今回は「HGリック・ドムII ライトグリーンバージョン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場する、リック・ドムIIのライトグリーンバージョンをご紹介。
2008年発売。
濃淡の緑色をした機体が成形色で再現されているほか、90mmマシンガン、ジャイアント・バズ、ヒート・サーベル、シュツルム・ファウストといった多彩な武装が付属します。
という事で、HGUCリック・ドムII ライトグリーンバージョンをレビューしていきたいと思います!
HGUC リック・ドムII ライトグリーンバージョン
ポケ戦に登場したライトグリーンVer.のリック・ドムIIさん。
ガンプラ的には2004年に発売されたノーマルカラーであるリック・ドムIIのリデコキットになり、成形色がライトグリーンに変更されているのが特徴です。
ようはカラバリキットだよ……(*´ェ`*)
ホイルシールがこちら。いちおうライトグリーンVer.仕様になっていますが、ノーマルカラーの色替えです。(↑右のシール色が違う感じ)
そして完成したHGUC 1/144 リック・ドムII ライトグリーンバージョンがこちら。
緑のドムということで新鮮な感じがしますが、前述したとおり0083版ノーマルカラーのリック・ドムIIの色替えキットです。
今回は装甲内部を少し塗装し、合わせ目を消すために少し接着した中途半端な状態ですが、いつもどおり合わせ目箇所を解説していきますね。
緑になっただけですが、ポケ戦の雰囲気を感じますね。
ガンプラ自体2004年発売のものをベースとしているため、モノアイが可動せず肩も前後に可動したりはしませんが、プロポーション自体は今の目線でも通用する迫力あるスタイルで立体化されています。
後ろ姿もいい感じ。それでは各部細かく見ていきます!
今のガンプラ目線で見ると可動域は狭いですが、手足はそこそこ広がります。
デザイン的にヒザ立ちは不可です。
腕関節は90度ほど、ヒザ関節は90度弱曲がります。
上半身は360度回転します。
頭部は表面パーツに無色のクリアパーツが使用されていますが、モノアイ自体はシールで可動しません。
モノアイの凸モールドもなし。
ただ、合わせ目はありません。
胴体は前後はめ込み式で、上部と側面に合わせ目が出ます。
ご覧のように肩はシンプルな軸接続になるため、前後に動くようなオシャレな可動はせず。
赤の拡散ビーム砲は、内部からパーツが露出する形で色分けされています。
シールのデザインがいい感じです。
肩部は前後はめ込み式で、一直線に合わせ目が出ます。
今回は装甲内部を黒でプチ塗装してみました。(合わせ目は接着だけしてヤスってない状態)
腕は、前腕部に合わせ目が出ます。
ハンドパーツは人差し指だけ可動するタイプのものが、左右分付属します。
腰部フロントアーマーは可動。スカート内部には5基のバーニアが搭載されています。
脚部は、合わせ目が前後にチラホラ出ます。
足裏は、つま先付近が肉抜きのような形になっています。
脚部装甲内にもバーニアを搭載。(ここだけ内部をレッドにプチ塗装済。はみでた場所まだ処理してないけど(*ノェノ))
リボーコロニーに降下するリック・ドムII!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
着地するリック・ドムII。ちょっと変な持ち方になりますが、マシンガンは両手で持たせることができます。
こちらが90mmマシンガン。シンプルな3パーツ成形です。
トリガー部に指を引っ掛けて持たせることができます。
16年前のHGとは思えないほどスタイル良好だな……(*_*;)
90mmマシンガンで撃ちまくるリック・ドムII!
こちらはジャイアント・バズ。
グリップが可動するので、違和感なく持たせることができます。
アクション!
バックパック側面には、ヒート・サーベルをマウントすることができます。
背部のプロペラントタンクはモナカ構造で、合わせ目が出ます。
ヒート・サーベルは、グレー1色1パーツ成形です。
突き!
マシンガン+サーベルでパシャリ。
シュツルム・ファウストも2つ付属します。
赤いパーツの先端部のみ、イエローで要塗装です。
発射!
HGUC 1/144 リック・ドムと比較。
アップで比較。リック・ドムは2006年発売という事で、近い時期のリリースとなります。(本キットの元になったノーマルカラーは2004年発売)
クオリティはモノアイが可動する分、リック・ドムの方が少し勝っている印象です。(リック・ドムのHGUCはドムとのコンバチモデル)
HGUC 1/144 リック・ドムIIと比較。
違いは成形色だけです。
0083版が欲しいならノーマルカラー、ポケ戦仕様が欲しいなら今回のライトグリーンバージョンをチョイスするのがオススメです。
HGUC リック・ドムII ライトグリーンバージョンの感想
ということでHG リック・ドムII ライトグリーンバージョンのご紹介でした。
先にレビューしたノーマルカラーのリック・ドムIIレビューとかぶりますが、古めのHGながら今でも通用するプロポーションを誇っているのが最大の長所で間違いないでしょう。
反面、合わせ目の量は結構多いのでそこだけはご注意を。
記事執筆時点ですが、ノーマルカラーの再販率のほうが高いのかライトグリーンバージョンの方がプレミア化しているようです。
成形色(およびシール)以外違いはないので、特にコダワリがなければ安い方をチョイスするのがオススメですぞ。
以上、「HGUCリック・ドムII ライトグリーンバージョン」のガンプラレビューでした!