今回は「HGBFグフR35」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズに登場し、ラルさんが使用するグフR35をご紹介。
2014年発売。
グフをR型に改造したようなグフデザインになっている他、ヒートサーベルやヒートロッドはもちろん両腕のバルカンポッドが特徴的なガンプラに仕上がっています。
という事で、HGBFグフR35をHGUCグフとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGBF グフR35
ラルさんの愛機、グフR35。
ガンダムビルドファイターズ後半でも大活躍しただけあり、結構人気の高い機体ではなかろうか(*´ェ`*)
ファイターは「青い巨星」の二つ名を持つラルさん。
RはR型を引き継ぐ改造が行われている事が由来だったりします。35は多分年齢だよね……(*´ェ`*)
ホイルシールの量は少なく、モノアイ部分と前腕部に貼るもののみ付属します。
ビルド系オリジナルガンプラなだけあり、色分けはかなり優秀でした。
付属品一覧がこちら。
※「ヒートサーベル×2」「ヒートロッド」「手首パーツ(武器持ち手左右・握り手左右)」「ジョイントパーツ2種」
ヒートサーベルが2本ついてくるものの、ここだけ見るとまんまグフな内容になっています。
そして完成したHGBFグフR35がこちら。
ファースト版グフに比べ手脚・背部のボリュームが増しており、強化された感満載のデザインになっています(>ω<)
立ち姿だけでもうかっこいいわ……。
2014年製のガンプラなだけあり、関節はKPSが使われていたり色分けが良かったり今のガンプラ目線で見ても遜色ないクオリティに仕上がっていました。
初代グフにはない、R35のオリジナル装備である専用バックパックが特徴的です。
それでは細かく見ていきます!
可動域は広く、ショルダーアーマーが広がる影響で腕はほぼ水平まで上がります。
グフのデザイン的に開脚は難しいですが、ここまで広げる事ができます。
各関節も大きく曲がりますが、フロントアーマーがそこまで上がらない影響で膝立ち姿勢は苦手です。
上半身は回転しませんが↑までまわります。
頭部は上下はめ込み式で、合わせ目は動力パイプで隠れます。
モノアイはシールになりますが、凸形状は造形されています。
頭部底面にあるツマミを動かせばモノアイが可動します。
組み方が悪かっただけかもしれませんが、ちょっと硬い印象でした。
横から。まさにグフ!といった造形をしているぞ……。
胴体は上部と側面に合わせ目が出ます。
色分けは完璧です。
コクピット部はクリアオレンジのパーツが使われており、高級感があります。
専用バックパックはロケットブースター(上部分)と姿勢制御用スラスター(下部分)が搭載されています。
ロケットブースターを外し、姿勢制御用スラスターのみを装備する事もできます(写真下)。
ちなみにこの姿勢制御用スラスターは、ランバ・ラルがゲリラ戦法でホワイトベース襲撃時に使用した人間用の装備がモチーフになっていたりします。
3種類のジョイントパーツが付属し、カスタム性も高いです。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。
胴体と肩上部には合わせ目が出ます。
腕はショルダーアーマーと肩内部ブロックに合わせ目が出るものの、二の腕から先は合わせ目が出ない構造です。
シールドの接続部付近(写真下)はグレーのシールで色を補います。
グフでは固定武装だった「75mm5連装フィンガーバルカン」は装着武器に変更されました。
5本の指は親指・小指・中指3本の3箇所がそれぞれ可動します。
フロントアーマーの接続方法が面白く、サイドアーマーに取り付ける構造になっています。
アーマー内側にもモールドが刻まれていたり結構凝った作りをしていますが、デザイン的にそこまで上げる事はできません。(フロント・サイドとも)
脚部は関節部分と
写真では見づらいですがモモ側面、ふくらはぎに合わせ目が出ます。
ヒートサーベルは脚部外側にマウントされており、サーベルラックはある程度可動します。
RGジョニー・ライデン専用高機動型ザクII(R2型)の脚部と比較。
このグフR35はグフを高機動型にビルドカスタムしたという設定で、脚部の形状がザクIIR2型に近い形状になっていたりします。
中々凝ったデザインだな……ビルドファイターズ系ってこういうところがいいよね!!(>ω<)
脚部内部にもスラスターを装備。
足裏には肉抜きが無く、股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
それではアクションポーズいってみます!
バルカンポッドで攻撃するラルさん!
無双するグフR35!
カッケェ!!
専用バックパックが迫力のある造形をしているので、後ろから見た姿も非常にかっこいいです。
ただこのバックパック、動かしていると姿勢制御用スラスター(下側)が外れやすい感じです。
ヒートサーベルを装備させてみます。
ヒートサーベルと手首パーツ内の凹凸を合わせて持たせるため、ガッチリと保持できます。
グフR35、ヒートサーベルを装備!
サーベル刃部分は厚みのあるキレイなクリアオレンジのパーツが使用されており、2本分付属します。
飛びかかるグフR35!
すごい強そう……(>ω<;)
ヒートサーベルはシールド裏側にもマウントする事ができます。
ヒートロッドを装備させてみます。
手首付近の穴に接続し、つかめば展開完了です。
シュビッ!
ヒートロッドは柔らかいプラ材質でできており、好きな位置である程度曲げる事ができます。
HGUCグフ(新しい方)と比較。
順番は前後しますが、ファーストのグフはこのHGBFグフR35のランナーを一部流用したキットとなっています。
シンプルなグフに比べ、R35はまさに高機動化(R型化)されたようなグフといったデザインになっていますね。
本キットのリデコキットである、HGUCグフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)も混ぜてパシャリ。
HGBFドムR35と比較。
ぷちきゃら!Ver.Gのラルさんとディスプレイ。
HGBF グフR35の感想
ということでHGBF グフR35のご紹介でした。
多少合わせ目が出るものの、ガッチリとした体型で色分け良好なキットに仕上がっています。部分塗装するにしてもシールド裏(と前腕部のシール)ぐらいでOKです。
両腕のバルカンポッド+シールドに迫力があり、R型のような脚部や専用バックパックの形状に「強化された感」を感じ非常にかっこいいデザインに落とし込んであると思いました。
弱点としては、動かしているとサイドスカートと姿勢制御用スラスターが外れやすい点。派手にガシガシさわらない場合は問題ないかと思います。
劇中でも大活躍したというのもあり、グフ好き・ラルさん好きにはかなり満足度の高いガンプラに仕上がっていると思うぞ!(>ω<)
以上、「HGBF グフR35」のガンプラレビューでした!