今回は「HG 1/144 ティックバラン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するフライトシステム、ティックバランをご紹介。
2023年発売。
上部にあるフットレストの引き出しギミックにより、収納・展開状態が再現できます。更に、底面のMS牽引用フックを引き出せば牽引状態も再現可能。
同日発売のHG 1/144 ザウォートをはじめ、色々なMSを乗せることができます。
という事で、HG 1/144 ティックバランをレビューしていきたいと思います！
HG 1/144 ティックバラン
ペイル・テクノロジーズ社製のMS用輸送機（フライトシステム）、ティックバラン。
上面にグリップとフットレストを搭載、底面には格納式のアンダーハンドルを備えていて、標準規格のMSであれば２機を上下に積載することができる輸送機となります。
設定的には遠隔操作も可能で、前面に搭載されているビームキャノンによる支援射撃も可能との事。
価格は1,430円（税10%込）です。
ホイルシールがこちら。
細かなところはシールで色を補いますが、元々シンプルなカラーデザインをしているため基本的な色分けは良好です。
そして完成したHG 1/144 ティックバランがこちら。
カラーリングもそうですが、ほのかに宇宙世紀のベース・ジャバーを彷彿とさせるデザインに仕上がっている模様。
パーツ数が少ないので、サクサクと組み上げることができました。
横から。
後ろ斜めから。バンダイスピリッツのSFS系ガンプラって、どれも出来がいいよね……。
前面には、ビームキャノンが搭載されています。
基本部分は上下はめ込み式ですが、合わせ目が見えないよう前側と左右は別パーツで覆われているような構造です。
上面。細かなブルーやイエロー、ホワイト部はシールです。
ウイングをアップで。
側面のノズルをアップで。このグレー部は、多少動きます。
後ろ側にあるノズルは、大きく上下に可動します。
アップで見ても、内部のスリット形状など細かく造形されています。
後ろ側。
スラスター内部のモールドもコダワリを感じますね。
底面３箇所あるカバーを開けば、
ランディングギアを引き出すことができます。（←が前側、→が後ろの２つ）
基本的に、車輪は回転しません。
という事で、接地状態で展示することができます。
スタンドを使い浮かせた状態で飾りたい場合は、底面のパーツを前へスライドさせればスタンド穴が露出します。
対応パーツはアクションベース４（大きい方）なら「ACB-4B⑩」「ACB-4B⑫」、アクションベース５（小さい方）なら「ACB-5⑫」「ACB-5⑲」。
本キットにジョイントパーツは付属しないので、別途アクションベースの購入推奨です。
ドドン。アクションベース５に展示した状態がこちら。
結構ガッチリと接続されます。支柱の取り付け位置の重心バランスに気をつければ、転倒することはないと思います。
突撃！
それではモビルスーツを乗せてみるぞ！(>ω<)
まずは、上面左右にあるトップハンドルを引き出します。
ガシッ。今回はボックスアートに描かれている、別売りのHG 1/144 ザウォートを乗せてみます。
後ろ側の左右はフットレストになっていて、スライド可動します。
フットレスト先端は、角度を変えることができます。
引き出した部分にもスリット形状あり。
こんな感じで、ソールを引っ掛けます。
HG 1/144 ザウォートを乗せた状態がこちら。
ザウォート自体可動域がメチャ広で容易にヒザ立ちできるため、安定して乗せることができました。
いい感じ……。
攻撃！
MS牽引状態を再現してみます。底面のアンダーフックを引き出し、
このように握るだけでOKです。
MSを牽引した状態の完成。
この状態で飾りたい場合は「下部にHGサイズのガンプラを垂れ下げるようにする」形になるため、アクションベース５ではなく４（大きい方）が必要になる点はご注意を！(>ω<)
HG 1/144 ザウォートヘヴィを乗せてパシャリ。
ザウォート以外も展示してみます。
HG 1/144 デミトレーナーのハンドパーツは特殊な形をしていますが、無改造でグリップを握ることができました。
スレッタと、
ミオリネを乗せてみた図。
意外なことに、Figure-rise Standardのハンドパーツも無改造でいけました。
また、上下同時に積載することもできます。
※使用したプラモ「Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー」「Figure-rise Standard ミオリネ・レンブラン」
HGUC 1/144 ベース・ジャバー（ユニコーンVer.）（塗装済）と比較。
ほのかに雰囲気が似ていますね。宇宙世紀版と水星の魔女版、今回はいうなれば令和版ベースジャバーといったところでしょうか。
ザウォートをベース・ジャバーに、HGUC 1/144 ジェスタをティックバランに乗せるみたいなこともできるよ！
少しギリギリ感はありましたが、トップハンドルと手穴サイズに問題はありませんでした。（フットレストに足を添えるのはできず）
HG 1/144 ティックバランの感想
ということでHGティックバランのご紹介でした。
水星の魔女ファンはもちろん、サブフライトシステムのファンにも満足度の高いアイテムに仕上がっています。
ベース・ジャバーにしろ89式／94式ベースジャバーにしろバンダイスピリッツのSFSはどれも出来がいいので、今回も例にもれずオススメです。
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以上、「HG 1/144 ティックバラン」のガンプラレビューでした！
