今回は「HGFCガンダムローズ」のガンプラレビューです。
機動武闘伝Gガンダムに登場し、ネオフランス代表のジョルジュ・ド・サンドが搭乗するガンダムローズのHGFC版をご紹介。
2023年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
コアランダーの分離・合体ギミックや、特徴的なマント型シールドの展開ギミックを搭載。
クリアブルーのアクションベース5も付属し、ディスプレイ用エフェクトパーツを使うことによりローゼスビット射出状態が再現できます。
という事で、HGFCガンダムローズをレビューしていきたいと思います!
HGFC 1/144 ガンダムローズ
華麗に舞う薔薇の花吹雪、最新フォーマットのHGFC版ガンダムローズさん。
1/144スケールの旧キットはGガン放送時の1994年に発売されたので、実に29年ぶりにリニューアルされた事になります。(29年て……w(>ω<;))
ホイルシールがこちら。コアランダーの窓や、細かいところにシールを使いますが色分けは優秀です。
旧キットでついてきた、ジャック・イン・ダイヤのエンブレムシールは付属しません。
そして完成したHGFC 1/144 ガンダムローズがこちら。
……てか、さすが2023年製のHGFCなだけあり、旧キットからの進化具合いが凄まじくてビビりましたw(旧キットとの比較は後述)
特に色分けが優秀で、胸部まわりや脚部など複雑なカラーデザイン部分もパーツ分割により細かく色分けされています。
……ガンダムローズってこんなにかっこよかったっけ?(失言
HGFC最初期のシャイニングガンダムと比べても、可動域などが大きく向上しています。接地性も優秀です。
それでは各部細かく見ていきます!
まずはコアランダーから。
このあたりはシンプルな3色成形で、キャノピー部分はシールを使います。
先端を折り曲げ、ガンダムローズと合体させる事ができます。
結構動きにくそうなデザインのガンダムローズですが、可動域は広く手足は大きく広がります。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。アンテナ中央のレッドや左右先端のレッドも色分けされています。(左右先端はくぼみ部分の黒いシールが付属しますが、スミ入れペンなどで塗り潰し推奨)
アンテナ先端には安全フラッグあり。頭部の基本部分は前後はめ込み式で、側面の下部に少し合わせ目が出ますがほとんど目立ちません。
胴体をアップで。前後はめ込み式ですが、側面の合わせ目は段落ちモールドのようになっています。
超アップで。黄色い部分は中からパーツが露出する形で色分け済みです。
中央イエローも一昔前ならシールになりそうな部分ですが、しっかりと色分けされています。
右肩は外側の2枚が開くため、腕可動の邪魔をしない作り。
色分けも細かいです。
腕部に合わせ目はありません。前腕部は、独立してロール回転します。
一部レッド部はシールで色を補います。
右手のみ、↑の特殊ハンドが付属。
基本的には、左右の「握り手」「武器持ち手」が同梱します。
左肩はガンダムローズの特徴でもある、マント型のシールドを装備しています。
各部開くことができます。そしてこの裏側も細かく作り込まれていて、色分けが良くディテールも細かいです。
取り外して展開するギミックは後述します。
腰部。底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
足の付け根軸は可動タイプで、細やかな動きをつけることができます。
腰部左側には、シュバリエ・サーベルを装備。
丸い基部パーツは、ロール回転します。また、凹凸と合わせてマウントするためポロリの心配がなくガッチリと装着できます。
脚部の合わせ目は、モールド風になっています。
足を曲げた際に露出する関節フレームにも、合わせ目がありません。
アップで。このように色分けが細かく、アンクルガードの青いフチ部分も色分けされています。
ただ、足裏は少し肉抜きっぽい形になっています。
「騎士の戦い、お見せしましょう!」
ガンダムローズ、ガンダムファイト・レディーゴー!
それでは武装とギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!
ガンダムローズ、
「サンド家の名誉にかけて!」
シュバリエ・サーベルを抜刀!
アップで。ビーム刃は、短めのクリアブルーが2本付属します。
1本は余剰となります。
飛びかかるガンダムローズ!
突き!
「騎士は、敵に背を向けぬ!」
マント型のシールドを分離させて、ローゼスビットを再現してみます。
今回、クリアブルーのアクションベース5とローゼスビット用のエフェクト支柱が付属します。
ローゼスビットをアップで。
薔薇部分の赤いパーツ、1パーツなのに造形が細かいです。どんな金型なんだろう……(*_*;)
このように、マントと射出エフェクト、ローゼスビットを繋げて再現します。
一部、微妙に角度を変える事もできます。
「この一撃、祖国に捧げましょう!」
ガンダムローズ、ローゼスビットを展開!
デスアーミーを破壊するジョルジュ!
※HGFC 1/144 デスアーミー
ちなみに、↑のようにマント装着状態で射出エフェクトを取り付けることもできるぞ!(>ω<)
旧キットの1/144 ガンダムローズと比較。
旧キットは1994年製という事で、ガンプラの進化具合いをモロに感じますね。
アップで比較。……旧キットは経年で、シールが剥がれかかってますw
今回のガンダムローズ、イケメンだな……(*_*;)
マントを比較。旧キットのマントは、表面がザラザラしていたりします。
脚部を比較。色分け比較は、言わずもがなですね。
Gガンの色々な1/144スケールでディスプレイ。
ガンダムマックスターかシュピーゲルあたりが先にHGFC化されると思いましたが、まさかのガンダムローズがきたのに驚きです。
「この戦いを、マリアルイゼ姫のために!」
HGFC 1/144 ガンダムローズの感想
ということでHGガンダムローズのご紹介でした。
HGFCシリーズ最新作という事で、HGFCの初期キットよりクオリティが上がっています。(特に可動)ローズの方がクオリティ高いってのが面白いです。
ガンダムローズ自体コミカルなデザインと言われてもおかしくないと思うのですが、現代風なかっこよさを突き詰めたデザインで立体化されています。
特にクリアカラーのアクションベースと、ローゼスビットの射出エフェクトが同梱するのがファンにはたまらない部分だと思いますぞ。
バンダイさん、ガンダムローズ立体化してくれたって事は、ちゃんとボルトガンダムまでHGFC化してくれるよね……?(*_*)
以上、「HGFCガンダムローズ」のガンプラレビューでした!