今回は「ゼータプラス(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムUC episode7に登場し、シャイアン基地に配備されていたZプラスA1型(ユニコーンバージョン)をご紹介。
2014年発売。
差し替えでWR形態(ウェイブライダー形態)に変形可能。
現代風なプロポーションで立体化されています。
という事で、HGUCゼータプラス(ユニコーンVer.)をC1型との比較や設定のおさらいを含めて、じっくり見ていきたいと思います!
HGUC ゼータプラス(ユニコーンVer.)

このZプラス(ユニコーンVer.)はガンダムUC episode7に登場したシャイアン基地に配備されていたA1型のキットになります。
とりあえず色々おさらいしつつスッキリさせたいと思います(>ω<)

それでは中身を見ていきます!

ホイルシールはスタビライザーの黄色いラインや、顔のブルー部分を補うものなどが付属します。
全身グレー調のカラーデザインになっているため、本体の色分けは良好です。

ユニコーンVer.専用のマーキングシールも付属します。

付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2(+クリアブルーエフェクトパーツ×2)」「シールド」「ハンドパーツ×3」「ウェイブライダー形態用差し替えパーツ」
青文字がプレミアム・バンダイで発売された宇宙用のHGUCゼータプラスC1型に付属しないパーツで、このキットの特徴になります。

そして完成したHGUCゼータプラス(ユニコーンVer.)がこちら。
この渋いカラーリングが最大の特徴だよね……カッコヨイ!(>ω<)

公式でうたわれていた「現代風プロポーション」という事で、小顔・脚長・角ばったデザインになりかっこ悪くなっていないか不安だったのですが、ご覧の通り変なアレンジが無い良スタイルで立体化されているのではないでしょうか。
古い設定画だと肩幅が広かったり膝下の位置が下方だったりするのですが、うまい具合いに落とし込んであると思うぞ……。

それでは細かく見ていきます!

いきなりですが、このゼータプラスの弱点は可動域になります。
変形機構の恩恵で脚の前後可動は優れているのですが、開脚は少し苦手で上半身はあまりまわりません。頭部も左右にあまり動かず。
膝立ちは綺麗に決まります。

ユニコーン仕様という事で各センサーの色がブルーからレッドに変更されています。
目・アンテナ中央・バルカン近くの青いラインはシールで補います。

頭部は前後はめ込み式で合わせ目が出ます。
ほぼグレー一色の顔がかっこいいですね……(*´ェ`*)

グレー一色とは言え、明るいグレー・濃いグレーと色分けされており立体感のある見た目になっています。
↑の胸部側面に一部合わせ目が出ます。

ショルダーアーマーは胴体と肩ブロックの隙間にかぶせる構造で、ガッチリ装着されます。
胴体・肩の上部に合わせ目は出ません。

肩の前後可動はこのぐらい。

ショルダーアーマーは側面サブアーマーを含め、細かく上に可動します。

腕は前腕部に合わせ目が出ます。
二の腕は筒型の1パーツ成形です。

腰左右のビーム・キャノンは腰ではなく脚(ふともも上部側面)に接続します。
軸接続で強度強め、グラつく事もなく前方に可動します。

動力パイプあたりも細かく造形され、銃身は濃い目のグレーで色分けされています。

脚部外装に合わせ目は出ません。
パーツの合わせ目部分は全てモールド設定です。
※組み立て書の作例基準。昔の設定画ではモモに合わせ目が無かったりします

白いパーツは別パーツで色分けされており、シールは使用しません。
細かな事を言うと↑動力パイプ(写真右)の間に合わせ目が出ますが、あまり目立ちません。

ただ、膝を曲げると関節の合わせ目が露出します。(枠以外にもアリ)
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴あり。
ウェイブライダー形態と共通のスタンド穴になります。

足裏に肉抜きはありません。堅実に出来ているぞ……(*_*)
スリッパの青い色は、プレバンのC1型と比べると暗めの成形色になっています。

リアアーマーが上へ開き、

脚が大きく前後に可動します。

背中のウイングは合わせ目が出ます。

スタビライザーは可動(変形時に動かします)、黄色いラインはホイルシールで補います。
地球連邦軍のマーキングシールが映えるね……(*´ェ`*)

ユニコーンVer.の特徴として、シールドが付属します。
C1型には付属しないため、このキットのアイデンティティといっていいかもしれません。

パーツ数もそれなりに多く、裏側や白い部分も色分けされています。
赤いラインはシール。
ちなみに設定的には内部にレドームやシーカーが内蔵されているとの事です。

ビーム・ライフルはユニコーンVer.仕様になっており、リゼルと同型のライフルを装備しています。(本来のA1型は別ライフル)
右手のみ銃持ち手が付属し、グリップの凹凸と合わせるためガッチリ持たせる事ができます。
それではアクションポーズいってみます!

敵を警戒するゼータプラスA1型!

敵と交戦!

暴れまわるゼータプラス!(ファンが見たかった光景w)

ビーム・キャノンで攻撃!

上半身がほとんどまわらないためポーズ幅が限られますが、頑張ればかっこいいポーズが決まる感じ。

ジャキッ!

ビーム・サーベルを装備させてみます。
サーベル刃は短めのクリアブルー成形のものが付属します。

サーベルグリップとハンドパーツ穴のサイズがジャストフィットするため、ガッチリ持たせる事ができるぞ……。

サーベルは2本付属します。

ウェイブライダー形態は差し替えで再現します。

構造的にはHGUCゼータガンダムやデルタプラス系と同じで、頭部・胴体・肩アーマー以外を全て差し替えパーツに取り付ける感じです。

ビーム・ライフルも接続できます。


劇中再現してみます。
お菓子を食べながら和む二人。

……活躍しなかったので以上となりますw

シャイアン基地でドンパチしたガンプラでディスプレイ。
※「HGUCジェスタ(塗装済)」「HGUCグスタフ・カール(ユニコーンVer.)」



ついでにHGUCジェスタ・キャノンと比較。
ジェスタ・キャノンはかなり出来がいいので、こちらもオススメです。


HGUCゼータガンダム(GUNPLA EVOLUTION PROJECT版)と比較。

形状は同じ雰囲気を醸し出している箇所があるものの、カラーリングがまるで違うのでイメージがガラリと変わりますね。


ついでにHGBFライトニングゼータガンダムと比較。
こいつも可動域が弱めですが、造形に優れているというゼータプラス的キットになっています。


プレミアム・バンダイ限定、HGUCゼータプラスC1型(宇宙用)と比較。
武装や細かな色の違いのほか、フロントアーマーの形状などちょいちょい変更点があります。

グレー部分の成形色は同じです。
スリッパやふくらはぎなどはカラーリングが変更されています。

HGUCゼータプラス(テスト機イメージカラー)も混ぜて。

ゼータプラスって独特のかっこよさがあるよね……。



HGUC ゼータプラス(ユニコーンVer.)の感想
ということでHGUCゼータプラス(ユニコーンVer.)のご紹介でした。
まず上半身がほとんどまわらず、開脚も苦手なためポーズ幅が限られるキットになります。(頭部もあまり動きません)
可動域を重視するモデラーさんは不満が出ると思いますが、色分けはかなり優秀です。
シールでも補えますが、部分塗装派モデラーさんは顔のブルー部分・スタビライザーの黄色いラインあたりを塗るだけで大半は色分けできてしまう模様。
脚部外装は合わせ目が出ない作りをしているため、そこまで合わせ目も多くありません。非常に作りやすいです。
何よりプロポーションが優秀なため、立たせておくだけでかっこいいガンプラに仕上がっていると思うぞ……!(>ω<)
以上、「HGUC ゼータプラス(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューでした!



















