今回は「HGBD グリモアレッドベレー」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場するフォース「第七機甲師団」を率いる智将ロンメルが改造したグリモアベースのガンプラ、HGBDグリモアレッドベレーが発売されました。
グリモアベースながら追加ランナーがかなり多く、脚部のギミックによるシザークロウの再現、アサルトライフルの分解など極限まで改造した事が伝わってくるガンプラになっていました。
そして……
ミニモアという小型支援メカが2つ付属するおもしろキットになっていました!w
それではグリモアレッドベレーのレビュー、早速いってみようと思います。
HGBD グリモアレッドベレー
ダイバーは智将と呼ばれる程の戦略家でフォース「第七機甲師団」のリーダー、ロンメル。
ガンダムZZのデザート・ロンメルを思い出すネーミング……乗り換え機体出るとしたらドワッジ改かな?
かなり少ないシール、という事で本体の色分けはメチャメチャ優秀でした。※後述
以下はグリモアには付属しないレッドベレーの追加ランナーになります。
ハイ。メチャメチャ多いです。
グリモアの色変えランナーに「武器類」「ランドセル(ミニモア)」「脚部シザークロウのギミック」がプラスされているので、追加武装てんこ盛りといった感じ。
※ただ、HGグリモアに同梱したライフルやビームワイヤーは付属せず
それでは早速見ていきましょう。
グリモアのブラック系の海賊っぽいカラーリングから、グリーンが基調のアーミースタイルになりました。
目立つのはやはり真っ赤な頭部とでかいアサルトライフルですねぇ。
ビルドダイバーズのOPで一目惚れしたガノタは多いはず……w
斜め後ろから見てもパーツが凝縮されている感じですごいかっこいいです。
大きなランドセルを背負っても自立は安定します。
足裏先端には少し肉抜きあり。
また、カカトにはグリモアレッドベレーの特徴的な移動方法「インラインダッシュ」再現用の車輪が付いています。(もちろん回転可能)
元キットのグリモアより脚が前方に出っ張っていますが、可動はほぼ同じです。
腕関節は90度までですが胴が球体になっていてぐるぐるまわります。
特徴的な真っ赤な頭部。
光沢感のあるブルーのシールに無色のクリアパーツをはめ込みます。
頭部下にあるラインはシールで補う形です。
意外にも頭部の可動は非常に優秀。
そしてこのセンサーまわりがとても綺麗だと思います。
胴体は微妙に前後可動するのですが、このおかげでポージングがうなる感じです。※後述
左肩にはボトムズのようなレッドショルダー。
ちなみに右肩分の肩パーツも付属するので、
シンメトリーが好きな方は両肩に装備可能です。
ただロンメル機の設定的には左肩のみのようです。
左右で地味に違う腕部。
このあたりはグリモアと同じ形状です。
ハンドパーツ自体もよく動きます。
左手のみ平手のハンドパーツが付属。
フロントアーマー、サイドアーマーはカスタマイズされレッドベレー特有の形状になっています。
そしてバックパックにはでかいコンテナ。
……この前HGUC陸戦型ガンダム作ったばかりなので最近コンテナ祭りです(*´ェ`*)
※中身やギミックは後述
脚部は右膝にだけ☆マークのシールを貼ります。
ちなみに☆マークのシールは3つ付属し2つ余るので残りはお好きなところへ、といった感じでしょう。
このグリモアの素晴らしいところはこの接地性。
足の傾き範囲がかなり広いので自立が超安定します。
それでは武装を見ていきましょう。
まずはプラズマナイフですが、1色成形でこのキットで唯一色分けされていない部分です。※刃部分のみ色分け無し。
プラズマナイフを使用しない時はリアアーマー内部に収納しておけます。
プラズマナイフを構えるグリモアレッドベレー!
お次はドデカいアサルトライフル。
スコープ内はピンクのシールが付属します。
グリップを可動させ両手持ちも可能!
複合兵器であるアサルトライフルは各部分解させ、独立して装備する事もできます。
グレネードランチャー。
銃口は穴が空いていないので気になる方は要加工です。
ストック部分はピストルに。
この小型ピストルってのもまたかっこいいですよね。
シールドを装備させてみます。
グリモアレッドベレー、フル装備。
ヤバイ、かっこいいな……。
ただプラズマナイフだけは塗装した方が良さげですね。
それではビルドダイバーズプロローグでも見せた「シザークロウ」状態にさせてみます。
超強そう。
HGBDガンダムAGE2マグナムとディスプレイ。
という事で、オープニングアニメを再現してみます。
きゃ~カッコイイ!
泥臭過ぎてムセるわ!
バックパックには小型支援メカ・ミニモアが2体、その奥にはプラズマナイフの色違いが2本収納できます。
ミニモアはブルーとグリーンの2種類。
背部にプラズマナイフをマウントできます。
左手に持たせる事も可能だぞ!
このギミックいいわ……。
緊急時には代替パーツとして転用可能、という設定です。
アンパンマンかな?
グリモアブルーベレー、グリーンベレーになる仕組みですね。
グリモアレッドベレー、ミニモア2体でディスプレイ。
元キットのHGグリモア(塗装済)と比較。
イメージがガラリと変わりました。
ダイバーギアに設置。
やはりアニメを見た影響かダイバーギアとの相性がとても良い気がする。
HGBCティルトローターパックを装着!
HGBD グリモアレッドベレーの感想
という事で「HGBD グリモアレッドベレー」のご紹介でした。
本体の合わせ目は↓
「肩」「腕」「胴体」「ふともも」「脚」と全箇所にあります。(HGグリモアと同箇所)
パーツの合いが良いのでそこまで気にはなりませんでしたが、腕のみ目立つ感じでした。
※アサルトライフルにも合わせ目あり
と、完璧に合わせ目を処理するモデラーさんは手間がかかると思われます。
色分けに関しては先述した通り、プラズマナイフ以外の色分けは少ないシールで補えるので優秀だと思います。
そして今回特に思ったのはこのキット、成形色が凄く良いという点。
つや抑え気味の綺麗なグリーンを基調とした成形色がかなり綺麗なので、素組み派のモデラーさんでも色に関しては満足する出来ではないでしょうか。
総評としては「合わせ目はそれなりにある」ものの「成形色が良い」「プロポーションが良い」「接地性が良い」「ライフル、シザークロウの多彩なギミックあり」「ミニモアが2体付属」と、元のグリモアの良さを活かしつつ面白くなったガンプラ、といった感じ。
グリモアレッドベレー、すごいイイです。オススメ。
以上、「HGBD グリモアレッドベレー」のガンプラレビューでした!
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