今回は「HGスターゲイザーガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73－STERGAZER－に登場し、セレーネ・マクグリフとソル・リューネ・ランジュが搭乗するスターゲイザーガンダムをご紹介。
2006年発売。
特徴的なトーラス（背中の輪）は３形態の姿が再現でき、光の輪のエフェクトパーツ＋スタンドも付属。
全身のスリットは通常状態のほか、発光表現が再現できるホログラムシールが同梱します。
という事で、HGスターゲイザーガンダムをレビューしていきたいと思います！
HG スターゲイザーガンダム
スターゲイザーのボックスアート。
DSSD初の宇宙探査開発用モビルスーツで、惑星間推進システムであるヴォワチュール・リュミエールを搭載しているのが特徴です。
ちなみに、人工知能や自己修復機能が採用されたSF感溢れるモビルスーツだったりします。
シールは２種類付属。
全身のスリットに貼るものが中心で、通常状態のほか発光表現を演出するホログラムシールがついてくるのが特徴です。※選択式
付属品一覧がこちら。
※「ビームガンKSM71/J」「手首パーツ×２」「蚊取り線香光の輪＋スタンド」
同梱物はシンプルで、武器はビームガンのみとなりますが光の輪を演出できるエフェクトパーツと簡易スタンドが同梱するのが最大の特徴です(*´ｪ`*)
そして完成したHGスターゲイザーガンダムがこちら。
今回は発光状態のホログラムシールを貼ってみました。
基本部分の色分けは優秀なのですが、スリット部は全てシールになります。
HG GUNDAM SEED系キットにしては後期に発売されたというのもあり、良スタイルで立体化されているのではないでしょうか。
立ち姿だけで美しいぞ……！(*ﾉｪﾉ)
機体背部の巨大なトーラス（円環構造体）のおかげで重心が後ろに寄りますが、自立は可能です。
それでは各部細かく見ていきます！
可動域から。腕は水平弱まで広がりますが、今のガンプラ目線で見た場合開脚は少し苦手です。
肘関節は90度曲がります。ヒザ関節は90度以上大きく曲がり、ヒザ立ち可能です。
背部パーツが多少引っかかりますが、上半身は360度回転します。
当時物SEED HGの可動域としては、標準＋といったところです。
頭部は「ツインアイ」「トサカのセンサー」「アンテナ上の赤い突起部分」「スリット」がシールです。
額の赤い部分は角ばった面に貼るため、可能なら部分塗装推奨といったところ。
前後はめ込み式で、頭頂部側面に合わせ目が出ます。
アンテナ先端には安全フラッグ有り。
胴体は胸部まわりの色分けが優秀です。側面には合わせ目が出ます。
腰部は細かくパーツ分割されており、よく見るとフレーム部分が細かなディテールで再現されています。
肩の取り付けは、鉄アレイのような形のパーツを噛ませる構造です。
良くも悪くもABS同士の接続で、ふにゃつく事はありません。
肩は前後はめ込み式で、上部に合わせ目が出ます。ただ、端の方に配置されています。
ジョイントパーツのおかげで、肩の前後可動は優秀です。
腕部分。肩側面と前腕部前後に合わせ目が出ます。
赤いパーツは別パーツで色分けされています。
手首パーツの基部は、多少上下に傾きます。
腰部。このあたりのスリットも全てシールです。
股下のカバーを外せば3mmスタンド穴が露出します。
脚部の合わせ目は少なく、関節パーツは１パーツで合わせ目が出ません。
合わせ目箇所は足首付近のフレームと、
足首パーツの側面一部です。
基本的には段落ちモールド化されている感じです。
ふくらはぎのスラスターハッチは展開し、中のスラスターも可動します。
ただ、スラスターなどには合わせ目有りです。
足首パーツは特殊な作りをしていて、前方へ傾ける事ができます。
足裏には肉抜き無し、モールドも細かいです。
スターゲイザーあたりのHGになってくるとクオリティが高いですね。
背部の巨大トーラスはアームにガッチリと接続されます。
２パーツを合わせるようにして組むのですが、合わせ目が出ない親切なパーツ構造です。
くっついている部分を分離させると多少合わせ目が露出しますが、基本合わせ目無しと思ってOKです。
スターゲイザー、出撃！
それでは武器やエフェクトパーツを見つつ、アクションポーズいってみます！
唯一の武器、ビームガンKSM71/Jがこちら。
設定通り、シビリアンアストレイDSSDカスタムと同じものを装備しています。
ビームガンで攻撃！
開脚範囲こそ広くありませんが、かっこいいポーズが決まります(*´ｪ`*)
「敵のモビルスーツ、残り５」
ビームガンを撃ちまくるスターゲイザー！
背部のアームを各部可動させれば、
ヴォワチュール・リュミエールの変形機構が再現できます。
こんな感じで浮かせて飾る事ができるぞ！
また、分離させ翼のような状態にする事もできます。
攻撃！
この状態もかっこいいな……！(*_*;)
それでは蚊取り線香光の輪を展開させた状態で展示してみます。
簡易スタンドと専用ジョイントパーツ（白い部分）を使い、エフェクトパーツを取り付けます。
↑枠にはHGながらステンレスシャフトが使われており、角度を変える事ができます。
ブォン……！
やば、めちゃめちゃいい感じ！(>ω<;)
垂れ落ちてくる事もなく、ストレスフリーに展開出来ました。本キットの売り部分で間違いないです。
「誘い込んだつもりか」
ストライクノワールと対決！
本キットに同梱する簡易スタンドだけで、このように２体を展示する事ができます。
「HGストライクノワールガンダム」「HGシビリアンアストレイDSSDカスタム」と比較。
BB戦士スターゲイザーガンダムと比較。
HGBFルナゲイザーガンダムと比較。
HGBD:Rネプテイトガンダムと比較。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISEに登場する、ヴォワチュール・リュミエール搭載機です。
ヴォワチュール・リュミエール搭載ガンプラでパシャリ。
HG スターゲイザーガンダムの感想
ということでHGスターゲイザーガンダムのご紹介でした。
当時ものSEED系HGにしては合わせ目の量は控えめで、頭部造形・プロポーションの出来が良いのが特徴です。
また、発光状態のホログラムシールがキレイなので素組派モデラーさんにもオススメといった感じ。
一番の売りはヴォワチュール・リュミエール展開状態で展示できる点で間違いないでしょう。スターゲイザーファンなら満足行くHGに仕上がっていると思うよ！
以上、「HG スターゲイザーガンダム」のガンプラレビューでした！
