今回は「HGBF アメイジングズゴック」のガンプラレビューです。
こちらプレミアム・バンダイ限定品になります。
HGBF アメイジングズゴック
「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」に登場したアメイジングズゴック。
お馴染みメイジン・カワグチが製作した新たなガンプラ。
GMの逆襲最高でした……これは作りたくなるでしょ!
元キットは2001年発売の古いHGUCシャア専用ズゴックが使用されています。
カラーリングも元キットの成形色ですが新規パーツ(両腕)は上記写真のように少し色味が違う感じになっていました。(少し分かりづらいですが)
ちなみに胴体内部は従来のABSから新規構造のやわらかプラに変更されています。
足面積が大きいので自立は安定しますが、脚の付け根ボールジョイントが古いキットの流用なのでしばらく動かしていたらヘタレて緩くなってきます。
腕が思いせいもあり、ポージングによってはクラッときて倒れる事もあり。
頻繁に動かして遊ぶ場合は瞬間接着剤等で太らせる等加工の必要があるかもしれません。
バックパックは元キットと全く同じ。
挟み込みタイプで左右に合わせ目が出ます。
下部のスクリューも再現されておらず、色分けもされていないので要塗装箇所。
頭部アップ。モノアイと白部分はホイルシールでモノアイの可動ギミックは無し。
脚は合わせ目ゼロ設計ですが逆三角形の腰部サイドは段落ちモールドもなく合わせ目あり。
デザインがデザインなので最高峰の可動域を誇りますw
足がでかいので片足立ちも余裕。
正直大型アームと肩の付け根機構以外は古いキットの完全流用なので今の目で見ると不満点も出るのですが、元のズゴックが超名作キットなので許せる感じですw
それではメイジン・カワグチが「水陸両用モビルスーツ複数機の能力を1機に集約する」というコンセプトで作ったズゴックの各モードを紹介します。
アッグモード
アッグ両腕のドリルを再現するモード。
アイアン・ネイルを閉じた状態で中央に集約し回転させて攻撃するモードです。
アイアン・ネイルは独立可動、また中央で回転します。
要は基本のモードになります。こちらを睨みつけ威嚇するアメイジングズゴックくん。
ゾゴックモード
ゾゴックに装備されていたワイドカッターを展開させブーメランのように飛ばして敵を切断するモード。
キットではワイドカッターは飛ばせませんが起こして展開する形になります。
さらに強そうになった事で威嚇してくるアメイジングズゴックくん。
アッグガイモード
アッグガイのヒートロッドを敵に巻き付け熱と電撃によってダメージを与えるモード。
ヒートロッドは4つ付属します。取り付け穴は6つあるので好みの位置に差し込む形で再現。
やっぱアッグガイが一番ウケるわw
トリッキーなヒート・ロッドでついに飛びかかってきたアメイジングズゴックくん。
ランナー見てるとアッグガイも発売されるんじゃないかという期待を持ってしまう……。
ジュアッグモード
ジュアッグの三連装ロケットランチャーで中距離攻撃をするモード。
6つの砲身を差し替えで取り付ける事で再現可能。
いずれも簡単に再現できる上パーツの合いが優秀なのでポロリもなし。
ここら辺はさすが最新キットといったところでしょうか。
こちらに向け攻撃を開始したアメイジングズゴックくん。
あーズゴックってなんでこんなにカワイイんだろう。
武装ミックス
「罠とわかって入る馬鹿はおらん!!!」
名人カワグチの扮するアメイジングズゴック、GMの逆襲本編ではこの装備でガンプラマフィアを瞬殺していました。
付属品一覧です。実は通常ズゴックの腕も入っているので
通常ズゴックも組めたりします。
HGUCズゴック持ってなかった方はこのアメイジングズゴックだけで両形態を楽しめるというプレイバリュ-の高いお得なコンパチキットになっています。
通常ズゴックと比較。※通常ズゴックは塗装+目改造してます

旧キットのアッグと。正に最新キットと最初期キットの比較。

HGBFアメイジングズゴックの感想
という事でプレミアム・バンダイ限定、HGBFアメイジングズゴックのご紹介でした。
新規パーツの大型アーム部分は合わせ目がなく色分けも完璧です。
ボリュームもありその多彩なギミックのおかげで色々な形態に換装して楽しめるキットになっていました。
合わせ目は元キット・ズゴックと同じで胴体上部、腰部、バックパックにアリ。
大型アームの重さで元キットの脚部の付け根ボールジョイント強度が支えきれず、徐々に足が広がっていき転倒する事が多い印象です。
ちょっと動かしただけで脚の開きが緩くなってきたので、瞬間接着剤等でキツ目に調整する必要がアリ。
素組み派のモデラーさんには厄介な部分になっています。
対処法としては足の中が空洞になっているのでガン玉(デュエル(DUEL) STガン玉 C/S入)を入れて組むと接地面が重さで安定するのでオススメです。
※ガン玉をパテで足裏に固定してあげる感じ
※足を上げたり浮かせたりする場合は不向きな改造になります
股下にはアクションベース用の穴もなく、最新キット目線で見てしまうと色々手の届かない箇所が多目のガンプラだと思います。
ただコンパチでシャア専用ズゴックにも組めるので、HGUCズゴックをまだ持っていない方にはこちらがオススメ!
つや消しスプレーをかけて見ました↓
GMの逆襲に登場するその他のガンプラレビューはこちら






以上、「HGBF アメイジングズゴック」のガンプラレビューでした!
『中古 1/144 HGBF アメイジングズゴック』の在庫を見る