今回は「1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドック」のガンプラレビューです。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA限定ガンプラ、「動く実物大ガンダム」モデルの1/144ガンダム+ガンダムドックをご紹介。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAで販売予定です。※今回はプレミアム・バンダイで先行発売されたものになります
という事で、特徴的な実物大ガンダムとガンダムドックのセットガンプラを他のガンダムとの比較画像を含めて徹底的にレビューしていきたいと思います!
1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドック
2020年4体目の1/144ガンダムであるRX-78F00ガンダムさん。
もちろん完全新規で作られており、横浜の動く実物大ガンダムをモデルとして立体化されたガンプラになります。
↑が完成予定の施設。展示施設だけではなく、特別観覧デッキの「GUNDAM-DOCK TOWER」のほかショップカフェも含まれた複合施設になるとの事です。
また、今回のRX-78F00の設定が面白く『大量に発見されたRX-78タイプと思われるパーツをYOKOHAMA FACTORYの研究者たちが再現したガンダム』との事。
という事で、型番が「RX-78F00」になっています。
付属するホイルシールとテトロンシールがこちら。
ガンダムドックに貼るシールが多めです。テトロン素材のマーキングシールは、ガンダムの肩に貼る用で「RX-78F00」が印字されたものになっています。
↑全内容物がこちら。「1/144 RX-78F00ガンダム」「1/144 ガンダムドック」のほか、ガンダムの武器類などが付属します。
手首パーツは「ライフル持ち手」が右手分、「通常武器持ち手」「平手」が左右分の計5つ同梱します。
1/144 ガンダムドック
まずは1/144ガンダムドックから見ていくぞ!(>ω<)
成形色は黒1色で、パーツ数が少なくサクッと組み立てる事ができます。
横から。一番長い面の長さ(奥行き)は、500mmペットボトルの長さぐらいです。
斜め後ろから。
底面。
前面に貼る用の「KEEP OUT GUNDAM-DOCK」文字のホイルシールが付属します。
※シール下にモールドはありません
上から。簡素なパーツ割りですが、ご覧のように中々のディテールで再現されています。
前面の柱には、数字のシールを貼ります。
↑の2パーツは展開可能です。
台座は前方へスライドします。
接合部は3箇所からの選択式です。一番上が立たせた状態、一番下がしゃがんだ状態の取り付け位置です。
裏側(↑画像右)が面白く、建物や階段が造形されていたりします。芸が細かい……(>ω<)
ガンダムを接続するには、リアアーマー中央のカバーを外して凹凸を合わせます。
プラ同士のシンプルな接続ですが、ガッチリと固定できました。
ドドン。ガンダムを収納した状態がこちら。足は少し浮く仕様です。
やば、めちゃいい感じ……(>ω<;)
部屋に飾っておくとテンションが上がりますw
斜め上から。
ガンダム、
出撃!
※スタンドは同梱しません
しゃがんだ状態で展示するには、接合部のパーツを一番下につけかえます。
こっちもいい感じですね。
1/144 RX-78F00 ガンダム
それでは「動く実物大ガンダム」モデルの1/144ガンダムを見ていきます。
今回はズバリ、モールドの量が多いのが特徴です。
よく見ると「腕関節」「前腕部」「脚部」など、通常のRX-78-2ガンダムと違う外装になっているのも特徴です。
「HG」の名を冠していないものの、クオリティ的にはHGシリーズと同程度だと思ってOKです。(今までのモデルとの比較は後半で)
それでは細かく見ていきます!
可動域から。腕は水平以上上がり、真横まで開脚します。
手足の関節は90度以上曲がり、上半身は少し引き上げる事により360度回転します。
ORIGIN版やBEYOND GLOBALとの主な違いは、足の付け根関節が前後に可動しない点。ただ「ORIGIN版」「BEYOND GLOBAL」「G40」などが変態可動するだけで、今回のRX-78F00も必要十分に動く印象です。
頭部をアップで。
一つ前に発売されたエントリーグレードと違い、ツインアイとトサカ前後はホイルシールで色を補う従来の仕様です。
横、後ろから。合わせ目はモールド位置になっているようです。(実物大の動くガンダム見たことないのでどこが合わせ目か解説しづらいw)
今回のトリコロール色は濃い目の成形色になっています。
胴体は前後はめ込み式で、側面は段落ちモールド化されています。
アップで。モールドの量がRG並に多いです。
スミ入れで数段化けそうな気がしますね。
ランドセルは側面に多少合わせ目が出ますが、ほとんど目立たず。
下部スラスターは固定式です。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動。
肩に貼る「F00」のマーキングシールが付属するのも特徴です。
腕は大きく上がります。
前腕部に合わせ目が出ますが、モールドに見えなくもない感じです。(実際合わせ目なのかはわかりませんが、段落ち化はされていません)
腕関節が特徴的な形になっていて、前腕部は回転します。
関節は90度以上曲がります。
フロント、サイトアーマーともに広がります。ただ、中央のV字はシールです。
リアアーマー↑枠のカバーは外す事ができます。先程のガンダムドックとの接合部分です。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
脚部にもモールドがビッシリ入っています。
足裏に肉抜きはありません。
このように内部のグレーパーツが一部露出し、メカニカルな見た目を実現しています。
特に太もものラインはRX-78F00の特徴部分と言えそうです。
それでは武器を見ていきます!
ガンダム、ビーム・サーベルを抜刀!
斬りかかるガンダム!
可動域は2つ前のモデルであるBEYOND GLOBALの方が広いですが、十分動くので色々なポージングが楽しめます。
二刀流!サーベル刃も2本付属します。
ビーム・ライフルとシールドがこちら。
グリップは↑シールド裏の2箇所から好きな方に接続できます。
手に持たせたあと、前腕部外側のパーツを外して接続します。
ガンダム、大地に立つ!
ビーム・ライフルで攻撃!
ヒザをついて攻撃。
シールドはランドセルにマウント可能です。
振り返り撃ち!
ライフルのフォアグリップは可動し、
両手で構えることができます。
今回のRX-78F00ガンダムをざっくり総括すると、「モールド量が多い」「合わせ目が少ない」「可動域は広いもののBEYOND GLOBALほどは動かず」といったところです。
1/144ガンダムバリエーション比較
ここからは色々な1/144スケールのガンダムと比較していきます。
まずは10年前の30周年モデル、HGガンダム Ver.G30th(微塗装済)と比較。(今ではガンプラスターターセット2に同梱するガンダム)
同じ実物大ガンダムをモチーフとしたガンプラで、他キットに加えモールド量が多いのが共通点です。
Ver.G30thと今回のRX-78F00は、設計コンセプトの近いガンプラと言っていいでしょう。
アップで比較。優しい顔付きのG30thから、目つきが鋭くなりました。
成形色も、明るめのトリコロールから濃い目の色になっているのがわかります。
脚部を比較。お互いモールドの量が多いものの、モチーフ元のガンダムが違うのでデザインが変更されています。
ビーム・ライフルを比較。
G30thではフォアグリップがでかいため両手で構える事ができませんでしたが、今回は両手撃ち可能となっています。
シールドを比較。
その他、G30thはガンダムハンマーが同梱するので、こちらもオススメです(*´ェ`*)
2020年に発売された1/144スケールのガンダムを比較。
左から「古い→新しい」順で、「HG RX-78-02ガンダム」「HG RX-78-2 ガンダム[BEYOND GLOBAL]」「ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム」「本キット」
今回のRX-78F00、実に4体目になります……(*´ェ`*)(厳密にはRX-78-2ではないですが)
パッと見でおわかりいただける通り、成形色だけ見ても外装色のホワイトが全て違う色になっています。
アップで比較。顔付きやスタイルだけでなく、それぞれで特徴的なガンダムに仕上がっています。
違いをザックリ言うと、左から「前期型・中期型に切り替え可能で武器が豊富なオリジン版」「変態可動のBEYOND GLOBAL」「ニッパーいらず色分け優秀コスパ最強のEG」「モールドが多くガンダムドック同梱のRX-78F00」といった感じ。
※ほんとにザックリ解説なので、各ガンプラの特徴はそれぞれのレビューをご覧くださいまし
色々な1/144スケールのガンダムでパシャリ。
2020年はガンダムラッシュが続いたので、RGやリバイヴ版がはるか昔の事に思えます……(*_*)
最後に、1/100スケール版のRX-78F00ガンダムと比較。
1/100スケール版はガンダムドックが同梱しないものの、プラモオリジナルの台座が同梱します。
1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドックの感想
ということで1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドックのご紹介でした。
今回の売りはなんと言ってもガンダムドックが同梱する点と、動く実物大ガンダムモチーフの新規ガンダムが組める点の2点だと思います。
ガンダム本体はモールド量が多いだけではなく、腕関節やモモなどの形がアレンジされているのも売りの一つかと。
スミ入れで何倍もかっこよくなると思うので、ディテールの細かいガンダム好きにはたまらないガンプラになっていると思うよ!
以上、「1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドック」のガンプラレビューでした!