合は少し古いガンダムになります。(後にORIGIN版やENTRY GRADEが発売済)
ただご覧の通り、古さを感じないスタイリッシュ体型で再現されているのが見て取れます。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、顔・腕は大きく上がります。
開脚範囲も広いですね。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に腕関節は180度近く曲がります。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。アンテナ先端には安全フラッグあり。
バルカンは、要塗装です、
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
胴体と腰も前後はめ込み式ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。
各部細かく色分けされており、黄色の色合いが渋くてかっこいいです……(*´ェ`*)
ランドセルをアップで。左右のサーベル柄は着脱可能で、中央にはシールドをマウントするためのダボ穴が空いています。
ショルダーアーマーの上側・外側に合わせ目はありません。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。
腕部をアップで。細かな事を言えばショルダーアーマーの内側に合わせ目が出ますが、ほとんど目立たず。
二の腕は筒型の1パーツ成形で、前腕部は合わせ目位置がモールドのようにアレンジされています。
胴体内部のポリキャップを引き出す事ができ、腕を上げる動作が得意です。
腰部中央のV字部分は、ホイルシールで色を補います。
フロント・リア側のヘリウムコア(黄色い■)は、別パーツで色分け済みです。
脚部は、ふくらはぎ付近に合わせ目が出ます。
作例を見る限り、その他はモールド扱いで良さそうでした。ちなみに、関節パーツは二重関節構造で合わせ目はありません。
足裏のつま先付近には、目立つ肉抜きあり。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
腰部リアアーマー中央のパーツを外し、↑枠のジョイントパーツを取り付ければハイパー・バズーカをマウントする事ができます。
リアルタイプバージョンのガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフル持ち手は、右のみ付属します。
フォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
シールドは前腕部側面に接続できます。裏側のモールドが細かいですね。
グリップは可動式で、手に持たせる事ができるほか
前腕部から外し、グリップだけ持たせてポージングさせる事もできます。
シールドは、ランドセルにマウント可能です。
腕関節が180度近く曲がり、収納状態のサーベルを掴む事ができます。
ガンダム、ビーム・サーベルを抜刀!
平手が右手分も付属するのがイイ感じだぞ……(*´ェ`*)
斬りかかるガンダム!
二刀流で。
ハイパー・バズーカは、グリップを引き出す事ができるため無理なく持たせる事ができます。
ハイパー・バズーカをぶっ放すガンダム!
手を添えて。
ベースキットのHGUC191 RX-78-2ガンダム(REVIVE版)と比較。
違いは、成形色と水転写デカールの有無だけです。
21stCENTURY REAL TYPE Ver.のガンプラ勢揃いでディスプレイ。
HGUC ガンダム (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)の感想
ということでHGガンダム (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)のご紹介でした。
何はともあれ、一番の購入判断ポイントは水転写デカールで間違いないです。(今回貼る前の状態でスミマセン(*ノェノ))
今回のリアルタイプVer.の特徴的な成形色ですが、深みのある渋い色合いで再現されているためパチ組みでも満足度は高かったです。
正直水転写デカール以外の旨味は薄いですが、お土産品として見るなら買っても損のない内容になっていると思いますぞ。
以上、「HGUCガンダム (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューでした!