今回は「HG ギャンスロット」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズに登場し、ギャン子ことサザキ・カオルコが使用するギャンスロットをご紹介。
2016年発売。
HGUCギャン(REVIVE版)をベースに、ギャンスロット用の新規外装や武装が付属します。
という事で、HGBFギャンスロットをギャンやR・ギャギャとの比較画像などを含めてレビューしていきたいと思います!
HGBF ギャンスロット
アーサー王物語に登場する騎士「ランスロット」から命名されたギャンスロットのボックスアート。
サザキ・カオルコが第14回ガンプラバトル選手権中高生の部で使用したガンプラで、アイランド・ウォーズに登場したガンプラになります。
組み立て書にはギャン子ことサザキ・カオルコが記載。
ホイルシールとビームエフェクトパーツがこちら。
シールは主にゴールド部を補うものが中心です。本キットではランスのみゴールド風の成形色になっていますが、本体のランナーにはゴールドが使用されていないため、シールで色を補う仕様となります。
付属品一覧がこちら。
※「ランス」「交換用ランスの先端パーツ」「ビームサーベル」「シールド」「手首パーツ×3」
ランス以外はHGUC197ギャンに付属していたものと同じものが同梱します。
余剰パーツがこちら。ギャンのパーツが余ります。
逆算すると、↑部分の「頭部」「肩部」「胸部」「脚部」「バックパック」がギャンスロットで変更された部分です。
そして完成したHGBFギャンスロットがこちら。
ギャンを騎士にしたような独特なデザインが特徴で、頭部・肩・武器などの目立つところが新規造形になっています。
足首パーツが高くなり、ギャンより背が高くなっています。
ライトブルー・ブルーと基本的な色分けは良好ですが、本体のゴールド部が全てシールになっているのでシール感がちょっぴり目立ちます。
背部ビームマントは左右で違う造形だったりします。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域から。開脚範囲は広く水平まで広がりますが、肩はショルダーアーマーが干渉するためそこまで動きません。
手足の関節は180度近く曲がるうえ、上半身がブロック構造になっていてキレイにヒザ立ちさせる事ができます。
上半身は360度回転します。
肩以外の可動域は広い、といった感じだよ……(*´ェ`*)
頭部をアップで。兜のスリットは開口されていますが、モノアイのピンクはシールで非可動です。(凸モールドも無し)
ただ立体感があり、アップで見てもなかなか見栄えが良いです(*´ェ`*)
横から。トサカから伸びているビームはクリアイエローのパーツが使われています。
頭部飾りのエフェクトパーツは着脱可能です。
頭部は左右はめ込み式で、後頭部に合わせ目が出ます。
胴体。目立ちませんが、コクピットハッチ(腰の白いパーツ前面中央)はHGUCギャンと同じくシールで色を補います。
胴体は前後はめ込み式ですが、側面に出る合わせ目は全て段落ちモールド化されています。
ショルダーアーマーは可動の邪魔にならないよう動きますが、胴体と干渉するため腕の可動域は狭いです。
フチのゴールド部はシールで色を補います。
腕は手首付近に合わせ目が出ます。
厳密に言うとギャンスロットの二の腕にモールドはないのですが、HGUCギャンのパーツが流用されているためモールド有りになっていたりします。
超原作再現派モデラーさんは、パテなどで平らにするのもアリだと思いますぞ……(*´ェ`*)
背部はビームマントになっていて、基部のユニットは上下に可動します。
画像では見えづらいですが、中央のパーツは内側に合わせ目アリです。先端はゴールドのシールを使用しますが、シール下は合わせ目になっていたりします。
脚部はふくらはぎに合わせ目が出ますが、その他は基本段落ちモールドのようになっています。
モモは前後はめ込み式で側面の合わせ目は段落ちモールドになっていますが、厳密に言うとギャンスロットではモールドがない部分だったりします。(二の腕と同じ)
接地はここまで(画像↑)。つま先は可動し、足裏に肉抜きはありません。
股関節パーツは可動式で、下部にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
また、フロント・リアアーマー内側はグレーの裏打ちパーツで色分けされていてモールドもあります。
ギャンスロット、出撃!
ベースキットのHGUCギャンと同様に、足回りの可動範囲は広いです。
手首パーツは、右手のみスナップする↑タイプが付属します。
ランスを装備。前へ突き出した状態で持たせる事ができるよ……(*´ェ`*)
シールドはギャンと同じでニードルミサイルが内部から露出する構造です。
色分けが細かく、手に持たせたあと前腕部にはさむようにして装着します。
アクション!
ランスで攻撃!
突き!
騎士風デザインのおかげか、ヒロイックな印象を受けますね。
ランスの先端パーツは2種類付属し、↑枠のジオン軍のマークに似た形状パーツに交換できます。(先端が変形するという設定)
こちらの状態で何枚かいってみます。
つま先が動くので、フェンシングの突きのようなポーズジングが可能です(>ω<)
ビームサーベルも付属します。
こちらはサーベル刃がクリアイエローのパーツになっています。
※HGUCギャンと同じものが同梱
ちなみに、モノアイのシールこそありませんが余剰パーツでギャンの「頭部」「バックパック」が丸々組め、交換する事ができます。
ベースキットのHGUCギャン(No.197)と比較。
ギャンの方が先に発売されましたが、ほぼ同時期の発売です。
新しい方のギャンの出来も良いよ!
HGUCギャン・クリーガーも混ぜ、REVIVEギャンのリデコキットでディスプレイ。
ギャン子が使用するHGBF R・ギャギャと。
R・ギャギャの方はHGUC R・ジャジャベースになっています。(ギャギャの方が先発ですが)
HGBFはいぱーギャン子、リックドギャン子、HGPGきゃらっがいギャン子も加え、ギャン子系ガンプラ勢揃いでディスプレイ。
HGBF ギャンスロットの感想
という事でHGBF ギャンスロットのご紹介でした。
騎士風アレンジがされていたり、ランスがジオン軍のマークっぽかったりビルド系らしい面白いデザインのガンプラに仕上がっていました。
ベースキットのHGUC197ギャンと比べると肩の可動範囲こそ落ちるものの、その他の長所は引き継いでいて良く動くガンプラといった感じです。
本体装甲のゴールド部が全てホイルシールになっているのが弱点なので、可能なら部分塗装推奨といったところです。
本キットにも対応したHGBCギャ イースタンウェポンズも発売されているので、こちらとの併せ買いがオススメかもしれません。
以上、「HGBF ギャンスロット」のガンプラレビューでした!