今回は「HG 105ダガー+ガンバレル」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED MSVにて設定され、モーガン・シュバリエが搭乗する105ダガー+ガンバレルをご紹介。
2004年発売。
105ダガーとガンバレルストライカーが付属し、装着状態のほか独立して展示できる専用スタンドも付属します。
という事で、HG105ダガー+ガンバレルをじっくりとレビューしていきたいと思います!
HG 105ダガー+ガンバレル
内容ですが、105ダガー(正式名称GAT-01A1ダガー)とガンバレルストライカーのセット商品になっています。
地球連合軍初の量産機の称号は01ストライクダガーに奪われたものの、ストライカーパックを換装できるダガーに仕上がっています。
パイロットは「月下の狂犬」、モーガン・シュバリエさん。
全部で23機生産された105ダガーを駆るパイロットの一人。ちなみに訓練教官としても優秀で、エドワード・ハレルソン(ソードカラミティに乗ってた切り裂きエド)が教え子だったりします。
ホイルシールとマーキングシールが付属。
マーキングシールは地球連合とモーガンのパーソナルマーク、それに機体ナンバーが印刷されています。
付属品一覧がこちら。
※「ライフル」「サーベル×2」「シールド」「専用スタンド」「ガンバレル展開用差し替えパーツ×4組」
当時ものキットながらサーベルのエフェクトパーツが2本付属するうえ、105ダガーとガンバレルストライカー両方に対応する専用スタンドが同梱します。
MSV系ってオマケが多い気がしてちょっぴりお得だぞ……(*´ェ`*)
そして完成したHG105ダガー+ガンバレルがこちら。
設定的にもストライクを原型としているため、ところどころのデザインに近いものを感じますが新規造形のランナーにて構成されています。
色はちょこちょこ足りない箇所が多いものの、手の甲や足裏が色分けされていたりそこまで悪くない印象です。
売りはなんといってもこの背部のガンバレルストライカー。
ストライクに移植しても面白そうです(*´ェ`*)
かなりの重みがあるため転倒しやすいですが、↑のように一応は自立します。
可動域は今のガンプラ目線で見ると狭く、手足はまあまあ広がるぐらい。
上半身はそのままではまわりませんが、少し引き上げれば360度回転するようになります。
引き上げてもそこまで違和感はないので、回転する認識でOKだと思います。
手脚の関節は90度ほど曲がります。
昨今のガンプラのような胴体ブロック構造が導入されていないため、柔軟には可動せずといった感じ。
頭部はフェイスマスクが色分けされています。
今回はモーガン機をチョイスし、胸部には「月下の狂犬」のパーソナルマークを貼りました。
顔をアップで。目の部分はフェイスマスクのパーツと一体化されており、ブルーのシールで色を補います。
前後はめ込み式のため、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
アンテナ先端には安全フラッグ。アンテナ自体は内部から突き出すパーツ構造になっており、合わせ目がモールドになります。
胴体も前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
上から見た合わせ目箇所。肩上部にも出ます。
ショルダーアーマー側面のパーツは可動し、色分け済み。
肩は昔ながらの軸接続になり、前後には可動はしません。
腕は肩内部ブロックと前腕部前後に合わせ目が出ます。
こちらがガンバレルストライカー。
基本的な部分は色分けされていますが、5基のスラスター内部の◎はオレンジだったりするので完璧に塗り分けるとすれば少し手間はかかると思われます。
フロント・サイドアーマーはそこまで上がらず。
腰左右には2本のサーベルをマウント可能です。
意外な事にポロリせず、接続強度に問題はありませんでした。
脚部は前面の白い装甲部分に合わせ目が出ます。
関節パーツは1パーツになっています。
膝まわりのブルーは色分けされていますが、側面の○の突起はグレーで要塗装です。
後ろ側はほとんど一直線に合わせ目が出ます。
足裏はグレーに色分けされており、肉抜きもありません。
股下は同梱するスタンドに対応した穴が空いており、アクションベースなどの3mmジョイントには対応していません。
シールドは基部で360度ロール回転します。
表面中央の突起やシールド裏は要塗装ですが、シールド裏側には細かくモールド形状アリ。
ライフルは2パーツ構造のシンプルなモナカで、いつもの合わせ目が出ます。
また、シリーズ共通で手首パーツの穴とグリップサイズが合っていないため持たせるとグラグラします。
それではアクションポーズいってみます!
ライフルを構える105ダガー+ガンバレル!
ガンバレルが見えやすい角度で飾るとかっこいいぞ……(*´ェ`*)
襲いかかるモーガン!
差し替えパーツにより、ガンバレルのハッチ展開状態が再現できます。
4基分付属します。
レールガンで攻撃する105ダガー+ガンバレル!
カッケェ!
同梱のスタンドに展示。
スタンド裏側には、展開用の差し替えパーツを収納しておけます。
地味に便利だぞ……。
サーベルを展開!こちらは手首パーツの穴とそこそこフィットし、グラつく事なく持たせる事ができます。
二刀流で。
接地性はあまり良くないので、浮かせて飾る方が良さそうです。
チラッ……。ガンバレルストライカーを見せつける105ダガー!
スタンドの支柱を組み替えれば、ガンバレルストライカー単体で展示する事ができます。
ご覧のように、MS状態で使っていた長い支柱は側面に取り付けておく事ができます。(背中とのジョイントパーツも収納可能)
M58E4ガトリング機関砲は左右はめ込み式で白いパーツ上下に合わせ目が出るものの、色分けは優秀でディテールも中々細かいと思います。
全ハッチ展開状態でパシャリ。
105ダガーとガンバレルストライカーを分離させた状態で。
ガンバレルストライカー、有線式(光ケーブルを介した遠隔操作)ってところが熱いよね……。
カナード・パルスのハイペリオンガンダムと交戦!
スターゲイザーに登場した、ファントムペインのHG 1/144 105スローターダガーと比較。
違いはHG105スローターダガーのレビューの方でどうぞ。HGCEエールストライクガンダムのエールストライカーと互換性があるかも検証してあるぞ!
HGCE 1/144 ストライクダガー、HGCE 1/144 ダガーLも混ぜてディスプレイ。
HG 105ダガー+ガンバレルの感想
ということでHG 105ダガー+ガンバレルのご紹介でした。
合わせ目は多く可動域も広くはないですが、当時ものキットという事を考えると色分け・造形は中々良く出来ていると思います。
特に昔のHG SEEDシリーズは顔がでかかったり体型バランスが悪いものがあると思うのですが、本キットの場合そういった事もなくかっこよく仕上がっている印象です。
ただ、もちろん色が足りず合わせ目も多いのでそのあたりは処理した方が良さげ。
SEED MSV好き、もしくはダガー系のファンにはオススメだよ!(>ω<)
以上、「HG 105ダガー+ガンバレル」のガンプラレビューでした!