今回は「HG ヴァイスシナンジュ」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズ バトローグに登場する、ヴァイスシナンジュをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUCシナンジュをベースに、白を基調とした成形色に変更。
また、新規造形として分離・合体ギミックを搭載した大型剣・モーントシュヴェールト(月の剣)が同梱します。
という事で、HGBFヴァイスシナンジュをレビューしていきたいと思います!
HGBF ヴァイスシナンジュ
THE GUNDAM BASE TOKYOの最新アトラクションであるGクエストに登場するヴァイスシナンジュ。(アニメ設定)
ドイツ語で白を意味する「ヴァイス」の冠を与えられた白いシナンジュで、新規武装のモーントシュヴェールトが売りのガンプラになっています。
組み立て書はいつもの白黒ページが追加されたものではなく、ヴァイスシナンジュ専用のものが付属します。
ホイルシールの量は多く、シナンジュ本体のエングレービングや刀身部分を補うものが付属。
刃部分は通常状態と発光状態の2種類から選んで貼る仕様です。
付属品がこちら。
※「モーントシュヴェールト」「手首パーツ×4」(握り手左右・武器持ち手左右)
この剣とシールドが本キット最大の売り部分です。
余剰パーツとして、HGUCシナンジュに同梱していた「ビーム・ライフル」「シールド」「ビーム・サーベルの柄×2」も付属します。
全て完全に組む事ができるので嬉しいボーナスパーツになっていますが、各種ビームエフェクトパーツは同梱しません。
そして完成したHGBFヴァイスシナンジュがこちら。
本体はHGUCシナンジュの完全な色替えです。
ホワイトと黒を基調とした成形色に、ホイルシールでパープル色のラインを補う形になっています。
ぶっちゃけ「新規造形は武器だけ」という事になりますが、大型剣がシナンジュのデザインに良く似合います(>ω<;)
また、外装がホワイトという事で塗装派モデラーさんには塗りやすいガンプラになっているのも売りといったところです。(下地色的に)
それでは細かく見ていきます!
可動域から、手足は大きく広がります。
腕関節は90度、ヒザ関節は90度以上大きく曲がりヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。モノアイはグリーンのシールで色を補い、非可動です。
60mmバルカン砲はグレーで要塗装です。
頭部は基本左右はめ込み式のため、後頭部に合わせ目が出ます。
胴体は合わせ目なし構造ですが、
元キットと同様、エングレービング部分は全てシールです。
一応シール下にモールドの凹凸はあるので、塗装派モデラーさんには嬉しい作りにはなっています。
シナンジュではイエローだったダクト部分が、クリアレッドで再現されているのも特徴です。
肩は、多少前後に動きます。
側面のサブアーマーは可動し、腕可動の邪魔にならない作り。
腕は「肩内部の球体」「前腕部」に合わせ目が出ます。
袖部分もシールになります。
背部のスラスターはフレキシブルに可動。
下部のプロペラントタンクはモナカ構造で、一直線に合わせ目が出ます。
スラスター上下のカバーは可動します。
このあたりの色分けはベースキットと同様に優秀です。
フロント・サイドアーマーだけではなく、リアアーマーも可動します。
HGシリーズでは動かないモデルが多いので、地味に嬉しい部分になっているぞ……(*´ェ`*)
脚部は「モモ側面」「関節パーツ」に合わせ目が出ます。
脚部側面とふくらはぎのスラスターは展開可能です。
このあたりのギミックもHGUCシナンジュと同じです。
足裏には肉抜きがありません。股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
リアアーマーの内側はグレーの裏打ちパーツで色分けされているうえ、ディテールが細かいです。
本キット最大の売りポイント、新規造形のモーントシュヴェールトがこちら。
刀身部分のシルバーはシールです。(シールは発光した状態との選択式)
このようにグリップをつかんで持たせます。
ヴァイスシナンジュ、ガンプラバトル開始!
それではモーントシュヴェールトの組み替えギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!
斬りかかるヴァイスシナンジュ!
剣は着脱可能で、
シールドと分割すればフォルモーントフォームになります。
「満月」を意味し、攻防のバランスに秀でた形態です。
ジャキッ……。
襲いかかるヴァイスシナンジュ!
カッケェ!新規は武器だけだけど!w(>ω<)
ギミックを見ていきます。
まずはシールド部分を分離し、刃部分を前方(画像でいうと下方向)に展開します。
剣部分を分離し、
シールドに剣を組み込めば……
ハルプムントフォームの完成です。
モーントシュヴェールトを2つの剣状の武器に分割した、「半月」の意味を持つ形態にチェンジできます。
アクション!
余剰パーツでHGUCシナンジュの「ビーム・ライフル」「シールド」も丸々組むことができます。
ビーム・ライフルで攻撃!
こう見てみるとHGUCシナンジュに新規武器を足した完全版のようにも見えますが、
各種ビームエフェクトパーツは同梱しません。
HGUCシナンジュのエフェクトパーツは独特の形をしたものが多いので、流用するならシナンジュのものが必要になる点はご注意を。(シールドまわり)
HGUCシナンジュから持ってくればエフェクトパーツに対応します。
ベースキットのHGUCシナンジュと比較。
HGの色々なシナンジュバリエーションガンプラでディスプレイ。
同じ「ヴァイス」の名を冠する、ヴァイスバーザムとディスプレイ。
こちらもプレミアム・バンダイ限定品となります。
HGBF ヴァイスシナンジュの感想
ということでHGヴァイスシナンジュのご紹介でした。
まとめると「本体はHGUCシナンジュの色替え」です。新規造形の「モーントシュヴェールト」に魅力を感じるかが最大の購入判断ポイントだと思います。
HGUCシナンジュのライフル・シールド・サーベル柄も同梱しますが、各種エフェクトパーツは入っていないのでそこだけはご注意を。
この記事執筆時点ですが、プレミアム・バンダイでは今回のヴァイスシナンジュを含むバトローグのガンプラが一挙再販されました。
2021年2月発送にはなりますが(遅いw)定価でゲットできるチャンスなので、買い逃したモデラーさんはチェックしてみるのがオススメです↓
(Amazonではドエラいプレミア価格になっていたので(>ω<;))
以上、「HGBFヴァイスシナンジュ」のガンプラレビューでした!