今回は「HGガンダムF91ヴァイタル 1号機&2号機セット」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムF91プリクエルに登場する、ガンダムF91ヴァイタルの1号機と2号機のセットガンプラをご紹介。
2021年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUCガンダムF91の色替えランナーに加え、新規造形のビーム・マシンガンが付属。
組み換えや選択式ではなく、1号機と2号機それぞれ1体付属するセット品に仕上がっています。
という事で、HGUCガンダムF91ヴァイタル1号機&2号機セットをレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムF91ヴァイタル 1号機&2号機セット

機動戦士ガンダムF91プリクエル初っ端に登場する、幻の白いF91ヴァイタルの1号機と2号機さん。
いわゆる「F91版オリジン」に登場するF91になります。
ガンプラ的には、2013年に発売されたHGUCガンダムF91の色替えランナーに新規武装が同梱する内容になっています。

ホイルシールとマーキングシールがこちら。
どちらもヴァイタル専用のものになっているので、ここも本キットの特徴部分と言えそうです。

付属品一覧がこちら。
※「ビーム・マシンガン×2」「ビーム・ライフル×2」「ビーム・サーベル×4」「ビーム・ランチャー×2」「ビーム・シールド×2」「各種マウント用・切り替えパーツ」
手首パーツは「武器持ち手」「銃持ち手」が左右分+2体分の、計8つ付属します。
HGUCガンダムF91に同梱する武装が2体分付属し、加えて新規造形のビーム・マシンガンが同梱する感じです。

↑本キットは差し替えや選択式ではなく、1号機と2号機を組むことができるのが特徴です。

1号機と2号機の違いは一部カラーリング(+マーキングシール)のみなので、赤の1号機の方でレビューしていきたいと思います。
ご覧のように、本体はHGUCガンダムF91の完全な色替えです。

ベースキットは12年前に発売されたものになりますが、KPSが使われておりオールガンダムプロジェクト準拠のプリキャップが使われているため古さを感じないクオリティで立体化されています。

ただ合わせ目の量はそこそこあるので、そのあたり細かくレビューしていきますね。

まずはベースキットのHGUCガンダムF91と比較。
繰り返しになりますが、違いは「成形色」「シール類」「ビーム・マシンガンの有無」の3点です。

可動域は広く、手足は大きく広がります。
真横まで開脚するため、派手なポージングも可能だよ……(*´ェ`*)

手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に腕関節は二重関節構造により、180度近く曲がります。

上半身は360度回転します。

1号機と2号機の頭部の違いをアップで比較。
アンテナ中央と口が、「1号機ではレッド」「2号機ではブルー」になっています。

アンテナは左右独立したパーツになっているものの、先端には安全フラッグがありシャープな見た目とは言えず。
気になるモデラーさんは尖らせるなどの加工推奨といったところです。
頭部バルカン砲は、イエローで要塗装です。

頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
トサカ前後のセンサーは、ホイルシールで色を補います。

胴体をアップで。バルカン同様、メガ・マシンキャノンはイエローで要塗装です。
1/144スケールながら、フロントグリル(腹部ダクト)のモールドが細かいです。

ショルダーアーマーの「91」や「F」文字はシールですが、モールドは刻まれています。
先端の放熱用フィンは、差し替えで2形態を再現する事ができます。

腕部分のパーツは基本筒型になっていますが、ショルダーアーマーは前後はめ込み式のため上部・側面に合わせ目が出ます。

左腕にのみ、ビーム・シールド発生器が搭載されていて

差し替えにより、ビーム・シールド展開状態が再現できます。
ビーム部分は、キレイなクリアグリーンのパーツで再現されています。

V.S.B.R.はモナカ構造で、一直線に合わせ目が出ます。
厳密に言えばバックパック周りに一部合わせ目がありますが、そこまで目立たないパーツ構造になっています。
ジェネレーター部分(くぼみ)は、イエローで要塗装です。

フロントアーマーの三角部分なども、イエローで要塗装です。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

脚部は「関節フレーム」「ふくらはぎの一部」に合わせ目あり。
ふくらはぎのカバーは、3枚とも開閉します。

足を曲げた際、前側のフレームにも合わせ目が出ます。が、端に配置されているためそこまで目立ちません。
足裏は多少肉抜きがあります。

1号機と2号機の下半身の違いは、↑枠の「マーキングシール」「成形色」の2点です。

本キット最大の特徴である、新規造形のビーム・マシンガンがこちら。
ぶっちゃけ、ここが本キット最大の購入判断ポイントだと思うぞ!(>ω<)

ガンダムF91ヴァイタル1号機/2号機、テスト開始!

ビーム・マシンガンのフォアグリップは可動し、

両手で構えることができます。

左の銃持ち手も同梱するので、左手に持たせることもできます。
ベースキットからの長所を受け継いでいる部分です。

ビーム・マシンガンで攻撃!

ビーム・ライフルも付属。合わせ目はありますが、こちらのフォアグリップも可動します。
※ここからはHGUCガンダムF91にも同梱する武装になります

アクション!

ビーム・サーベルを抜刀!
サイドアーマーへの収納・引き出しギミックは、オミットされています。

攻撃!

ビーム・ランチャーにも合わせ目が出ますが、グリップを引き出す事ができるため違和感なく構える事ができます。色分けは甘いです。

ビーム・ランチャーをぶっぱなすガンダムF91ヴァイタル1号機&2号機!

最初「値段安くして選択式でも良くね?」とも思ったのですが、並べて飾ると非常にかっこいいです……←チョロイ(*ノェノ)

ビーム・ランチャーは、リアアーマーにマウントする事ができます。(間にパーツを噛ませる形)

ヴェスバーは、前方へ可動します。
基部のジョイントパーツが細いKPS素材になっているので、破損にはご注意を!

各部展開させる事もできます。

ヴェスバーを構えるガンダムF91ヴァイタル1号機&2号機!

差し替えで、最大稼働モードを再現する事もできます。
ヘルメットを外して付け替えるだけなので、いつでも切り替え可能です。

最大稼働モードで何枚かいってみます。

色々なF91バリエーションキットでディスプレイ。
※左から「HGUCガンダムF91ハリソン・マディン専用機」「本キット1号機」「HGUCガンダムF91」「本キット2号機」「HGBFガンダムM91」





HGUC ガンダムF91ヴァイタル 1号機&2号機セットの感想
ということでHGガンダムF91ヴァイタル1号機&2号機セットのご紹介でした。
新規造形のビーム・マシンガンこそ付属するものの、基本的には定番のカラーバリエーションキットといった感じです。
ただHGUCガンダムF91に入っているランナー(色替え)がすべて同梱し、更に2体分も付属するので付属武器数が豪華になっている点はポイント高いです。
何はともあれ、新規ビーム・マシンガンが最大の購入判断ポイントだと思うぞ!
以上、「HGUCガンダムF91ヴァイタル1号機&2号機セット」のガンプラレビューでした!












