今回は「HGブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、ディアッカ・エルスマンが搭乗するブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)をご紹介。
2007年発売。
ブレイズザクファントムの特徴であるブレイズウィザードが付属し、機体カラーが黒に変更されています。
という事で、HGブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)をレビューしていきたいと思います!
HG ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)

ザフト軍で開発された新世代MSニューミレニアムシリーズの主力機、ザクウォーリアの上位機種であるブレイズザクファントムさん。
高機動火力強化装備であるブレイズウィザードを装備しているのが特徴で、今回は成形色がディアッカ専用機カラーにて再現されているのが最大の特徴です。
という事で、HGブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)との違いは色だけです。

組み立て書にはみんな大好き、ディアッカが記載。
降格された緑の軍服が冴え渡るぞ……(*ノェノ)

ホイルシールは、ブレイズザクファントム共通のものが付属します。
モノアイと、白いラインを補うもののみです。

付属品一覧がこちら。
※「MMI-M633 ビーム突撃銃」「MA-M8 ビームトマホーク×2」「手首パーツ×4」「余剰パーツ」
基本的には、ザクウォーリア系の武装が付属。手首パーツは、左右の「武器持ち手」右の「銃持ち手」左の「平手」の計4つが同梱します。

そして完成したHGブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)がこちら。
前述したとおり成形色以外はレイ・ザ・バレル専用機と同じため、完全な色替えキットとなります。
パチ組み派でディアッカ機を再現したい場合に需要が生まれるガンプラ、といったところでしょうか。

HGのザクウォーリア系は当時物のHG GUNDAM SEEDシリーズでは屈指のクオリティを誇っていたため、今のガンプラ目線でも通用する造形で立体化されています(*_*)
合わせ目は多いものの、素組みでここまで完成度が高いのがタマリマセン……。

ブレイズウィザードは重みがあるものの、自立は安定します。
ただ、接地性はそこまで良くないです。

可動域はそこそこ広く、腕は水平以上上がります。
足の付け根は昔ながらのボールジョイント接続ですが、開脚範囲は悪くないです。

手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。

上半身を少し浮かせれば、真横を向く事ができます。
が、無理矢理感が出るため実際は↑まで動かないと思った方がいいかもしれません。

頭部をアップで。ツノは別パーツ化されています。
モノアイに凸モールドはなく、ピンクのホイルシールを貼る仕様です。

横、後ろから。合わせ目はありません。

ツマミこそありませんが、モノアイは左右に可動します。
※一度ヘルメットを外して動かす感じ

胴体は、胸部の一部をイエローで要塗装です。側面には合わせ目あり。
脇の下も合わせ目っぽく見えますが、一応設定画ではモールド部分だったりします。

腕部は「肩内部」「前腕部」に合わせ目が出ます。

シールドはボールジョイント接続で、内側にはドラム型のビームマガジンを2つマウントする事ができます。(両側とも)
裏側にはぐるりと肉抜きアリ。シールドの開閉ギミックはオミットされており、ビームトマホークを収納する事はできません。

ボールジョイント部分をアップで。このように引き出す事ができ、自由度は高いです。

上から見た場合、胴体や肩・ブレイズウィザードなど合わせ目が多いです。
肩は多少前後に可動します。

ウィザードパックはHG GUNDAM SEED共通規格になっており、HGドムトルーパーなどに移植する事もできます。※このあたりは後述

ブレイズウィザードを後ろから見た図。
ちょこちょこと合わせ目が出るうえ、細かな赤は色分けされていません。

左右のスラスターブロックは、各部細かく動きます。

腰部左右にはハンドグレネードを合計4つ装備しており、着脱可能です。
↑枠リア側のパーツを下げる事により、

MMI-M633 ビーム突撃銃をマウントする事ができます。ドラム式のビームマガジンを折りたたむようにして取り付けます。
細かな事を言えば、股下には合わせ目アリ。スタンド穴は空いていないので、アクションベースや3mm軸タイプのスタンドには非対応です。
また、HDリマスターの時に追加されたスタンド用パーツ(別キットに同梱)にも非対応でした。

脚部の合わせ目は多く、前後にチョロチョロと出ます。
ただ、足裏に肉抜きはありません。

ふくらはぎのスラスターは、地味に可動します。

「コイツを落とすんだろ?」
ブレイズザクファントム、出撃!

スタンド穴が空いていないためポーズ付けがちょい難しいですが、武装を見つつアクションポーズいってみます!

MMI-M633 ビーム突撃銃は、ザクウォーリア系の共通パーツです。
銃持ち手は、右のみ付属します。

MMI-M633 ビーム突撃銃で攻撃!
平手は左手分が付属します。

モノアイを左右に動かすと一気にかっこよくなる気がする……。
てかこのキット、当時物ということを考えるとほんとよく出来ていますね(*_*;)

フォアグリップを握り、

両手で構える事ができます。

MA-M8 ビームトマホークは2つ付属します。
グレー1色1パーツ構造で、ピンク(刃部分)と白の色は足りません。

飛びかかるディアッカ!

ビームトマホークを両手に持ってパシャリ。

ビーム突撃銃+ビームトマホークで。

AGM138 ファイヤビー誘導ミサイルがこちら。
ブレイズウィザード左右のスラスターブロック先端が開閉し、ハッチを開けば小型ミサイルが顔を出します。

ファイヤビー誘導ミサイルを発射!

いい感じ……(*´ェ`*)

HG GUNDAM SEEDシリーズのウィザードパックと共通規格になっているので、ブレイズウィザードをHGドムトルーパーなどに移植する事もできるぞ!


HGケルベロスバクゥハウンドの、ケルベロスウィザードをこちらに持ってくる事もできます。
もちろん、無改造でOKです。

成形色的に相性バツグンですね。

逆に、ブレイズウィザードをケルベロスバクゥハウンドへ取り付ける事もできます。



「それより、早くやることやっちまおうぜ」
「ディアッカ、キサマぁ!」
名コンビで展示。

HGグフ イグナイテッド(イザーク・ジュール専用機)とディスプレイ。


ベースキットの、HGブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)(塗装済)と比較。
違いは成形色のみです。今回のディアッカ機は青バンダイマークになってから一般で再販されていないかもしれないので(記事執筆時点。ネットショップどこを見ても青バンダイボックスが発見できず)、レイ機の方が安かったらレイ機を塗装してしまうのも手だと思いますぞ。


EFコレクションのディアッカフィギュアとディスプレイ。

何故かこやつはプレミア化していないので、今の時代でも中古で安くゲットできると思いますぞ。

ディアッカ搭乗機(HGバスターガンダム/HGガナーザクウォーリア)でディスプレイ。



HG ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)の感想
ということでHGブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)のご紹介でした。
レイ・ザ・バレル専用機の完全な色替えキットとなるので、可動域や合わせ目の多さなどは同じです。

↑は組み立て書の作例。このように細かな赤が結構足りないため、部分塗装すればクオリティが上がると思いますぞ。
プロポーション的には今のガンプラ目線で見ても十分通用するクオリティで立体化されているので、オススメな当時物HGに仕上がっているよ!
以上、「HG ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)」のガンプラレビューでした!











