今回は「HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、チャック・キースが搭乗するHGUC ザクII F2型の連邦軍仕様をご紹介。
2010年発売。
『ノーマルタイプ』『指揮官タイプ』『アップリケアーマータイプ』と3種類の頭部が付属します。
多彩な武器も付属。
当ブログでは他にもザクのガンプラを紹介していますが、その中でもトップクラスの出来を誇るHGUCザクII F2型 連邦軍仕様をじっくりと見ていきたいと思います!
HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様
早速ですが、完成させたザクII F2型(連邦軍仕様)がこちら。
今回は合わせ目消しやスミ入れ、ウェザリングなど多少手を加えた状態ものになります。
緑色のHGUCザクII F2型(ジオン軍仕様)との違いは成形色とマーキングシールのみです。
今回は手を加えてしまっているので、素組みでの「合わせ目箇所」「付属品」「可動域」の確認は↓のレビューの方でどうぞ。
いわゆるカトキザクと呼ばれるF2型ですが、2010年発売と14年前に発売されたガンプラになります。
HGUCシリーズのザクキットの中ではトップクラスの出来を誇っており、「合わせ目の少なさ」「色分けの良さ」に優れた名キットになっているよ……(*´ェ`*)
今のガンプラ基準で見てもプロポーションがメチャメチャいいですね。
ところどころ塗装をした状態ですが、肌色の外装はつや消しをかけたのみです。
成形色の色合いが良いので、手軽にキースの乗った連邦軍仕様が再現できるのが売りです。
ウェザリングおすすめだよ!(>ω<)
可動域は及第点といったところ。
フロントスカードがあまり動かないのでヒザ立ちは少し無理が出ますが、手足の関節は90度ほど曲がります。
足は軸接続になっているので、開脚範囲はそこそこ広いです。
モノアイにはモールド有り。今回はHアイズを埋め込んでみました。
改造される方は100円ショップのデコシールでも代用できると思いますぞ。
頭部底面のツマミを動かせば、
モノアイが可動します。ただ、思ったよりは動きません。(無改造状態でも)
頭部は通常タイプの他に上画像の「アップリケアーマー付きのヘルメット(左)」と「アンテナ付き指揮官タイプ(右)」の合計3種類が付属します。
アップリケアーマーで作る場合は、凸部分の造形が浅いためスミ入れ前にけがき針で掘り直した方が良さげです。
胴体に合わせ目は無く、サイドスカート左には「ハンド・グレネード」、右には「ヒート・ホーク」をマウントできます。
右肩のL字シールド。今回は閃光で穴を開け、被弾した状態にしてみました。
本当に焼いて開けたのでリアルになったかな?やる場合は火事にならないよう注意してね!(>ω<)
左肩のショルダースパイクアーマー。前後はめ込み式で合わせ目がありました。
ポリキャップによる軸接続で、可動の妨げにならないよう動きます。
ランドセルのスラスターはボールジョイント接続で可動します。
リアスカートには予備のドラムマガジンをマウント可能です。
動力パイプなどは土汚れを表現してみました。
MMP-78 120mmザク・マシンガンを装備。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ちょい古めのガンプラですが、股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
↑は劇中2話のキース機装備。
武装は「MMP-78 120mmザク・マシンガン」「ヒート・ホーク」の二点です。
厳密に言うとキース機のヒート・ホークは右側のサイドスカートに装備していてハンド・グレネードは未装備ですが、ジョイントパーツの向きが左用にできているのでここは妥協しました。
※劇中キース機を再現するには手を加える必要アリ
左手の表情付き平手パーツの造形がめちゃめちゃ良くできており、表情付けがしやすいです。
ザク・マシンガンを構えるキース!
今のガンプラ目線で見てもトップレベルに出来がいいぞ……(>ω<;)
「中尉、敵の護衛艦は引き上げたんでしょうか?そうですよね、ね!」
うろたえるキース!
ザク・マシンガンの他には、↑のMMP-80 90mmマシンガンが付属します。
脚部サイドに装着する3連装ミサイルポッドも付属。
ミサイル部分は要塗装です。一度足を外してから装着します。
F2型まじカッケェっす……
ガトーを追撃したトリントン基地のガンプラでディスプレイ。
このキットを流用したビギニングGに登場するHGスーパーカスタムザクF2000と比較。
このザクF2000、付属武器数がとんでもない事になっています。
緑のHGUCザクIIF2型 ジオン軍仕様と比較。
違いは成形色とマーキングシールだけです。
HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様の感想
という事で「HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様」のご紹介でした。
「合わせ目箇所」「付属品」「可動域」などは↓のジオン軍仕様(素組み状態)のレビューで詳しく解説してあるので、こちらも併せてどうぞ。
色の足りない箇所は「ヒート・ホーク」「3連装ミサイルポッドのミサイル部分」「バーニア」ぐらいで、色分けはかなり良好です。
合わせ目が少ないので素組でもキレイな仕上がりになりますが、塗装やウェザリング、ダメージ加工のしやすいガンプラにもなっていると思います。
総評としてはプロポーションがかなり良く出来ており、HGUCの中ではトップクラスのザクキットに仕上がっていると思います。オススメ!
以上、「HGUC ザクII F2型 連邦軍仕様」のガンプラレビューでした!