今回は「HGBD:R ガンダムジャスティスナイト」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISEに登場し、カザミが使用するガンダムジャスティスナイトをご紹介。
2019年発売。
インフィニットジャスティスガンダムをベースとしたデザインになっているものの、旧HGの流用はなく新規造形・新規股関節機構にて立体化されています。
という事で、HGBD:R ガンダムジャスティスナイトを「マーズフォーウェポンズ」「ヴィートルーウェポンズ」を装備させた状態を含めて画像数多めでレビューしていきたいと思います!
HGBD:R ガンダムジャスティスナイト
「正義の騎士」をコンセプトに、インフィニットジャスティスガンダムをベースにカスタムしたガンプラ、ガンダムジャスティスナイト。
防御性能を向上させ、ガンダムF91などに登場するショットランサーをメインウェポンに装備する騎士風のガンプラに仕上がっています。
組み立て書にはお調子者ダイバーのカザミさんが記載。
解説によると、GBNが運営する動画共有サービス「G-Tube」の有名配信ダイバーとの事です。
まさかのユージーチューバーだぞ!(*´ェ`*)
そしてこちら。
関節をはじめ、外装ランナーの一部などが「HG1/144 インフィニットジャスティス」表記になっていました。
HGCEインフィニットジャスティスガンダムの発売は確定とみていいでしょう……めでたい!(>ω<)
※追記:発売されました↓
ホイルシールの量は少なく、ツインアイと各センサーの他は「凹み部分」を補う黒いシールのみ付属します。
付属品一覧がこちら。
※「KT-S02Eガラティン ロングソード」「KT-E03Rライテイショットランサー」「CS-1202サークルシールド」「カスタム用背部ジョイントパーツ2種」「アクションベース用ジョイントパーツ」
「ガンダムSEEDの世界観風にアレンジ」されたというコンセプト通り、武器名の前にゴチャゴチャとした型式ナンバーが記載されているところにコダワリを感じますw(*´ェ`*)
カスタマイズ用の背部ジョイントパーツが2種類付属するのですが、使い方については後述します!
そして完成したHGBD:R ガンダムジャスティスナイトがこちら。
関節パーツと外装一部がインフィニットジャスティスと同じ形状をしており、主にイエロー(ゴールド)・レッド・グレーのパーツがジャスティスナイトの特徴になっています。
そして今回のジャスティスナイトですが、ポリキャップレス仕様でした。
ポリキャップは同梱せず、関節は全てプラ同士の接続になります。
ABSは使用されていないため固すぎる事はありませんが、従来のポリよりは関節強度が固くなっています。
ナイトガンダムっぽさも感じるデザイン。
それでは細かく見ていきます!
手足の関節は大きく曲がり、ヒザ立ち可能です。
上半身も360度回転します。
頭部をアップで。アンテナ先端には安全フラッグがあります。
インフィニットジャスティスの雰囲気を残しつつ、騎士風のデザインにカスタムされていますね。
頭部は前後はめ込み式ですが、全て段落ちモールド化されています。
※ただ、↑の赤枠部分は設定画ではモールドがありません
超アップで。ライトグレーのパーツは内部から露出する構造で、色分けは非常に優秀です。
胸部の蛍光イエローっぽいパーツは、このパーツだけのために色分けされています。
胸のダクト(白い部分)も別パーツで、くぼんでいるところは黒いシールで色を補います。
胴体は前後はめ込み式で、合わせ目は段落ちモールド化されています。
頭部と同様ここも設定画ではモールドがありませんが、一応パッケージ絵や作例ではモールド扱いです。
上半身は前後・左右と柔軟に動きます。
肩は前方向に大きく動きます。
先述のとおり、ポリキャップレス構造でプラ同士のボールジョイント接続になります。
肩外側の黄色いパーツは上下に可動。
後述するサークルシールドを持たせる際、邪魔にならないよう一度上げて戻せるような構造です。
更に、先端パーツは開閉します。
腕部の合わせ目は肩の「付け根ブロック」のみです。
↑では目立つようショルダーアーマーを上げていますが、普通の状態だとほとんど見えなくなります。
肘関節は90度以上大きく曲がります。
フロント・サイドアーマーも大きく開きます。
パープル・ライトグレーと色分けも良好。
そして今回の売り部分でもある股関節機構がこちら。
リアアーマーを開き、足を大きく広げたあと
外側の穴に接続すれば、開脚範囲がエグい事になります(>ω<;)
サイドアーマーも後ろ側へ持っていく事ができるので、
とんでもない可動域を実現しています(*_*;)
ポリキャップレスだったり新規股関節機構だったり、今回のジャスティスナイトは相当攻めてきてますね。
更に、脚部は合わせ目無し構造です。
アンクルガードや足の甲、
ふくらはぎまわりも細かく色分けされています。
後ろから。ふくらはぎの合わせ目は段落ちモールド化されています。
足裏には肉抜き無し。
足首パーツの傾き範囲も広く、接地性に優れています。
股下にアクションベース用の3mmジョイント穴はなく、専用のジョイントパーツを噛ませる構造です。
カッチリはまり、外す際もストレスフリーで着脱可能です。
ナイトウイングは羽を広げる事ができ、
展開可能です。
ベース機のリフターの代わりに装備されるジャスティスナイト特有の背部ユニットで、サポートマシンとしての運用も可能だったりします。(このあたりは後述)
ジャスティスナイト、出撃!
プロポーションがいいだけでなく、足裏の肉抜きが無いのがポイント高しです(>ω<)
ライテイ ショットランサーはランス部分に合わせ目が出ます。
まずはビームガンとして装備させてみます。
サークルシールドは色分け・保持力ともに良好。
一昔前だったらシールになりそうな部分ですが、別パーツでしっかり色分けされています。
それではアクションポーズいってみます!
ライテイ ショットランサーで攻撃!
持つ位置を変え、ランスとして装備させてみます。
襲いかかるジャスティスナイト!
ガラティン ロングソードは左腰に帯刀します。(一応右側にも取り付け可能)
引き抜いて持たせてみた状態。
ホワイト1色1パーツ成形で、一部イエロー(ゴールド)で要塗装となります。
騎士風ポーズで。
ナイトガンダム風味を感じるぞ!(>ω<)
サークルシールドの裏側はダボ穴が複数空いており、グリップなどの取り付け位置を変える事により
シールドバッシュが再現できます。
ロングソード・サークルシールドともに、背部ナイトウイングのダボ穴に取り付ける事もできます。
新規股関節をいかしたポージング写真いってみます。
足を外側に開く事ができるおかげで、ポージングに幅が出たような気がします。
いい感じ……。
「ショットランサー」「サークルシールド」「ナイトウイング」を組み合わせれば、サポートマシンに変化します。
この状態でも3mmスタンドに対応しています。
ジャスティスナイトと一緒に。
ジョイントパーツの活用例
本キットに入っている背部用のカスタマイズパーツを使った例をいってみます。
ナイトウイングを外し、パーツを取り付けます。
別売り、HGヴィートルーウェポンズを装備してみました。
無改造で装着可能です。
マーズフォーウェポンズも無改造で取り付けできました。
逆に、「他のガンプラ」に「本キットのナイトウイング」を装備させるためのジョイントパーツも付属します。
※↑の赤いパーツ
無改造で、ナイトウイングをアースリィガンダムに装備させる事ができます。
色々な組み合わせを試してみると面白いと思うぞ!(>ω<)
カザミのガンプラでディスプレイ。
※右:HGBD:Rガンダムイージスナイト
ビルドダイバーズ集結!
最後に本キットのランナーを使った、HGCEインフィニットジャスティスガンダムと比較。
HGBD:R ガンダムジャスティスナイトの感想
ということでHGBD:R ガンダムジャスティスナイトのご紹介でした。
まず関節がポリキャップレスという事で関節強度が心配なモデラーさんも多いと思いますが、少し固いもののABS関節よりは取り回ししやすいと思います。
ポリ関節に慣れているせいで最初は固く感じますが、慣れてくればこちらの方がポーズを固定しやすいかもしれません。(少なくともRGのアドバンスドMSジョイントよりは動かしやすいと思います)
このあたりは賛否両論になりそうですが、少なくともABSのようにギシギシいう事はありませんでした。
最大の長所は「新規股関節ギミックによるポーズ幅の拡大」と「色分けの良さ」で、足裏の肉抜きが無かったり合わせ目も異常に少ないなどかなり組みやすいガンプラに仕上がっている点。
素組派モデラーさんにはかなりオススメだぞ!(>ω<)
以上、「HGBD:R ガンダムジャスティスナイト」のガンプラレビューでした!