今回はHGUCゴッグのガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場する、水陸両用MSゴッグをご紹介。
2000年発売。
24年前に発売されたHGUCのナンバー8という事で、低価格かつ非常にシンプルな内容になっています。
という事で、HGUCゴッグをレビューしていきたいと思います!
HGUC ゴッグ
ファーストガンダムに登場し、ジオン軍のコーカ・ラサ等が搭乗したゴッグさん。
HGUC初期に発売されたガンプラなだけあり、大味なパーツ分割により立体化されていますw
その分定価がめちゃめちゃ安いのが特徴となります。
この堂々たる出で立ちよ……。
元々のカラーリングがシンプルなだけあり、色分けは良好です。
昔のHGUCって突発的に組みたくなるよねw
画像を見ておわかりいただけるように、合わせ目の量は多いです。
プロポーションに関しては劇中再現度が高く、接地性に優れています。
可動域から。腕はそこそこ上がりますが、開脚範囲はまあまあといった感じ。
膝関節は90度も曲がりませんが、キレイに膝立ちできます。
上半身は360度ぐるぐる回転します。
モノアイは非可動かつモールドも無く、シールを貼るだけという割り切った仕様です。
↑位置までまわります。(これ以上まわすと取れちゃう感じ)
上から見た図。胴体は前後はめ込み式で、上に合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーは1パーツ成形で合わせ目が出ません。
バックパックは合わせ目無しです。シンプルなパーツ構造をしています。
メガ粒子砲は内部から赤いパーツが露出する構造です。
胴体・お腹・腰は側面縦一直線に合わせ目が出ます。
一応ブロック構造になっているので、上半身は前後に可動します。
腕の内部はABSを連結させていく構造です。
外装は筒型パーツになっており合わせ目が出ません。
手首パーツには合わせ目が出ますが、ここはABS樹脂製のためちょっと厄介な部分。
手首はスナップします。
アイアン・ネイルは全ての指が可動するぞ!
ただ指自体もABSになっているため、塗装派モデラーさんはご注意を。
股下にスタンド穴は空いてませんが、スラスターが造形されています。
モモは段落ちモールド化されていますが、膝下は合わせ目が出ます。
関節パーツは1パーツで合わせ目無しです。
横、後ろから。ふくらはぎ付近に合わせ目が出ます。
足裏にはスクリューのモールドが刻まれています。ぐるりと肉抜きアリ。
それではアクションポーズいってみます!
グワッ!!!
アイアン・ネイルを構えた悪そうなゴッグさん。劇中でガンダムのバルカンを防ぎ、頭部に穴を開けるなど驚異的な強度を誇っていました。
襲いかかるゴッグ!
なんかゆるキャラ扱いされてるけど性能めちゃめちゃ高いよねw
それでは巡航形態に変形させてみます。まずはショルダーアーマーを外します。
アームと手首パーツを分離させ、
中間アームをとっぱらい、直接ショルダーアーマーに手首パーツを接続します。
これで完了ですw
癒やされるわ……。
ゴッグ、巡航形態に変形!!!
気持ちよさそうに泳ぐゴッグ。
ブクブクブク……
それでは他ガンプラを使い、劇中再現してみます!
「へへっ、馬力ならこのゴッグも負けんぜ」
ガンダムを圧倒するゴッグ!
何気にこのゴッグ、水中機雷や60mmバルカンが効かないだけではなくガンダムハンマーまで受け止めてしまい、最後はガンダリウム合金のガンダム頭部に穴を開けてしまうトンデモ性能のモビルスーツでした。
ゴォォォ……!
ジムに飛びかかるゴッグ!
コミック「機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島」を再現。
水中型ガンダムに頭突きを食らわすゴッグ!
ジオン水泳部のガンプラでディスプレイ。
HGUC ゴッグの感想
という事で昔のHGUCゴッグのご紹介でした。
大河原先生らしい特徴的なデザインが光る、まさにゴッグな姿で立体化されています。
写真を見ておわかりいただけるように、今の目で見ると素組みでは中々厳しいキットですがその分めちゃくちゃ安いです。
合わせ目を消したりモノアイ部分をくり抜いて可動させる等、改造しがいがある古き良きキットといった感じ。
このゴッグ、一瞬で組み上がるのでガンプラ初心者さんにもオススメだよ!
ちなみにガンプラにこだわらない場合、ロボット魂のゴッグもオススメだぞ!
以上、「HGUC ゴッグ」のガンプラレビューでした!