今回は「HGBF ジンクス4 TYPE.GBF」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズ バトローグに登場し、レナート兄弟が使用するジンクスIV TYPE.GBFをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-に登場するジンクスIVが、ビルドファイターズ仕様のカラーリングで再現されています。
という事で、HGBF ジンクスIV TYPE.GBFをレビューしていきたいと思います!
HGBF ジンクスIV TYPE.GBF
ジンクスIVのGBFバージョン。
同作品に登場した「ケルディムガンダムサーガ」「ストライカージンクス」は一般販売されましたが、このジンクスIV Type.GBFのみプレミアム・バンダイ限定品での発売となりました。
ちなみに、塗装さえすればダブルオー版も再現可能です。
付属品一覧がこちら。
ジンクスIVを再現するための武装がてんこ盛りです。
完成したHGBFジンクスIV TYPE.GBFがこちら。
まずキット内容が面白く、新規造形として「額」「肩サイドアーマー」「股間部」「増加粒子タンク」「GNシールド」が付属。
それに加え、今まで発売されてきたジンクス系(「HG ジンクス」「HGBF アクセルレイトジンクス」「HGBC ガンダムビルドファイターズ 24thセンチュリーウエポンズ」)の一部ランナーが同梱する内容となっています。
ごちゃ混ぜ感が面白いぞ……w
立ち姿は非常に良く出来ていますが、元を辿れば2008年に発売されたHGジンクスのパーツを使用しているため可動域は狭いです。
シンプルなカラーリングのため色分けは悪くないですが、一部シールで補う箇所やシールが付属しない箇所があります。※このあたりは後述
可動域から。開脚範囲は狭く、特にヒザ関節があまり曲がらないのが弱点です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。外装部分はアクセルレイトジンクス、クリアパーツはジンクスのパーツが使われており、額の白いパーツがジンクスIVの新規になっています。
側面の丸い部分はシールで色を補います。
胴体にもキレイなクリアパーツが使用されています。
下に光沢感のあるパープルのホイルシールを貼る事により、角度によって光って見えます。
ショルダーアーマーの外側カバーを外せば、色々な武装をマウントできるハードポイントが露出します。
左から露出状態、カバーを付けた状態、「GNシールド」「GNバスターソード」を取り付けた状態です。
腕周りはHGジンクスと同じで、手の甲パーツは全てシールで色を補います。
左手のみ平手パーツが付属します。
脚部。
足首パーツのカバーパーツと、側面のくるぶしまわりもシールで色を補います。
足裏にはガッツリと肉抜きがあります。
背部には定番のコーン型のスラスターを装備。
そして両肩部には、増加粒子タンクが装備可能です(画像右)。
接続強度がそこまで強くはないので、外れるのが気になるようなら接着しちゃうのもアリだと思います。
リアアーマーには3mm穴が空いています。
グレー部はシールで色を補います。
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
GNショートライフルは前腕部に接続するため、ガッチリと保持できます。
ちなみに「24thセンチュリーウエポンズ」に付属していたライフルになります。
ジンクスIV TYPE.GBF、GNショートライフルで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
先端のバレルパーツを差し替えれば、GNロングライフルに切り替え可能です。
ロングにするとスナイパーっぽくなって超かっこよくなりますね(>ω<)
左手の形状も指が尖っていて良い感じです。
GNロングライフルで攻撃!
GNライフル系はリアアーマーの3mm穴にマウント可能です。
ガッチリと接続されます。
GNバスターソードを装備。
重いので、ずっと持たせていると経年で手首パーツが垂れ落ちてくると思われ。
両手で構える事も可能です。
ただ手首パーツの穴サイズが柄よりやや大きく、角度によっては抜け落ちてしまいます。
斬!
GNビームサーベルは2本付属し、サーベル刃はクリアオレンジのものが付属します。
GNシールドは2つ付属します。
裏側にはGNハンドグレネードを装着可能。
余談ですが、元のジンクスIVの設定では「両肩にシールドを装備できるのは指揮官機だけ」だったりします。
※劇場版ダブルオーではパトリック・コーラサワー機が両肩にGNシールドを装備
足裏の肉抜きは結構目立ちますね。気になる方はパテで埋める必要アリですな……(>ω<;)
フル装備で。
GNシールド2枚もかっこいいし、片側GNバスターソードにしても似合うからどの形態で飾るか超悩むわ!(>ω<;)
パトリック機の構成で。
両肩がGNシールド、右手にGNショートライフルを持たせればジンクスIV指揮官機(パトリック・コーラサワー仕様)になります。
右肩をカバーパーツ、左肩にGNバスターソード、右手にGNロングライフルでジンクスIV指揮官機(アンドレイ・スミルノフ仕様)に。
余剰パーツがこちら。
ジンクスのGNビームライフル、シールド、頭部(クリアパーツなし)が組めちゃったりします。
一応こんな事もできるぞ!w
ライフルとシールドがまるまる付属するのでお得感があります。
ROBOT魂ジンクスIV(指揮官機)と比較。
全高がかなり違いますね。
HGジンクスIV(量産機)と比較。
違いは↓でどうぞ。
他のジンクスタイプと一緒に。
レナート兄弟のガンプラでディスプレイ。
HGBF ジンクスIV TYPE.GBFの感想
という事で「HGBF ジンクスIV TYPE.GBF」のご紹介でした。
本体の合わせ目については同じ本体の↓レビューでどうぞ。
最大の弱点は可動域ですが、多彩な武装が付属しプロポーションは優秀なキットという印象です。
ちなみに本体の合わせ目はこちら↓
量はそこそこあります。
色分けはシールでほとんど補えますが、24thセンチュリーウエポンズの武装は1色成形のため要塗装です↓
成形色はTYPE.GBFという事でビルドファイターズのオリジナルカラーになっていますが、塗装をすれば「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」に登場したジンクスIVも組めるのでファンにはたまらないアイテムになっているのではないでしょうか。
総評としては可動域は狭いものの豊富な武器が付属し、プロポーションが良く塗装をすればオリジナルのジンクスIVになるという、ジンクスIV好きなら満足するガンプラといった感じです。
※追記:今ならダブルオー版(原典版)がラインナップされています↓
以上、「HGBF ジンクスIV TYPE.GBF」のガンプラレビューでした!