今回は「HG 0ガンダム(Oガンダム)実戦配備型」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場し、ラッセ・アイオンとリボンズ・アルマークが搭乗した0ガンダム(実戦配備型)をご紹介。
2009年発売。
RX-78-2ガンダムをリスペクトしたトリコロールカラーの成形色になっており、ビームガン・ビームサーベル・ガンダムシールドと一通りの武器が付属します。
という事で、オーガンダムの実戦配備型をRX-78 ガンダムやフルアーマー0ガンダムとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HG オーガンダム(実戦配備型)
15年前のHGシリーズになりますが、ダブルオーあたりのキットは今のガンプラ目線で見ても出来のいいものが多い気がします。
さてHGオーガンダムはどうなっているか……!?
本体の色分けが優秀なため、ホイルシールの量はかなり少ないです。
クリアパーツの下を補うものと目部分のシールしか付属しません。
付属品一覧がこちら。
※「ビームガン」「ビームサーベル」「ビームサーベルのエフェクトパーツ×2」「ガンダムシールド」「ハンドパーツ×2」「GNドライヴとGNコンデンサー(選択式)」
グレーのHGオーガンダムには付属しないパーツは、ビームサーベルのエフェクトパーツになります。(それ以外だとGNドライヴが違います)
※1本は余剰パーツになります
そして完成したオーガンダム(実戦配備型)ですが、懐かしきトリコロールカラーのファーストを彷彿とさせる成形色になっております(>ω<)
また、ホワイト・イエロー・ブルー・レッドとほとんど色分けされています。
※足りないのはトサカ左右のグレーやシールド裏
現代風のプロポーション。
アゴが引け、カトキ立ちがバシッと決まります。
それでは細かく見ていきます!
デザイン上可動域が優秀で、関節可動は90度ほどですが手脚はかなり上がり膝立ちも綺麗に決まります。
上半身はそのままだとそこまでまわりませんが、少し引き上げると360度回転するようになります。(写真右)
トサカの左右にあるくぼみはグレーで要塗装ですが、頭頂部のセンサーは0ガンダムの場合真っ黒なので(設定画基準)スミ入れペンで塗りつぶしてあげるだけでOKです。
アンテナには安全フラッグあり。
頭部は前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
不思議なもので、パーツの合いが良いのかそこまで目立たないです。
胴体の白いアンテナも別パーツになっています。
※今回、イエローのパーツだけ塗装してあります
胴体側面には合わせ目が出ます。
ここはゲートが太くなっていました。
胴体内部にはクリアパーツが使用されています。
あまり目立たない部分ですが、クオリティアップに繋がっている部分だと思います(*´ェ`*)
肩は↑部分に合わせ目が出ますが、端の方に出るため極力目立たないようパーツ分轄されています。
前後にはこのぐらい可動。
前腕部は肘関節あたりに合わせ目が出ます。
そして注意ポイントですが、腕関節(↑のグレー部分)を肩に接続する時に白化してしまいました。(しかも両腕w)
接続強度がきつかったので、力を入れてしまったのが原因っす(>ω<)
これから組まれる方はあまり力を入れないようご注意を!(単に組むの下手なだけ説あり)
実はこの実戦配備型を組むのは2回目で、以前フル塗装したものを人にあげた事があるのですがその時も白化した気がします。みんなは気をつけてね!
腰回りの色分けは完璧で、合わせ目も出ません。
フロントアーマーもかなり上まで上がります。
脚部は側面に合わせ目が出ます。
組み立て書の作例基準ではモールドになっていましたが、設定画ではモールドが入っていません。
ふくらはぎにも合わせ目が出ます。
また、足裏のつま先周辺には肉抜きがあります。
細かな事を言えば、脚関節と脚の付け根にも合わせ目が出ます。
ほぼ目立たないため、ここはこのままでいいかもしれません。
スリッパの左右可動が優れており、↑まで開脚しても接地します。
股下は最近の主流である3mm穴が空いているため、アクションベースに対応します。
カバーもついています。
脚は前後によく動きます。
今のガンプラ基準で見ても優秀な部分だぞ……(>ω<)
背中はGNドライヴ(太陽炉を利用)とGNコンデンサー(粒子貯蔵タンク)から選択します。
リボンズ仕様なら前者、ラッセ仕様なら後者といった感じ。
選択式になりますが、組んだ後でも交換可能です。
それでは武器を見ていきます!
ビームガンはシンプルな3パーツ構成で合わせ目が出ます。
ハンドパーツ穴のサイズと微妙に合っていないため、少しプラプラします。
ガンダムシールドはグリップを持たせてから腕に挟む形で接続。
こちらは安定して保持できます。
ただ、シールド裏にはぐるりと肉抜きがあります。
オーガンダム(実戦配備型)、ビームガンとガンダムシールドを装備。
それではアクションポーズいってみます!
こいつ、動くぞ……!
やば、めちゃめちゃかっこいい(*_*)
ビームサーベルの基部は可動します。
収納状態の柄を掴む事ができますが、腕関節は90度しか曲がらないためちょっと無理矢理感はあります。
オーガンダム(実戦配備型)、ビームサーベルを抜刀!
うむ。これ今のガンプラ目線で見ても普通にかっこいいわ……。
両手持ちも可能です。
が、注意点あり。
「ヒャッホー!かっこいいわ!」
と、調子に乗って動かしていたら
↑がポッキリいったので修理しましたwなんか微妙にズレたけど気にしないでおこう
ここは元々2パーツ構造なのですが、接続部分の凸が折れました。
という事で、両手で持たせて遊ぶのには気をつけてね!(>ω<)
※なんか今回失敗談レポートになっている気がする
ラッセの乗ったGNコンデンサーバージョンでもパシャリ。
ガンダムエクシア リペアIIとバトル!
「これは運命だ……まだ僕は…戦える!!」
ちびボイスのリボンズとディスプレイ。
HGオーガンダムと比較。
違いは成形色とホイルシールのほか、「サーベルエフェクトパーツの有無」「GNフェザーの有無」「GNドライヴ」の3点となります。
HGUC RX-78 ガンダム(リバイヴ版)と比較。
ROBOT魂のフルアーマー0ガンダムと比較。
わたくし、このちょっとやぼったいフルアーマーオーガンダム大好物です……
HG オーガンダム(実戦配備型)の感想
ということでHG オーガンダム(実戦配備型)のご紹介でした。
本体色分けもほとんど完璧で、今のガンプラ目線で見てもプロポーションが非常にかっこよく仕上がっています。
合わせ目はそこそこありますが、肩の上はほとんど目立たず前腕部は一部だけだったり、極力目立たないよう配慮されています。
以上の点から、素組み派モデラーさんでも満足いくオーガンダムに仕上がっていると思いますぞ。
また、ABS樹脂を使用していないため塗装派モデラーさんにもオススメ。
※低価格プラモという事で「足裏・シールド裏」に目立つ肉抜きがあるため、完璧に処理しようとするとそこそこ時間はかかると思われます
灰色のHGオーガンダムとの違いは、成形色・ホイルシール以外だと『ビームサーベルのエフェクトパーツの有無』『GNフェザーの有無』『GNドライヴの形状』になります。
主に「カラーリング」と「翼の有り・無し」を基準に選ぶのがいいと思いますぞ。
わたしはラッセ機目的で実戦配備機を購入しましたw(*_*)
以上、「HG オーガンダム(実戦配備型)」のガンプラレビューでした!