今回は「SDCS F9ノ1改」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドメタバースに登場し、アヤメが使用するF9ノ1改(エフクノイチカイ)をご紹介。
2023年発売。
F91をくノ一(くのいち)モチーフにしたようなデザインで再現されており、SDガンダム クロスシルエット準拠で立体化されています。
今回は「SDフレーム」「CSフレーム」2種のフレームが同梱し、選択式で好きな方のプロポーションを再現可能。
通常形態のクノイチモードのほか、パーツの組み替えで最大出力モードの「シノビモード」に変化できます。さらに、別売りのLEGEND BBシリーズ「騎士ガンダム」「武者頑駄無」「コマンドガンダム」との一部互換性も搭載されていて、劇中の忍法をイメージしたミキシングが可能と遊びの幅が広いSDキットに仕上がっています。
ということで、SDCS F9ノ1改をレビューしていきたいと思います!
クロスシルエット F9ノ1改
最新のクロスシルエット構造を採用し、変幻能力特化でビルドされたF9ノ1改(エフクノイチカイ)さん。
その名の通りガンダムF91がモチーフで、クロスシルエットシリーズのフレームを使った新規の内容になっているのが特徴です。
価格は1,980円(税10%込)です。
組み立て書にはアヤメさんが記載。
まさか最新ガンプラでまたアヤメ機が組めるとは思わなかったっす……!(>ω<)
ホイルシールがこちら。
瞳のシールは4種類付属。基本、ゴールド部にシールを多用します。
こちらが今回組めるSDフレームと、CSフレーム。
一応バラせば切り替え可能ですが、最初にどちらで組むか選択する必要があります。
SDフレーム
そして完成したF9ノ1改、通常形態のクノイチモードがこちら。
ご覧のようにパープルを基調としたくノ一っぽいカラーリングで再現されているほか、よくみるとガンダムF91を感じるデザインがふんだんに使われている姿が再現されています。
うむ。かわいい……
SDCSシリーズらしく、ソッコーで組み上がりました。適度にシールを使うものの、アンテナ部や胸部など目立つところは色分けされている感じです。
それでは各部細かく見ていきます!
アンテナをアップで。中央にはクリアレッドのパーツを使用。
アンテナ自体はゴールド風の成形色で、頭頂部のアミアミは色分けされてます。
一度頭部パーツを外し、瞳パーツをひっくり返すことで瞳を切り替えることができます。
今回付属する瞳シール4種がこちら。
瞳の基部パーツは1つしか付属しないので、実際にはこの中から2つを選んで貼ることになります。
後頭部パーツには、クリアレッドのパーツが使われています。
ロール回転しますが、後述する武器の部捨羽亜大苦無・改が引っかかるため、動かす際は一度頭部パーツを外した方がポーズ付けがしやすかったです。
胴体と腰部をアップで。地味にクリアパーツが使われています。
肩部の白いシールですが、貼るか貼らないかは選択式です。(今回は両側に貼りましたがボックスアートなどではマーク無し)
左腕にのみ、ビームシールド発生器を装備。
1パーツ成形で、表面の手裏剣模様にシールを使いますが、モールドはあります。
ちなみにハンドパーツは、特殊型ハンド左右分のみ付属します。
地味な部分ですが、腰部側面の穴は左側にしか空いていなかったりします。
足首パーツは、ボールジョイント接続です。
底面には、おなじみスタンド用の3mm穴あり。
ただSDCSシリーズ共通の弱点で、穴が浅いので落下はしやすいです。
ビームストールパーツも、クリアパーツが使われています。
バックパックのデザインなんか、モロにF91ですね。
左右には、F91のヴェスバーをモチーフにしたF9ノ1改のメイン武器・羽亜大苦無・改をマウント。取り付ければ、バックパック左右の肉抜きが目立たなくなる感じ。
F9ノ1改、ガンプラバトルスタート!
それでは多彩な武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
零丸由来の忍者刀は、ホワイト1色1パーツ成形です。
腰部リア側から外して持たせます。
攻撃!
部捨羽亜大苦無・改を持たせてパシャリ。こちらは大苦無モードとなります。
……前後逆に持たせればよかった(*_*)
部捨羽亜大苦無・改を分離させ、特殊なビーム刃を取り付ければ……
仕込ビーム苦無に変化します。
エフェクトパーツは、2つ付属します。
これらのビーム刃パーツをビームシールド発生器に取り付ければ、ビームシールド大手裏剣が再現できます。
アクション!
また、このように組み替えると部捨羽亜モードが再現できます。
撃ちまくるF9ノ1改!
瞳シールを変えてパシャリ。
キラキラフェイスで。
軽装仕様
一部装甲を外せば、軽装仕様が再現できます。
額には、「九ノ一」モールドあり。
ジャキッ……。
CSフレーム
それでは頭身が上がった、クロスシルエットフレームのクノイチモードを見ていきます。
クロスシルエットフレームの主な特徴としては、肘関節が曲がるようになる点と
↑枠の足接続部パーツを新たに組み込むことになり、表情付けがしやすくなる点です。
彩・代・華・導 シノビモード
それではF91の最大稼動モードに相当する、シノビモードを再現してみます。
切り替えはカンタンで、フェイスマスク部のパーツを裏返し、
両肩にクリアパーツを取り付けるだけでOKです。
彩・代・華・導 シノビモードがこちら。
今回はCSフレームで再現しましたが、SDフレームでも再現可能です。
カッケェ!(>ω<;)
ジム頭
変幻自在のF9ノ1ということで、ジム頭への差し替えも可能です。
瞳シールは、「忍」文字のものが付属します。
さらにですが、今回は別売りの「BB戦士 騎士ガンダム」のマントを装着できるボーナスパーツも同梱します。
こんな感じで、
マントを取り付けることができます。
アヤメ流忍法・緊急出撃の術
別売りのレジェンドBBのパーツと一部互換性があり、組み替えれば「質量をもった残像」を生み出すアヤメ流忍法「緊急出撃(スクランブル)の術」が再現できます。
こちらは騎士ガンダムのパーツを組み込んだ図です。
そのほか、武者頑駄無と
コマンドガンダムに対応しています。
ほか、スペリオルドラゴンを試しましたがこちらは胸部パーツとの互換性はありませんでした。
対応するLEGENDBBのレビューは↓からどうぞ。
HGUC 1/144 ガンダムF91、HGUC 1/144 ガンダムF91 ハリソン・マディン専用機とディスプレイ。
最後に、Figure-rise Standard ダイバーアヤメとディスプレイ。
クロスシルエット F9ノ1改の感想
ということでクロスシルエット F9ノ1改のご紹介でした。
今回はSD/CSフレームの選択肢があるだけではなく、「クノイチモード」「シノビモード」の切り替えや「軽装仕様」「ジム頭」といった細かな変化、また他LEGENDBBとの組み換えギミックを搭載しているなど、非常に遊びの幅が広いガンプラに仕上がっていました。
弱点という弱点ではないですが、SDキットということでゴールド部にシールを多用するため、気になる方は部分塗装推奨といったところ。
色々な姿が再現できる楽しい「現代風SDキット」に仕上がっているので、誰にでもオススメです。
以上、「SDCS F9ノ1改」のガンプラレビューでした!