今回は「HGM デンドロビウム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場するデンドロビウムの、1/550スケール HGメカニクス版をご紹介。
2001年発売。
1/550アームドベース・オーキスのほか、同スケールで本機収納状態のステイメンと飛行形態のガーベラ・テトラが付属。
コンテナハッチは開閉選択式、メガビーム砲のコントロールグリップとアイ・フィールド・ジェネレータもそれぞれ開閉選択式で、凝った作りになっています。
という事で、HGメカニクス デンドロビウムをレビューしていきたいと思います!
HG メカニクス 1/550 RX-78GP03 デンドロビウム
HGメカニクス デンドロビウムのボックスアート。
箱のサイズやランナー数は通常のHGと同程度になっていますが、色分けについては「ホワイト」「グレー」の2色成形のため塗装推奨キットになっています。
全内容物がこちら。
オーキスのほか、それに組み組むステイメンや単体で飾れるガーベラ・テトラが付属。
オーキス用の多彩な切替パーツが同梱するのが特徴です。
1/550ガーベラ・テトラをアップで。
ミニサイズながら、何気に9パーツも使われているうえ専用のミニ台座も付属します。
超アップで。接写しても中々よく作り込まれているぞ!(>ω<;)
全高3、4cmほどとかなり小さいですが、筆でチマチマ塗るのも楽しそうですね。
そして完成したHGメカニクス 1/550デンドロビウムがこちら。
大きさ(全高)的には1/144スケールの一般MSと同程度だと思ってOKです。
ご覧のとおり、ほとんど白1色で再現されているため、塗装前提のキットになっています。
横から。専用のミニ台座が付属します。
アクションベースなどで使われている、3mm穴のスタンドタイプには対応しません。
斜め後ろから。それでは各部アップで細かく見ていきます!
底面からいってみます。
スタンドに展示するには、↑枠部分のカバーパーツを外します。
穴に入れたあと、後方にスライドさせる形で取り付けます。
かなりガッチリとはまるので、外す際の破損の可能性は高いかもしれません。
底面には、各ジョイントパーツを収納しておく事ができます。
※各ジョイントパーツ:「ウエポンコンテナのハッチを開閉する時に使うパーツ」「メガビーム砲のコントロールグリップ」
まずはステイメンを収納させてみます。収納ハッチを開き、
中に組み込んでハッチを戻すだけでOKです。
本機収納状態のステイメンをアップで。
ガーベラ・テトラと同様にミニサイズで再現されていますが、7パーツも使われています。組み立てには接着剤が必要な点はご注意を。
超アップで。塗り分けにはかなりのスキルと、細型の筆がいりそうですね(*ノェノ)
ウエポンコンテナ(閉じた状態)がこちら。
先程台座の内部に収納した↑枠の「ジョイントパーツ」を使えば、開いた状態が再現できます。
Iフィールド・ジェネレーターは2種類付属し、選択式で「開閉状態」が再現できます。
後ろから。6基の後部スラスターはグレーのパーツになっていますが、内部はレッドで要塗装です。
隙間から見える内部にも、モールドがびっしり刻まれているのがいい感じですね。
メガビーム砲がこちら。めちゃめちゃ長いです。
砲口は開口されています。ディテールも細かいです。
↑枠のパーツを外して、
↑枠のコントロールグリップを間に噛ませる事により、グリップ展開状態が再現できます。
下部の大型クローアームは、差し替えで開閉状態が再現できます。
↑展開した状態のクローは丸々別パーツで付属します。(左右ともに)
マニピュレーターの先端は開閉し、中には大型ビーム・サーベルのグリップが収納されています。
サーベル刃を発生させたタイプがこちら。1パーツ成形です。
左右分付属し、先端に取り付ける事ができます。
大型ビーム・サーベルをぶんまわすデンドロビウム!
展開状態のクローアームは、基部でフレキシブルに可動します。
ぶっちゃけポーズ幅は狭いですが、オーキスに搭載されている色々な武装の展開/開閉状態が再現できるのが売りだと思います。
フル塗装したらかなり化けそうですね。
ABS不使用かつほとんどが白色なので、下地的にも塗装がしやすいガンプラに仕上がっていると思います。
「たぁぁぁーーーっ!」
攻撃を仕掛けるコウ!
「何!?」
ピンチのシーマ様!
HGM 1/550 デンドロビウムと、HGUC 1/144 ガンダムGP03Sステイメンを比較。
一般的なHG1/144スケールとのサイズ比較はこんな感じで、全高についてはほとんど変わりません。
本キットに同梱する1/550 ガーベラ・テトラと、HGUC 1/144 ガーベラ・テトラを比較。
色々なHGメカニクスシリーズでディスプレイ。
HG メカニクス 1/550 RX-78GP03 デンドロビウムの感想
ということでHGMデンドロビウムのご紹介でした。
ホイルシール・ポリキャップ不使用で、ほとんど白1色になっているため部分塗装は必須系ガンプラといったところ。
ABSが使われていないので、塗装はしやすいと思います。
メカニカルな造形やモールドが細かく、スミ入れ・部分塗装など手を加えれば加えるほど化ける系のキットで間違いないです。
ウエポンコンテナの開閉状態やメガビーム砲のコントローグリップ収納/展開状態再現のほか、Iフィールド・ジェネレーターも2種類同梱し大型ビーム・サーベル展開状態も再現できることから、好みの状態を選択して展示できるのも売りだと思いますぞ!
HGUCデンドロビウムが部屋に置けない方にはオススメだよ……w(*´ェ`*)
以上、「HG Mechanics デンドロビウム」のガンプラレビューでした!