今回は「RGジョニー・ライデン専用 高機動型ザクII」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム MSVより、ジョニー・ライデンが搭乗する高機動型ザクII(MS-06R-2)のRG版をご紹介。
2017年発売。
RGらしい高密度なパーツで再現されているほか、脚部バーニアは大河原邦男氏のMSVイラストで描かれた「4つ穴」が初再現されています。
ということで、RGジョニー・ライデン専用高機動型ザクIIをレビューしていきたいと思います!
RG ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクII
付属品がこちら。
※「ザク・マシンガン」「ザク・バズーカ」「ジャイアント・バズ」「ヒート・ホーク」「各種手首パーツ」
ハンドパーツの種類が多く、「握り手」「平手」「指可動タイプ」「武器持ち手」の4種が左右分、計8つ付属します。
おなじみ、1/144のパイロットフィギュアがこちら。
そして完成したRG 1/144 ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクIIがこちら。
ご覧のとおりRGらしい圧倒的なパーツ数と色分け、ディテールの細かさで再現されています。
ただ大元に2010年発売の初期RGのザク系ランナー(アドバンスドMSジョイント)が使用されているため、正直最近のオリジンのザク系HGと比べポロリ率の高さがネックな内容になっています。
長所としては素立ち状態での見た目の良さ、それと黒い三連星などの他タイプの高機動型ザクIIがプレミアム・バンダイ限定品の中、今回のライデン機だけは一般で発売されていることでしょうか。
そして、やはりこのR2型の脚部形状が本キットの売り部分だと思うぞ……(*´ェ`*)
バックパックは過剰な程パーツ分割されています。ただ、設定画よりちょっと小さいかな?
リアリスティックデカールに関しては、RGとしてはそこまで多いわけではないので全貼りするのが楽な部類でした。
そこそこ可動しますが、RGのザク系は腰まわりのパーツがポロリしまくるのが弱点です。
手足は大きく曲がり、ヒザ立ち可能です。
倉庫は、動きにあわせてスライド可動します。
頭部をアップで。モノアイガードには無色のクリアパーツが使用されています。
中はこんな感じ。モノアイ自体もクリアパーツなのですが、ピンク色はデカールで色を補います。
顔を左右に振れば、連動してモノアイが可動します。
右肩のL字シールドをアップで。肩のマークをはじめ、懐かしのデザインで再現されています。
左肩のショルダースパイクアーマーをアップで。
この大きなスパイクも、ライデン機の特徴です。
ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクII、出撃!
ザク・マシンガンはフォアグリップが可動し、両手で構えることができます。
スコープ部にもクリアパーツが使われている、RGクオリティのザク・マシンガンに仕上がっています。
こちらはザク・バズーカ。
グリップ部は非可動なので、ちょい持たせづらいです。
ザク・バズーカをぶっ放すジョニー・ライデン!
こちらもフォアグリップが可動し、両手持ちが可能です。
ジャイアント・バズも付属します。
こちらはグリップが可動するので、違和感なく構えることができます。
ただ、グリップ部に凸形状がついているので右手にしか持たせることができません。
このギミックのおかげで、ものすごい持たせやすいです。
スコープレンズは、ハッチが開きます。
当然こちらも両手で構えられます。
バンダイがジャイアント・バズまわりをこだわったのがヒシヒシと伝わってくるぞ……。
ヒート・ホークを装備!
設定的にこの大きさなんだけど、いつも小さく見えるw
アップで。グリップと手の内側の凹凸により、ガッチリと保持できます。
ヒート・ホークは、専用のパーツを使いリアかサイドスカートにマウントできます。
フル装備で何枚か。
武器類は、専用のパーツを使いL字シールドにマウント可能です。
このような感じで、下から取り付けます。
ドドン。ただ、重さで肩が下がってきてしまいます。
ちょっとガンプラから離れますが、わたくしジョニー・ライデン大好きマンなので、こんなもの作っちゃいました(*ノェノ)
左のライデンさんはジオン軍撃墜ランキング3位の表記とMS艦船それぞれの撃墜数、下はマンガのロゴです。
右は探すの大変でした…1/144サイズの横に飾るのに適したネームプレートがハンズ行ってもロフト行っても100円ショップ行っても売ってなかったんですよ。
結局Amazon大先生で豆カード立というのを買ったらサイズがドンピシャでした。マジおすすめ。……てかこんなもの作る人いないので不要な情報?w
設置。
ジョニー・ライデン好きとしてはこれでご飯食べられる。
RGの高機動型ザクIIバリエーションで比較。
左から「黒い三連星専用ザクII」「本キット」「シン・マツナガ専用ザクII」「エリック・マンスフィールド専用ザクII」です。
本キット以外はすべて、プレミアム・バンダイ限定品になります。
頭部をアップで比較。エリック機だけ、アンテナの付き方が面白いです。
胴体を比較。
ショルダースパイクアーマーを比較。ライデンが一番強そう(*_*)
脚部を比較。
↑HGUC版のレビューは↓でどうぞ。
RG ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクIIの感想
ということでRGジョニー・ライデン専用 高機動型ザクIIのご紹介でした。
見た目自体非常にかっこいいのは確かなのですが、7年前に発売されたRGシャア専用ザクIIの流用キットということで、ぶっちゃけ古さは否めない内容になっています。
腰回りのパーツがポロリしやすいほか、直立立ちでも後ろに倒れることが多々あり。
長所はジョニー・ライデン専用高機動型ザクIIの特徴でもある、迫力のある肩部スパイクと脚部形状の2点で間違いないでしょう。
動力パイプ部など組むのが難しいところもあるので、ガンプラ初心者さんにはオススメし辛い中級者以上向けキットといった感じです。
とはいえ作っている過程で内部構造とか確認しながらじっくり慎重に作るのが好きなモデラーさんにはたまらないキットだと思います。
以上が、簡単に作ったほぼ素組みの『RG ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクII MS-06R-2』のレビューになります。
以下、リアリスティックデカールを貼ってつや消しスプレーをかけた状態も何枚か紹介します!↓
ババン!
塗装してないのにメチャメチャ良くなりましたw
スパイクアーマーのイエロー部分のつやが消えた事によりおもちゃっぽさがなくなった気がします。
リアリスティックデカールも貼りました。
ただ、つや消ししてもテトロンシールのフチは目立ちます。
全体にヤスリをかけてありますが、つや消し効果で傷はだいぶ目立たなくなりました。
一応スス汚れのような表現もプラスしてあります。
正直RGは苦手なんですが、色分けが優秀なので塗装しなくてもつや消しするだけでここまでかっこ良くなる点は評価できますね。
イイ感じ!
いかがでしょうか。スミ入れつや消しでここまで印象が変わるので、普段パチ組み派の方もRGには手をかけてみるのもオススメですよ!
使ったホビーツール
今回、↑の『ウェザリングマスターB(スノー)』に入っている色の「スス」を使用してみました。
以上、「RG 1/144 ジョニー・ライデン専用 高機動型ザクII」のガンプラレビューでした!