今回は「HGUC2 ギャン(古い方)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムに登場するギャンの、最初のHG No.2をご紹介。
1999年発売。
最初期のHGUCシリーズとして発売され、当時としては画期的なクオリティで再現されていたキットとなります。
ということで、HGUC No.2ギャンをレビュー記録として残しておこうと思います!(>ω<)
HGUC No.2 1/144 ギャン

古い方のHG版、No.2のギャンさん。
新しい方のギャンが気になる方は、↓からどうぞ。

今の時代ギャンは2016年に発売されたHGUC197のREVIVE版があるので、古い本キットの方をレビューするつもりはなかったのですが、2024年に発売された「オプションパーツセット ガンプラ 06 (ヴァリュアブルポッド)」をレビューする際に本キットも組んだので、せっかくなのでレビュー記事に残しておきたいと思います!(>ω<)
※↓は本キットのギャンに対応するオプションパーツ。2014年に発売された「HGBC 1/144 ヴァリュアブルポッド」と同内容


ホイルシールがこちら。
頭部の十字とモノアイ、コクピットハッチに貼るものが付属します。
HGUC No.2 ギャン

ということで、古い方のHGUC No.2 ギャンがこちら。
レトロHGUCに分類されるのであまり期待していなかったのですが、立ち姿だと劇中のギャンをうまく再現した見た目になっているな、というのが率直な感想です。
ただ、やはり作りは古いですw

後述しますが、合わせ目の量はめちゃ多いので、そのあたりはご注意を!(>ω<)
……って、今から古い方のギャンをレビューしても需要があるのだろうか

それではまず、最新のギャンと比較してみます。

No.197のギャンと比較。
今回のギャンはかなり明るい色合いで立体化されていて、HGUC197のギャンと比べるとそのスタイルも相まり、原作アニメ寄りな印象です。

てか、比べると全然違いますね(*_*;)

アップで比較。モノアイはどちらもシールで、非可動です。
なにげに、新しいギャンもコクピットハッチにシールを使います。

腕を比較。今回の旧ギャンは合わせ目が多く、HGUC197のギャンは合わせ目が側面位置になり、モールドっぽくなっています。

試作ビーム・サーベルは、どちらも特殊なクリアイエローのビーム刃が付属します。

ミサイル・シールドはどちらもモールドが細かいものの、HGUC197はグレーのパーツが色分けされています。

裏打ちパーツの有無も違い。

脚部はそこまで変化がなさそうですが、可動域は違います。

旧ギャンのレビューに戻ります。
可動域はさすがに狭いですが、手足はここまで広がります。

ヒザ立ちは無理がでる感じ。
手足の関節は90度ほど曲がりますが、腰まわりの構造上ヒザを着くことは困難です。

頭部をアップで。
モノアイは、非可動かつシールです。

合わせ目は、側面にでます。
ご覧のように経年で黒いシールが剥がれてくることが想定できるので、目のまわりは要塗装といった感じ。

胴体や腰部、バックパックは一直線に合わせ目があります。

腰はほとんどまわらないので、ポーズ付けは困難ですw

そのかわり、下半身はこのように「図太い軸接続」になっています。
腰自体を捻ることはできないものの、このあたりの構造を使って動かす感じ。

バックパックをアップで。
パーツ数こそ少ないものの、意外と細かな作り。

ちなみに取り付け規格は、独自タイプです。

肩との接続は、シンプルな軸タイプ。

腕まわりも、一直線に合わせ目があります。
また、関節部はポリパーツがむき出しになります。

足との接続は、シンプルなボールジョイント接続です。

脚部にも合わせ目があります。
ただ、足裏に肉抜きはありません。

ギャン、現る!

あまり動かな旧ギャンではありますが、武装を見つつアクションポーズいってみます!

試作ビーム・サーベルをアップで。

ミサイル・シールドは前腕部に引っ掛け、グリップをつかんで持たせます。

「さて、武勲のひとつでも立てねばな」

試作ビーム・サーベルの持ち手は、↑の特殊タイプも付属します。

突き!

「剣の恐ろしさを知らんと見える」

ミサイル・シールドは、このように前方に突き出すことができます。

ニードル・ミサイルで攻撃!

「牽制にはなろう」

ちなみに、REVIVE版では付属しなかったハイド・ボンブが4つ付属します。
しかも3mm穴が空いているので、浮かせて展示することができたよ……(*´ェ`*)
数少ない、旧版の売り部分といったところでしょうか。
ヴァリュアブルポッドとの組み合わせ

こちらは別売りの、ガンダムビルドファイターズシリーズに登場するヴァリュアブルポッド。
2014年に発売された「HGBC 1/144 ヴァリュアブルポッド」と2024年に発売された「オプションパーツセット ガンプラ 06 (ヴァリュアブルポッド)」はパッケージを変えただけの同商品なので、どちらにも対応します。
ちなみに新しい方のギャンとは互換性がないので、おそらく旧ギャンが欲しい方はヴァリュアブルポッドと組み合わせしたい層がメインなのではと思われます。

それではギャンに組み込んでみるぞ!(>ω<)

ドドン。ギャンバルカンの完成です。

ヴァリュアブルポッドについては、↓のレビューでどうぞ。
REVIVE版でどこまで対応するかなど、まとめてあります。


新しい方のHGギャンレビューは↓


「この壺は…いい物だ!」
HGUC No.2 1/144 ギャンの感想
ということで古い方のHGギャンのご紹介でした。
今から1/144スケールのギャンを購入する場合、REVIVE版の方が圧倒的にオススメです。
ただ、今回の旧ギャンは「昔のアニメに登場した、あえてのやぼったいギャンが組める」「ヴァリュアブルポッドと組み合わせて遊べる」「ハイド・ボンブが付属する」という3点の魅力があるのは確かです。
旧版が今後再販されるかは謎ですが、「需要がないとは言い切れない古いHG」といった位置付けのガンプラになっていると思いますぞ。(普通の人はREVIVE版のチョイスでOK)
以上、「HGUC No.2 1/144 ギャン」のガンプラレビューでした!



















