今回は「RGストライクフリーダムガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、キラ・ヤマトが搭乗するストライクフリーダムガンダムのRG版をご紹介。
2013年発売。
機動兵装ウイングはゴールドメッキのパーツが使われており、実機考証を元に設計された展開・収納ギミックが搭載されています。
高エネルギービームライフルを前後に連結させ、ロングレンジビームライフルも再現可能。
という事で、RG版のストライクフリーダムガンダムをHGCE版との比較画像なども含めてレビューしていきたいと思います!
RG ストライクフリーダムガンダム
リアルグレードシリーズ第14弾、ストフリさん。
シード系RGの中ではエールストライク、フリーダム、スカイグラスパー、ジャスティス、デスティニーに続き発売されたRGとなります。
本ブログあるある、「レビューしてなかったド定番どころのガンプラ」になるので、今のガンプラ目線で見た感想を中心にレビューしていくね……(*´ェ`*)
リアリスティックデカールがこちら。
関節部など金属のような質感を再現するためのデカールや、ビームシールドのクリアパーツ内側に貼るビーム部分などが印刷されています。
付属品一覧がこちら。
※「MA-M21KF 高エネルギービームライフル×2」「MX2200 ビームシールド」「MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル×2」「アクションベース用ジョイントパーツ」「1/144キラ・ヤマト」「手首パーツ×8」
手首パーツは、左右の「武器持ち手」「握り手」「平手」「指可動タイプの手」の計8つが同梱。握り手のみABSランナー(アドヴァンスドMSジョイント)に配置されているため、ゴールドの色合いが少し違います。
そして完成したRGストライクフリーダムガンダムがこちら。
関節部のアドヴァンスドMSジョイントはゴールド風の成形色になっていますが、背部のスーパードラグーン機動兵装ウイングにはゴールドメッキのパーツが使われているのが特徴です。
背部の機動兵装ウイングは重みがありますが、自立はそこそこ安定します。
RGシリーズらしく、1/144スケールながら驚異的な色分け・モールド量で再現されているのが特徴です。
ちなみにHGCE版は本キットの後発になりますが、見た目に関してはRG版が勝っているかもしれません。(好みによりますが)
RGオリジナル要素として、スーパードラグーンにディテールが追加されゴールド部分がチラチラと露出しているのがかっこいいですね……(*_*)
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はそこそこ広く、腕は水平以上上がります。
腰部側面に高エネルギービームライフルを取り付ける場合は足可動が制限されますが、とっぱらった状態だと水平以上上がるようになります。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
構造上、腰を撚る動作はちょい苦手です。
真横を向く事はできませんが、↑までまわせます。
頭部をアップで。アンテナ先端に安全フラッグはなく、デフォルト状態で尖っているためパチ組みでもキレイな仕上がりに。
めちゃめちゃ小さなMMI-GAU27D 31mm近接防御機関砲(バルカン)や頬の部分は、パーツ分割により色分け済みです。
横、後ろから。白い装甲部分だけでも「ホワイト」「ライトグレー」と2色使われています。
よく見ると、後頭部が一部開口されていてゴールドが露出しています。めちゃめちゃ細かい……!(>ω<;)
胴体も驚異的な色分けを実現しています。
エアインテーク内や、腹部のMGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲もゴールドで色分け済みです。
コクピットハッチは、前方へスライドします。
ショルダーアーマーはRG独自のギミックが搭載されており、上側や赤い部分が展開します。
腕部。こちらの色分けも優秀で、モールド量が多いです。
ただ、肘部分の一部ゴールドフレームパーツがポロリしやすかったので、紛失にはご注意を。わたしの場合左腕だけ異常に外れやすかったので、個体差の可能性もアリです。
肩と機動兵装ウイングは、前後に可動します。
背部のハードポイントをアップで。装着してしまえば見えなくなるような部分にも、モールドがびっしり刻まれています。
凹凸接続で、ガッチリと固定されます。
アップで。ご覧のように、スラスター内部はゴールドのみならず赤いパーツまでも色分けされています。
ウイングはもちろん展開可能で、ハイマットモードが再現できます。
腰回りのギミックは多彩です。
リアアーマーを下にスライドしてからMMI-M15E クスィフィアス3レール砲を後ろへ移動させて、
MA-M21KF 高エネルギービームライフルを取り付ける事ができます。
脚部をアップで。もちろん、足裏に肉抜きはありません。
股間軸の取り付け基部は、前後にスライドします。
↑枠のパーツをロックさせれば、固定します。勝手に動くことはありません。
ふくらはぎのスラスター・およびカバーは開閉します。
↑枠のジョイントパーツを噛ませる事により、アクションベース2や3mmスタンドに対応します。
「ストライクフリーダム、システム起動!」
ストフリ、出撃!
高エネルギービームライフルを装備させてみます。
平手が左右分付属するのがイイ感じです……(>ω<)
ライフル持ち手が2つ付属するので、ガッチリと保持できます。
このあたりは初期RGシリーズの弱点が解消されている部分です。
「やらせるかぁっ!」
高エネルギービームライフルで攻撃!
各部動かし、連結させる事でロングレンジビームライフルを再現する事ができます。
「もう終わらせよう…こんな事は!」
ロングレンジビームライフルをぶっ放すキラ!
MX2200 ビームシールドのエフェクトパーツは、1つ付属します。
前腕部と赤いパーツの間に噛ませる事で再現。左右どちらに取り付けることもできます。
クリアパーツは、裏側にリアリスティックデカールを貼る事でビーム形状を再現します。
MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベルは、指可動タイプのハンドパーツに持たせます。
が、ぶっちゃけまともに保持できないので先程のライフル持ち手に持たせた方が安定します。
ストフリ、シュペールラケルタビームサーベルを抜刀!
アクション!
連結させ、アンビデクストラス・ハルバードを再現することもできます。
腰部左右のクスィフィアス3レール砲は、展開可能です。
また、機動兵装ウイング/スーパードラグーンまわりが細かく展開します。
という事で、ハイマット・フルバーストを再現!
ゴールドメッキがめちゃめちゃキレイっす……!(>ω<;)
このあたりはRG特有のギミックになっているので、本キットの売り部分と言えそうです。
ちなみに、スーパードラグーンは全て着脱可能です。
プレミアム・バンダイ限定品になりますが、別売りのRGストライクフリーダムガンダム用 拡張エフェクトユニット“天空の翼”を使えばドラグーン・フルバーストを再現する事ができるので、こちらもオススメだよ……(*´ェ`*)↓
HGCEストライクフリーダムガンダム(左)と比較。
HGCE版は2016年発売という事で、本キットの3年後に発売されました。
各々かなり違うスタイルで立体化されていますね。
アップで比較。
下半身を比較。
機動兵装ウイングを比較。RG版は、HGCE版よりもスリムにデザインされているのが見て取れます。
高エネルギービームライフルを比較。
HGCE版ではブルーのラインがシールでしたが、RG版では別パーツにて色分け済みです。
MG版とMGEX版も混ぜ、色々なストフリガンプラでディスプレイ。
あなたはどのストフリがお好み……?
RGフリーダムガンダムと比較。
フリーダムはRG第5弾として、本キットの2年前(2011年)に発売されています。
ガシャコン!ミーティアと接続!
EFコレクション4のキラフィギュアとディスプレイ。
「未来を作るのは、運命じゃない…!」
RG ストライクフリーダムガンダムの感想
ということでRGストライクフリーダムガンダムのご紹介でした。
RGフリーダムガンダムと比べた場合、ウイングが外れにくくなっているので動かす際のストレスは軽減されています。
ただ一部ヒジのフレームパーツはポロリ率が高いので、パーツの紛失にはご注意を!(>ω<)個人的な好みでいえば、1/144スケールのストフリに関してはHGCE版よりRG版の顔付きの方が好みだったりします。
RGとしての作りは、「古くもないが新しくもない」従来のアドヴァンスドMSジョイントを使ったキットになっています。
実はガンプラ初心者のころ今回のRGストフリを組んだ事があるのですが、アドヴァンスドMSジョイントのゴールド部分を塗装した結果見事破損した経験があるので、ABSの塗装はマジで非推奨です……みんなは気をつけてね!(>ω<;)
↑左が無理やりフル塗装したRGストフリさん(+天空の翼)※パーツ注文により復活
以上、「RG ストライクフリーダムガンダム」のガンプラレビューでした!