今回は「HGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンクに登場し、トラヴィス・カークランド(フィクサー)が搭乗するスレイヴ・レイスのパラシュート・パック仕様をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)のランナーを使用しつつ、「頭部」「ショルダーアーマー」「バックパック」が新規造形で付属。
もちろんパラシュート・パックのランナーも同梱します。
という事で、HGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)を徹底的にレビューしていきたいと思います!
HGUC スレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)
ガンプラ的にも「HGUC 210番の陸戦型ガンダム(およびパラシュート・パック仕様)」のリデコキットとなっています。
ホイルシールは「各センサー部」「ツインアイ」「肩」「股間部」「パラシューート部」の色を補うものが付属。
シールドに貼るスレイヴ・レイスのマークも付属します。ドクロがモチーフのマークになっていて、中二心が刺激されるぞ……w(*ノェノ)
付属品がこちら。陸戦型ガンダムベースなだけあり、多彩な武器が付属します。
※「100mmマシンガン」「ビーム・ライフル」「180mmキャノン」「ロケット・ランチャー」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「パラシュート・パック」「手首パーツ×4」
特徴としては、一般販売の陸戦型ガンダム(HG210番)には付属しない「ロケット・ランチャー」「パラシュート・パック」が付属する点。
手首パーツは「左右の武器持ち手」「右のライフル持ち手」「左の平手」が付属します。
こちらがHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)の余剰パーツ。
↑枠のバックパックのみ組む事ができるため、HGUC陸戦型ガンダムに同梱するコンテナなどを持ってくれば色々カスタムできそうです。
そして完成したHGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)がこちら。
「頭部」「ショルダーアーマー」「バックパック」が新規造形になっています。
元は2018年に発売されたガンプラがベースになっており、今の目で見ても良プロポーションで立体化されています。
ただ、弱点も引き継いでおり100mmマシンガンのトリガー形状が省略されていたり、接地性もちょい悪といった感じです。
パラシュート・パックを背負わせた場合重心が後ろに寄りますが、自立可能です。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は陸戦型ガンダムと同じで、上半身は前後左右と柔軟に動きます。
腰はデフォルト状態だと↑ぐらいまでしか撚れませんが、一応上半身を少し引き上げれば真横を向かせる事はできます。(ちょっと強引な感じにはなります)
腕は水平以上上がり、足は水平まで開脚。顔もそれなりに上を向かせる事ができます。
特に「手足の関節可動」に優れていて、肘関節はほぼ180度・ヒザ関節は90度以上大きく曲がります。
関節可動は今の目で見てもめちゃめちゃ優秀です。
頭部をアップで。この独特の顔がタマラン……!!!(>ω<;)
センサー部とツインアイはホイルシールで色を補います。
バラしてみた図。ツインアイはクリアグリーンのパーツが使われていますが、上にシールを貼る仕様。
パーツが細かく分割されているので、塗装しやすいと思います。
横、後ろから。後ろに突き出たツノはそれぞれ別パーツで色分け済み。
頭部は前後はめ込み式で、合わせ目は段落ちモールド化されています。
「側面の○部分」上下は普通の合わせ目のようにも見えましたが、一応作例基準ではモールドのようでした。
胴体は陸戦型ガンダムの色違いで、ショルダーアーマーが新規造形です。
元キットの時点で「色分け優秀」「合わせ目が出ない作り」でしたが、
右胸部のダクトをかこむパーツが非常に外れやすいです。ここは接着推奨といったところ。
今回ポージングしていて、高確率でポロポロ落ちたよっ(>ω<)
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。特に前方向への可動に優れている感じ。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。また、一部ブルーのシールで色を補います。
腕をアップで。ここは前腕部に合わせ目が出ます。
二の腕は筒型で、関節パーツにも合わせ目無しです。
フロント・サイドアーマーともに大きく可動。
股間部の黄色いV字はシールで色を補います。
脚部は優秀な造りで、関節パーツ含め合わせ目が出ません。
ヒザのスパイクは内部からグレーのパーツが露出する構造で、色分けされています。
また、脚側面にはビーム・サーベルの柄が収納されており、カバーを外し引き抜く事ができます。(左右とも)
足裏にはぐるりと肉抜きあり。接地性がそこまで良くないので、足首パーツはちょい弱点といったところ。
フロントアーマー裏側などにモールドはありません。股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
新規造形のバックパック(画像左)がこちら。
余剰パーツで陸戦型ガンダムのバックパック(右)もまるごと付属し、交換する事もできます。
それではパラシュート・パックを装着してみるぞ!(>ω<)
基本的にはHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック)と同じランナーが使われていますが、取り付け基部のパーツが新規造形だったりします。(スレイヴ・レイスのバックパックに対応させるパーツ)
パラシュート・パックは色分け優秀でディテールも細かいです。
合わせ目は中央の下部と、
側面に出ます。
スレイヴ・レイス、降下!!!
作戦ポイントへ到達。
それでは多彩な武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
まずは100mmマシンガンから。
「HGUC210番の陸戦型ガンダム」の弱点を引き継いでおり、トリガー形状が造形されていない劣化マシンガンになっています←トリガーの有無に関して厳しい人(*_*)
シールドは基部で360度ロール回転します。
表面のスレイヴ・レイスマークが非常にかっこいいぞ……!(>ω<;)
100mmマシンガンで攻撃!
ストックは手前へ可動します。
フォアグリップも可動し、両手で構える事ができます。
シールドは展開ギミックを搭載しています。
シールドで攻撃!
ビーム・ライフル。こちらはちゃんとトリガー形状が造形されています。
一度手首パーツを分解して持たせるのですが、中指~小指部分のパーツが少しだけ外れやすかったので調節した方がいいかもしれません。
ビーム・ライフルで攻撃!
こちらのフォアグリップも可動し、両手で構える事ができます。
ロケット・ランチャーがこちら。
付属武器は全て合わせ目が出ると思ってOKです。
ロケットランチャーをぶっ放すスレイヴ・レイス!
180mmキャノンを装備。
本キットにコンテナ(陸戦型ガンダムが背負っている四角い箱)は同梱しませんが、キャノン自体を分解させる事はできます。
シールド裏は可動し、
ヒザをついて180mmキャノンを乗せる射撃姿勢も再現可能です。
カッケェ!!!(>ω<;)
最後はビーム・サーベル。脚部に収納しているサーベル柄を取り出して展開させます。
斬りかかるスレイヴ・レイス!
柄、サーベルエフェクトパーツともに2本付属します。
HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)と比較。
繰り返しになりますが、新規造形部分は「頭部」「ショルダーアーマー」「バックパック」の3点になります。
逆に「ジム頭」「コンテナ」「ミサイル・ランチャー」などは本キットには同梱しません。
頭部を比較。
肩を比較。
バックパックを比較。
※本キットにも陸戦型ガンダムのバックパックが余剰パーツとして付属
スレイヴ・レイス隊のガンプラでディスプレイ。
ヤバイ奴に襲われるスレイヴ・レイス!
ミッシングリンクのガンプラでパシャリ。
HGUC スレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)の感想
ということでHGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)のご紹介でした。
売りは「頭部」「肩」「バックパック」の新規部分で、パラシュート・パックのみならず多彩な武器が付属するためプレイバリューは非常に高いと思います。
外伝系ファンにはたまらないアイテムで間違いないでしょう……(*_*)
スレイヴ・レイスカラーの陸戦型ジムもいいですが、この勢いでガンキャノン重装型タイプDもお願いします!←必死
以上、「HGUC スレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)」のガンプラレビューでした!