今回は「SDEX νガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアに登場し、アムロ・レイが搭乗するニューガンダムのEXスタンダード版をご紹介。
2020年発売。
「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル」「シールド」が付属し、武装を合体させればプラモオリジナルギミックのライフルに変化します。
という事で、SDEXニューガンダムをBB戦士387との比較画像などを交えてレビューしていきたいと思います!
EXスタンダード νガンダム
EXスタンダード16番にて、ついに立体化されたνガンダムさん。
パーツ数が少なく色分けも悪いですが、価格が660円(税10%込)と非常に手を出しやすい安価なガンプラになっているのが特徴です。
ホイルシールがこちら。
今回のνガンダム、シール量がめちゃめちゃ多いですw(>ω<)
そして完成したEXスタンダード νガンダムがこちら。
ご覧のように従来のBB戦士よりも足長な洗練されたプロポーションで立体化されています。
パッと見「そこまでシール多くないのでは?」と錯覚しがちですが、パーツを組んでる時間よりシールを貼る時間の方がかかるぐらいにはシールを多用しますw
プロポーションの出来は秀逸で、最近のSD系っぽい体型バランスになっています。
足の裏側の肉抜きがめちゃ目立つぞw(*_*)
それでは細かく見ていきます!
まずは大きさ比較から。
クロスシルエットのSDフレームとCSフレームと比べた場合、SDフレームに近い全高になっています。
ただ、ご覧のようにクロスシルエットとは頭身バランスが異なっています。
手足はそこそこ広がり、顔は少し上がります。
腰は360度撚ることができます。
頭部をアップで。アンテナ中央の黒い部分はシールですが、サイズ感がぴったりなのでそこまで違和感は出ませんでした。
ツインアイはフチ部分にモールドがついているので、塗装派モデラーさんには塗りやすいパーツになっています。
横、後ろから。
胴体をアップで。胸のダクトやコクピット、腰部、V字、手首付近とほとんどの部分にシールを使います。
左腕のサーベルホルダーも然り。
ビーム・サーベルの引き出しギミックは非搭載です。
肩はボールジョイント接続で、前後に大きく可動します。
フィン・ファンネルは白と黒の2パーツ構造で、分離・射出ギミックは搭載されていません。
↑枠の黄色い部分や、裏に折れ返ったファンネル部分などは全てシールで色を補います。
フロントアーマーは左右にふる事ができます。
脚部をアップで。足の裏側にある大きな肉抜きが本キット最大の弱点です。
スリッパ部分は全てシールです。
足裏には肉抜きがありますが、何かカスタムできそうな3mm穴が空いています。
股下にもスタンド用の3mm穴あり。
ヒザを曲げることはできませんが、足首パーツは大きく動きます。
νガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルとシールドがこちら。
ともに1色1パーツ成形で、ライフルはかなり薄いです。
ビーム・ライフルをぶっ放すνガンダム!
ビーム・サーベルは柄と一体型の1色1パーツ成形です。
バックパックに収納されているサーベル柄は抜くことができません。
アムロ、ビーム・サーベルを抜刀!
攻撃!
ライフル+サーベルで。
そしてこちらがEXスタンダードのオリジナルギミック。
「ビーム・ライフル」「シールド」「フィン・ファンネル」を組み合わせることにより、このような武器に変化します。
EG RX-78-2ガンダムに持たせてみた図。
HGUCディジェに。ディジェの手首パーツとは相性がちょい悪でした。
HGUCゼータプラス(テスト機イメージカラー)に装備。
「BB戦士209(2000年発売)」「BB戦士387(2014年発売)」と比較。
体型バランスの変化っぷりが面白いですね。
それではこの中から、BB戦士387のνガンダムと比較していきたいと思います。
上半身を比較。BB戦士版は胸部などの色分けに優れており、ツインアイを前後ひっくり返す事により「瞳有り・瞳無し」が切り替えできます。
下半身を比較。EXスタンダード(SDEX)では、より足長にデザインされているのが特徴です。
ビーム・ライフルを比較。
シールドを比較。
フィン・ファンネルを比較。
価格が違うという事もあり、BB戦士387では「ハイパー・バズーカ」「ファンネル射出エフェクト」「89式ベースジャバー」が同梱するのが特徴です。
何気に、ポリキャップは同じものが使われていたりします。(レジェンドBBなどにも使われているやつ)
あなたはどちらの体型がお好みかな……?
色々なνガンダム系のSDキットでディスプレイ。
※「天翔竜 孔明νガンダム」「SDGFガンイーグル」「関羽雲長νガンダム」「武聖関羽雲長νガンダム」
RG νガンダムと比較。
同日発売の、EXスタンダード サザビーとディスプレイ。
価格は同じです。両方買っても1,000円代で揃えてしまえるのがEXスタンダードの良いところですね。
EXスタンダード νガンダムの感想
ということでSDEX ニューガンダムのご紹介でした。
最大の弱点は足後ろ側の大きな肉抜きで、シールの量もかなり多いです。
体型バランスは他のSD系と違う足長スタイルで立体化されているので、また一つνガンダムの選択肢が広がった感じですね。
シールを多用するので素組み派モデラーさんは満足いかない可能性がありますが、パテ埋め・フル塗装で仕上げればめちゃめちゃ化けるキットになっていると思います。
以上、「SDEXνガンダム」のガンプラレビューでした!