今回は「HGバクゥ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEEDに登場し、ザフトが運用するバクゥをご紹介。
2007年発売。(リニューアル版は2012年)
四足獣型の独特のプロポーションで再現され、胴体を引き出して特殊な可動ができるガンプラに仕上がっています。
という事で、SEED作品の中でも変わり種なHGバクゥをレビューしていきたいと思います!
HG モビルバクゥ
早速ですが完成したHGモビルバクゥがこちら。
……ゾイドかな?w
人型のスタンダードなガンプラと違い、四足獣型の独特なデザインが見事に再現されています。
また、SEEDの当時物HGの中でも後半に発売されたというのもあり同シリーズの中ではクオリティ高めだったりします。
いかがでしょうか……。17年前のHGながら、劇中再現度が非常に高いです。
ただ、合わせ目の量が多く関節にはABS樹脂が使われているので、そのあたりはご注意を。
ウイングや450mm2連装レールガン(上についている武器)などのイエロー部は全てホイルシールで色を補います。
※今回は一部塗装し、つや消しスプレーをかけた状態です
「犬が骨をくわえている」ような感じでビームサーベルを装備しているぞ……(*´ェ`*)
それでは各部アップで見ていきます。
頭部をアップで。モノアイの赤はシールで色を補います。凸モールドはありません。
口にくわえているようなサーベル柄は、白で要塗装です。
首はここまで上がるよ!
キャタピラ部分は軟質素材のパーツが使われています。
足回りはほとんど左右はめ込み式で合わせ目が出ます。(汚いですが今回は消しています)
頭部を収納し、脚部を↑のように折りたたんでキャタピラを水平にすれば……
高速移動モードが再現可能です。
高速移動モード!!これでストライクを倒せるぞ!!!!
上に取り付ける武器は2種類付属します。こちらが450mm2連装レールガンで、
こちらが400mm13連装ミサイルポッド。
今のガンプラ目線で見た場合どちらも色分けが甘いですが、2種類の姿が再現できるのが本キットの売りだったりします。
というわけで、2体買っちゃったよ……(*´ェ`*)
左が2012年に発売された方のリニューアル版です。違いは「成形色」「マーキングシールの有無」のみです。
他のMSタイプと違いスタンド用ジョイントパーツは同梱しないので、バクゥの場合は新旧そこまで違いがありません。
2体並べると満足感で満たされるのでオススメだよ……(*ノェノ)
ストライクに突撃!
やっぱりストライクには勝てなかったよ……
HGCEエールストライクガンダムと比較。
四足獣型という事で、旧HGシリーズながらHGCE系と並べても違和感がありません。
HGラゴゥと一緒にディスプレイ。
HGケルベロスバクゥハウンド(中央)と比較。
設定とは逆で、ガンプラ的にはケルベロスバクゥハウンドが先に発売されました。という事で、本キットはケルベロスバクゥハウンドのリデコキットとなります。
背部の武器は互換性があるよ!
最後に、ザフトのMSでディスプレイ。
HGモビルバクゥの感想
という事でHGモビルバクゥのご紹介でした。
放映当時のSEED系ガンプラの中では後期に出たという事もあり、同シリーズの中では出来が良い方です。
ただ、合わせ目の量は多く色が足りない箇所は多いです。今のガンプラ目線で見た場合、ある程度手を加えるモデラーさん向けガンプラといった感じ。
長所は武器が2種類付属する点、手足の可動範囲が広い点。
先述した通り、リニューアル版との違いは「成形色」「マーキングシールの有無」だけなので、安いのを見つけたら旧版でも問題ないと思いますぞ。
以上、「HG モビルバクゥ」のガンプラレビューでした!