今回は「HGダークダガーL」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場する、ダークダガーLをご紹介。
2024年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
「宇宙空間での視認性を抑えた」カラーリングが成形色で再現されていて、劇中で使用された「Mk39 低反動砲」が新規造形で付属します。
別売りのストライカーパックシステム対応の各種装備を、無改造で装着可能。
ということで、HGCEダークダガーLをレビューしていきたいと思います!
HGCE 1/144 ダークダガーL
宇宙の闇、潜む影
ということで発売されたダークダガーLですが、機体設定的には「ダガーL」を、宇宙での視認性を抑えるために黒系の塗装を施したステルス仕様のMSとなります。(機体性能は通常機と同じ)
価格は1,650円(税込)ということで、メチャ安です……(*ノェノ)
そして完成したHGCE 1/144 ダークダガーLがこちら。
今回はダガーLを黒系の成形色に変更し、新規造形のMk39 低反動砲が同梱されているのが最大の特徴となります。
ベースとなるダガーLは2021年に一般で発売されたHGCEなので、今のガンプラ目線で見ても新しさを感じる内容になっているよ……(*´ェ`*)
ファントムペインの悪役ダガー!みたいなイメージのある本機ですが、正直今の時代にキット化されるとは思いませんでした。
変な話、デスティニー放映時に発売された旧HG GUNDAM SEEDシリーズより出来が良いので、脇役の方がクオリティが高くなっているという面白い現象が起きている気がします。
元々の設定色がシンプルということもあり、色分けは良好でシールは付属しません。自立性・接地性ともに優秀です。
まずはベースキットの、HGCE 1/144 ダガーLと比較。
ダガーLの方は一般で入手可能です。ご覧のとおり、本体は成形色を変えただけで、今回は新規造形の武装が追加で同梱する感じです。
ただお値段は1,320円から1,650円と、少し高くなっています。
可動域はかなり広く、手足は大きく広がります。
ヒザ立ちもバシっと決まります。
上半身を少し引き上げれば、真横を向くことも可能。
頭部をアップで。目の部分にはクリアパーツが採用されています。
ダガーLではクリアブルー成形だったので、クリアパーツの色が違うのも売りの一つだと思われます。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目があります。
右側のみアンテナを搭載。アンテナは別パーツ化されています。
胴体は前後はめ込み式で上部・側面に合わせ目が出ますが、ご覧のとおりモールドっぽくも見えるのでこのままでOKかも。
シンプルな肩部。こちらの合わせ目は、段落ちモールドになっています。
ボールジョイント接続で、前後に可動します。
腕部。厳密に言えば合わせ目があるのですが、端に配置されているためほとんど目立ちません。
腰部側面には、ビームサーベルのグリップをマウント可能。
サイドアーマーの開閉ギミックはオミットされていて、スティレット投擲噴進対装甲貫入弾は付属しません。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
脚部は側面にチラホラと合わせ目あり。
こちらもモールドっぽく見えるのでこのままでもOKかと思いますが、一応設定画ではモールドのない部分です。
ヒザを曲げた際に露出するフレーム部に、合わせ目はありません。
足裏は肉抜きのない、堅実な作り。
今回はストライク系のフレームが使用されているので、ストライク風味も感じます。(大元を辿れば「HGBF 1/144 ビルドストライクガンダム フルパッケージ」のフレームが流用されています)
ダークダガーL、現る!
それでは新規の武装などを見つつ、アクションポーズいってみます!
こちらが新規造形のMk39 低反動砲。
ロングバレルのバズーカ砲ですが、4パーツのみと結構シンプルな作り。ただ、ここがキット最大の売りポイントです。
アップで。グリップは非可動ですが、持たせやすい角度で固定されています。
Mk39 低反動砲を装備するダークダガーL!
ヒザを着いて射撃。
浮かせて展示。
本体の可動域が広いので、かっこいいポーズがガンガン決まります。
対ビームシールドのほか、ここからの武装に色以外の変化はありません。
前腕部に上からスライドさせる形で固定するので、ガッチリと装備できます。
ビームカービンも一部成形色が違いますが、ダガーLと同じです。
人差し指を突き出したハンドパーツが付属しないので、持たせるとちょい違和感が出るのはご愛嬌といったところ。
ビームカービンで攻撃!
ビームサーベルを抜刀!
二刀流で。手穴とグリップのサイズは少し余裕があるので、下に向けたりすると落ちたりはします。
攻撃!
他キットとの組み合わせ
それではここから、別売り品との組み合わせ例を見ていきます。
背部の穴がHGのストライカーや拡張セットと互換性のある規格になっているので、
このようにHGCE 1/144 ウィンダム&ダガーL用 拡張セットに同梱するドッペルホルン連装無反動砲などを無改造で取り付けることができます。
ドッペルホルン連装無反動砲をぶっ放すダークダガーL!
同じく、マルチランチャーパックにも対応します。
ドドン。大迫力!
こちらの拡張セットも、プレバン品です。気になる方は、↓のレビューもあわせてどうぞ。
ちょっとマニアックどころの、HG 1/144 105ダガー+ガンバレルに付属するガンバレルストライカーにも対応します。
装着!今回のダークダガーLはHGCEシリーズですが、旧HG GUNDAM SEEDシリーズのストライカーにも対応するのが嬉しいです。
HGで発売されているダガー軍団でディスプレイ。
※左から「HGCE 1/144 ストライクダガー」「本キット」「HGCE 1/144 ダガーL」「HG 1/144 105スローターダガー」「HG 1/144 105ダガー+ガンバレル」
同じファントムペインの、HGCE 1/144 ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)とディスプレイ。
ネオのウィンダムも、プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGCE 1/144 ダークダガーLの感想
ということでHGダークダガーLのご紹介でした。
安定のダガークオリティといったところで、少ないランナー数ながらよく動くし色分けも良好です。
繰り返しになりますが、今回は「一般で発売されているHGCE 1/144 ダガーLの色替えにMk39 低反動砲を足した内容」ということで新規部分は少ないのですが、価格が1,650円(税込)と買い求めやすい価格になっているので、気になる方は即買い推奨だよ!(>ω<)
以上、「HGCE 1/144 ダークダガーL」のガンプラレビューでした!