今回は「HGBD モモカプル」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズに登場し、モモことヤシロ・モモカが使用するモモカプル。
定価1,944円。
カプルをベースとしたペンギンモチーフのカスタム機で、モモカプル本体の中に入れる事が出来るプチカプルが付属。
そして組み立て書の説明とランナー名に思わず笑ってしまうという、おもしろガンプラに仕上がっていました。
という事で、モモカプルをじっくりと解説していきたいと思います!
HGBD モモカプル
それでは内容物からいってみます。
ダイバーはモモことヤシロ・モモカ。
組み立て書の説明によるとモモカプルのカスタムスタイルは可愛い力の向上、ただ一点のみだそうですw
色分けされた8枚のランナー(内5枚は小さいランナー)にポリキャップのシンプルな構成。
パーツ数が少ないのでかなり早く組み上がりました。
ランナー名は衝撃のカプランナーになります。
……ベースとなったカプルもHGCC化くるかな?
色々な表情の目部分のシールが付属します。
そして完成したモモカプルがこちらになります。
今回は完全パチ組みです。
パーツ分割がとてもシンプルで合わせ目がかなり少なく、胸付近のダクト以外は完璧に色分けされています。
手が段落ちモールドのようになっていて合わせ目が出ない造りになっていました。
か、カワイイ……。
腕以外の可動域は意外と狭く、多少腰が左右に振れるもののほぼ回転しないと思ったほうがいいです。
目も左右に向けられないのでポージング幅が狭まりますが、なんだろう……このモモカプルの場合許せてしまうという気持ち。
ハッ!これが可愛い力かッ……!
下から見てみた図。
ペンギンの足のような足裏には肉抜きアリ。
大きさはこのぐらいで全高はHGUCガンダム(リバイヴ版)と比べてみると腰ぐらいの位置になります。
目は一面シールで補いますが、
実は黄色い目玉部分が別パーツになっているので、シールを使わずグレーのパーツを黒に塗ってあげれば見栄えが良くなる構造をしています。
ベース機カプルにあったミサイルランチャーは、可愛くないからという理由で撤去されていますw
カスタムの方向性が潔いというかコンセプトがハッキリしてますなぁ。
5つあるダクトのような部分はこのキットで唯一色分けされていない箇所なので、グレーで要塗装です。
白いパーツは内部に組み込むので色分けされています。
胴体後ろのパーツがマンロディとかガンダムグシオンのような感じで既視感を感じました(*´ェ`*)
肩パッドはハロのように可動し、接続強度も丁度良い感じでした。
目立たないですが肩には合わせ目が出ます。
腕は3箇所可動するのでグニャリと曲げる事が出来ます。
中間に2つある青いパーツは1パーツ構造なので合わせ目が出ません。
ツメ裏には肉抜きアリ。
カプルのクローが尖っていて可愛くないから、丸みを帯びた形状に改造したとの事。
攻撃力は低下したもののビンタで攻撃できるそうですw
先端をよく見ると手のビームというツメ先から放つビーム兵器の穴が造形されています。
手の内部は↑画像のようになっており、ツメがそれぞれ独立可動しますがそこまでは動かない印象。
劇中でも使ったお腹のビーム部分。
組み立て書の解説によると、ベース機カプルではソニックブラストという名称だがお腹のビームという身も蓋もない名称に変更されてしまった、との事。
ただ、その威力は全く可愛げがないそうです
後ろ側にはスラスターが2基。
1/144カプルでは4基ありましたが、おそらくここも可愛くないから減らされたと推測(*´ェ`*)
脚部装甲が1パーツになっており、上からはめるだけなので合わせ目も出ず塗装派にも優しい構造になっています。
ただイエロー部ペンギンの足がほぼ傾けられないので接地性は悪く、足を開いて立つのは苦手です。
アクションベース用の穴は後ろにあるスラスターのすぐ上のカバーを外せば露出。
という事で、もちろんダイバーギアに対応しています。
腰回りがあまり可動しないのでポージング幅は狭いものの、腕周りがぐにゃぐにゃ動くのでポーズ付けが面白いです……(*´ェ`*)
それでは軽く劇中再現いってみます。
「お腹ビーーーーーム!!!!!」
このネーミングいいよね……。
くつろぐモモカプルさん。
ここからは色々なギミックをご紹介。
まずはモモカプルを巡航形態……じゃなかった、丸まりモードにしてみます。
いや……ふざけているワケではなく……公式名称なんだ!(>ω<)
丸まりモードのモモカプルの勇姿がこちら。
なんかマクロスにこんな感じのいなかったっけ?w
機体自身を質量兵器として相手に強烈な体当たりを敢行できるそうです。
お次は機体の中に収納されているプチカプルを取り出してみます。
コロコロ……
内部に手脚を収納しておけるので分解して装着し、台座に飾れば……
プチカプルの完成です。
ミニモアもそうだけどダイバーズのキットはこういうギミックがあって面白いよね……。
プチカプルを撫でるモモカプル。
旧キット1/144モビルカプルと比較してみます。
こう見てみるとかなりカスタマイズされていますね。
カプランナー効果でHG化されるかもですが、旧キットカプルは造形が良く出来ていてかなり安いので超オススメキットです。
リグ・シャッコー マガツ(改造品)に襲われるモモカプル!
コロコロ……
HGBDダブルオースカイと名シーンを再現。
「ボールはともだち!」
「必殺!ムゲンシュート!」
AVALONのインパルスガンダムランシエに発見されるモモカプル!
HGBDインパルスガンダムランシエと比較。
そしてこのモモカプル、HGBCダイバーエースユニットに完全対応しています。
ダブルオーダイバーの腕も無改造で装着できました。
組み立て書例にあったHGUCガンダム(リバイヴ版)の腕も無改造でつけられました。
遊びの幅が広いガンプラですね。
という事で、目のシールと胸ダクトにちょっと手を加えてみます。
見栄えがかなり良くなりました(>ω<)
ついでにつや消しスプレーも吹いてみた。
使ったツール↓
同日発売のHGBDセラヴィーガンダムシェヘラザードに付属するプトレマイオスアームズを装着させてみます。
モモカプルの場合、無改造でいける模様。
このモモカプル、完全新規キットなのでダイバーズのオプションセットとの相性が抜群ですね。
きゃらっがいモモ、プチカプル、モモカプルでディスプレイ。
HGPGきゃらっがいモモと組み合わせる事もできるぞ!
可愛いガンプラでディスプレイ。
ビルドダイバーズのみんなとディスプレイ。
今回は組み立て書の解説が楽しく、組んでいて面白かったぞ……。
HGBD モモカプルの感想
という事でHGBD モモカプルのご紹介でした。
合わせ目は腰、肩にありますがどちらも目立たない場所なので素組み派にも安心設計。
また、色が足りない部分も胸のダクトのようなグレー部分だけなので色分けについてはほぼ完璧といってもいい出来ではないでしょうか。
目の可動や上半身の回転が出来ず、足の接地性が悪いので可動範囲は限られますが、腕がグニャグニャ動くので動かしていて面白いです。
同日発売のセラヴィーガンダムシェヘラザードとオーガ刃-Xに比べランナー数が少ないので、サクッと組めるのも魅力の一つかと思います。
総評としては合わせ目・色分け良好で可動が苦手なものの中にプチカプルを収納できるギミックが面白くお手軽に組めるガンプラ、といった感じ。
簡単に作れるので普段ガンプラ作らないガンダムファンの方や女性にもオススメ!
以上、「HGBD モモカプル」のガンプラレビューでした!
HGBD ガンダムビルドダイバーズ モモカプル 1/144スケール 色分け済みプラモデル