今回は「HGデュエルブリッツガンダム」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMに登場し、イザーク・ジュールが搭乗するデュエルブリッツガンダムをご紹介。
2024年発売。
全身を覆う、新たな装甲「アサルトシュラウド」は着脱式。新武装のピアサーロック グレイプニールIIは、リード線とミニ台座を使うことでクロー射出状態が再現できます。
今回も「SEEDアクションシステム」を搭載していて、両脚の股関節の接続軸が左右別々で上下にスライド可動するなど大胆なアクションポーズも可能。
ということで、HGデュエルブリッツガンダムをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 デュエルブリッツガンダム

ということでガンダムSEED FREEDOMで活躍したデュエルブリッツですが、2011年(大元は2002年)に発売されたHG 1/144 デュエルガンダムアサルトシュラウドからの流用はもちろんなく、新規造形の最新フォーマットで再現されているのが特徴です。
価格は2,970円(税10%込)です。

組み立て書にはイザークさんが記載。

ホイルシールがこちら。主にグレイプニールIIのオレンジ部を補うものが付属します。

まずは素の状態から見ていくぞ!(>ω<)
新規造形かつ最近のポリキャップレス構造で立体化されているので、中のデュエルを再現したい方にも嬉しい内容になっているのが特徴です。

最近の「丁度良い接続テンション」なKPSフレームが使われているので、動かしていて非常にストレスフリーな快適さを感じました。
接地性、自立性ともに優秀です。

ということでまずは、

2002年に発売されたHG 1/144 デュエルガンダムアサルトシュラウドのデュエル状態と比較し、進化具合いを確認してみます。
※左が旧HG版、右が本キット
もうパッと見るだけで、シャープかつ洗練されたスタイルに進化しているのがわかりますね。

後ろ姿を比較。今回旧HG版は少し合わせ目を消しているところがありますが、ほぼパチ組み状態です。

アップで比較。旧HG版よりイケメンフェイスになり、胸部まわりなどもシャープな造形で再現されています。

肩と腕部を比較。

脚部を比較。注意点としては、高エネルギービームライフルこそ付属するものの旧HG版に同梱していた対ビームシールドは同梱しない点はご注意を。

本キットのレビューに戻ります。
今回もSEEDアクションシステムを搭載していて、手足は大きく広がります。
特に素のデュエルは腰まわりがスッキリしたデザインをしているので、動かしやすいです。

手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。

真横を向くこともできます。

頭部をアップで。ツインアイとトサカ前後のグリーン部はシールを使いますが、クリアグリーンのパーツが使われています。
額左右のイーゲルシュテルンは、グレーで要塗装です。

胴体をアップで。腰回りは、前後左右と柔軟に可動します。

肩部。ここのジョイント部にSEEDアクションシステムが搭載されていて、上下前後と細かく動きます。

腕部に合わせ目はありません。
今回、ハンドパーツは↑の武器持ち手のみ付属します。

バックパック左右には、ビームサーベル マグナセクティオを装備。
基部はロール回転し、角度をつけることができます。

腰部。サイドアーマーは開くことができます。
底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

股関節の接続軸は、左右別々で上下にスライド可動します。

シャープな脚部。足裏に肉抜きはありません。

ビームサーベル マグナセクティオを抜剣!
サーベル刃のエフェクトパーツは、2本付属します。

アクション!

175mmグレネードランチャー装備 57mm高エネルギービームライフルも付属します。

ライフルで攻撃!

それではアサルトシュラウドを装備した、デュエルブリッツガンダムを見ていきます。
最初にデュエル本体を組み、アサルトシュラウドを被せていく形で再現。旧HG版ではパーツのはめこみが必要でしたが、今回は基本上から被せていくだけで再現できます。

う~むかっこいい……(*ノェノ)
その名のとおり、ブリッツ系の装備をしているのがパッと見でわかるのがいい感じです。忘れてねぇよ……(ボソ

後ろもボリュームがありますね。
それでは、アサルトシュラウドをアップで見ていきます。

胸部。こちらは上から被せるだけでOKです。

腰部フロントアーマーは、溝にはめ込む形で再現。

脚部の取り付けもカンタンです。こちらのオレンジ部の色分けは、優秀です。

背部。バックパックに差し込む形で再現します。

デュエルブリッツガンダム、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

高エネルギービームライフルで攻撃!

右腕にはブリッツの武器を彷彿とさせる、超高速連動体貫徹弾ランサーダートIIを装備。
引き抜いて、手に持たせることもできます。

ランサーダートIIを射出!

左腕も、ブリッツ臭を感じるピアサーロック グレイプニールIIを装備しています。
ここはオレンジ部がすべてシールになっているので、部分塗装するならここがメインになりそうです。

取り外し、イエローのリード線を取り付けて

ミニ台座にピアサーロックIIを展示することができます。(ミニ台座も同梱)

ピアサーロックIIを射出!
先端のツメは開くことができ、何気に中のモールドにもコダワリを感じます。

カッケェ!(>ω<;)

右肩には高エネルギー砲が収納されていて、このように引き出したあと外して

手に持たせることができます。グリップ部は収納式です。

攻撃!

ライフル+エネルギー砲を持たせてパシャリ。

左肩の後ろ側は、自立誘導中距離空対空ミサイル トーレンスが搭載されています。
ここも要塗装箇所ですね。(◯部分は本来オレンジ)

前側にはビームサーベル マグナセクティオを収納していて、引き抜くことができます。
このサーベルは、先程素のデュエル状態でバックパックにマウントしていたものを1本持ってくる感じです。

ビームサーベルを装備。

別売り、HG 1/144 ミーティアユニットを装着した状態がこちら。

ちなみにこのミーティア、この前(2024年7月中頃)にガンダムベース東京に行ったら普通に売られていて、運良くゲットできました。

ライトニングバスターガンダム分と合わせて2つ欲しいのですが、さすがに展示スペースがあるわけない(涙)ので1個で我慢します……(>ω<;)


HG 1/144 ブリッツガンダムの武装と比較。

ランサーダートとグレイプニールを装備しているのが、デュエルブリッツのアイデンティティと言えそうです。



相棒のHG 1/144 ライトニングバスターガンダムとディスプレイ。


HG 1/144 デュエルガンダム アサルトシュラウド(左)、HG 1/144 ブルデュエルガンダム(中央)とディスプレイ。
この2機は古いHGデュエルベースのランナーを使っているため、この中では今回のデュエルブリッツのクオリティが一番高いです。




「だからこそ、こんなことはもう辞めねばならんのだ」
HG 1/144 デュエルブリッツガンダムの感想
ということでHGデュエルブリッツガンダムのご紹介でした。
超昔に発売されたHG 1/144 デュエルガンダムアサルトシュラウドと比較してしまうのはナンセンスですが、さすが2024年クオリティのHGCEシリーズなだけありアサルトシュラウドの装着のしやすさ、色分けが圧倒的に進化していました。
デザイン的にゴテついているため、アサルトシュラウド装着時は肩まわりの可動範囲が低下する点はご注意を。
武器とギミック多数、さらにブリッツ系の懐かしい武器も装備しているのでポーズづけしていて非常に楽しいガンプラに仕上がっています。
デュエルブリッツファンは多いと思うので、めちゃめちゃ売れそう……。バンダイさんもっと出荷して!(>ω<)
以上、「HGCE 1/144 デュエルブリッツガンダム」のガンプラレビューでした!



























