今回は「RG トールギスEW」のガンプラレビューです。

「新機動戦記ガンダムW」に登場し、ゼクス・マーキスが搭乗するトールギスのEW版をご紹介。
2018年発売。
綺麗な光沢感のある白い成形色にドーバーガン、シールド、バックパックバーニアのギミックが多彩で、まさに最新技術で作られたトールギスが再現されています。
という事で、RGトールギスEWをトールギスIIやIII、TVアニメカラーVer.と並べた画像を含めてレビューしていきたいと思います!
RG トールギスEW

RGトールギスEWのボックスアート。

RGらしく冊子風になっている組み立て書に、

リアリスティックデカールが付属します。リアリスティックデカールの量はRGユニコーンガンダムなどと比べるとそこまで多くないので、貼るのが楽でした。(とはいえ全部貼るのに1時間ほどかかりましたが(>ω<))

1/144ゼクス・マーキスも付属します。
めっちゃくちゃ小さいのにゼクスの仮面と軍服、マントがわかるのが異常じゃないですかね……(*_*;)

↑まずは素組みにリアリスティックデカールを貼っていない状態から。
くぅぅ!これだけでも十分かっこいいぞ……(>ω<)

一部アンダーゲートが採用されているので、ご覧の通りゲート跡がほぼ目立たない作りをしています。

今の時代に、バンダイの変態最新技術で作られたトールギスを拝めるとは思えなかったです……。

という事で、以下からは全てのリアリスティックデカールを貼り、スミ入れした状態をご紹介します↓

ババン。一気に情報量が増えて更にかっこよくなりました。
白い装甲の上に赤いマーキングが多いので、非常にオシャレな見た目になるぞ……(*´ェ`*)

一回こっちにしちゃうと、シール貼らない状態だと物足りなくなりますね……(*´ェ`*)
それではぐるりと見ていきます。



頭部をアップで。頭部は合わせ目もなく、色分けも完璧です。
目はクリアパーツに青いシールを貼る方式です。

後頭部のイエロー部分のパーツは左右からはめ込むため、合わせ目が出ず色分けも優秀な造りをしています。
スミ入れするとグッと立体感が出る部分。(アップで見ると拭き取り汚くてスミマセンw)

↑製作途中の頭部。中身はちゃんとリーオー顔になっているよ!
見えなくなる部分なのに、ここに貼るリアリスティックデカールも付属します。

上半身をアップで。ホワイト・グレー・ライトグレー・イエローと、RGらしい細かな色分けを実現しています。

コクピットハッチは開閉します。

このトールギスEW、ショルダーアーマーの作りが非常に優秀で肩部アーマーが素晴らしい作りで

上から見るとホワイト、イエロー、グレーと3色を重ねた構造な上、合わせ目・ゲート跡も出ない作りになっています。
RGならではの豪華な作りをしている部分ですね。

肘関節は180度近く曲がります。手首の黄色いパーツは別パーツで色分け済み。
腕はデフォルト状態で少し前に曲がっているデザインで、まっすぐ伸ばすことはできません。

また、多彩な手首パーツが付属します。
※左右の「武器持ち手」「平手」「握り手」のほか、右手のみ角度付きの武器持ち手が付属します。

腰部をアップで。

サイドアーマーは真横まで広がります。

サイド・リアアーマー共に展開ギミックを搭載しており、↑のように開閉させれば内部のスラスターが露出する構造です。

脚部も合わせ目が出ず、細かく色分けされています。

モモをアップで。ご覧の通り、成形色がツヤのある綺麗なホワイトになっているうえモールドも細かく深くスミ入れしやすいです。
素組み派モデラーさんは成形色を活かし、表面をヤスらずにそのままフィニッシュした方がキレイにいくかもしれません。

サイドアーマーは内側から伸びたボールジョイントパーツをモモ側面に接続します。珍しい作りですね。
脚を動かすと連動してサイドアーマーがついてくるような作りをしていますが、真横まで開脚するなど激しい動きにはついてこれない感じ。
外れても目立たないので、派手なポージングをとらせる場合は接続しなくてもいいかもしれません。

RGのお家芸、内部パーツを活かしたパーツ分割による色分けも健在です。

ハイエンドシリーズRGという事で、もちろん肉抜きなどというものはないのだ……(微ゼクス口調
スタンド穴は空いていませんが、専用のジョイントパーツを股下に噛ませることにより3mmスタンドに対応します。

バックパックバーニアは各所フレキシブルに可動します。

各部展開させると内部のスラスターが見えるギミックを搭載しています。
注意点としては、ここのスラスターとバックパックを接続するパーツが細いので破損に注意な点。
……実際、撮影後に遊んでいたら折れました(*ノェノ)

円形シールドを装備させてみます。
左肩部のカバーを開き、フレキシブルアームを取り付けて装着します。

取り付け終了。パーツの接続強度も丁度良い感じでした。

シールドはアームによりフレキシブルに可動します。

表面のリアリスティックデカールがこちら。
ちなみに、プレミアム・バンダイ限定のRGトールギス(TVアニメカラーVer.)ではここのデカールのみ変化していたりします。

内部のグリップは可動するため、手に持たせることもできます。

ただこの場合シールドの可動範囲が制限されます。
はシールドは基本的に可動フレームに懸架されっぱなしなので、持たせない方がポージングに幅が出る感じです。

シールド裏はサーベルラックになっており、ビームサーベルの柄が2本収納されています。サーベルの基部はそれぞれ可動します。

トールギス、ビームサーベルを抜刀!

斬りかかるトールギス!

クリアピンクのサーベル刃のほか、

無色透明のビームエフェクトパーツも付属します。
※ピンク、無色とも2本ずつ付属

また、右手のみ↑の角度がついたハンドパーツが付属します。

ビシュゥン……。

ドーバーガンはフレキシブルアームにより右肩に接続します。

後ろ側へ持っていけるため、手に持たせない場合でも邪魔にならない作り。

ドーバーガンを前方へ向け、銃身を伸ばせば

ドーバーガンを構える事ができます。
アームに接続されている影響で、ポージング難易度はちょい高めです。

ドーバーガンで攻撃!

フォアグリップは可動し、↑のように両手で構える事もできます。

暴れまわるトールギス!

「祈らんでも健闘する!」
それでは適当に何枚かいってみます。

※地味に右下手前にゼクスを置いてみました(*´ェ`*)



いい出来ですねぇ……(*_*)

ヒイロのヘビーアームズと決闘!



RGウイングガンダムEWとディスプレイ。

これ、セットで買うモデラーさんめちゃめちゃ多いのではなかろうか。


ガンダムWのRGシリーズでディスプレイ。


HGACリーオーと比較。


RGで発売されているトールギスシリーズで比較。
※左からRGトールギスEW、トールギスII、トールギスIII
今回のRGトールギスEW以外はプレミアム・バンダイ限定品になります。




RGトールギス(TVアニメカラーVer.)(右)と比較。

成形色とシールドに貼るシールが変化しているのが特徴です。

ぶっちゃけ色以外の変更点は少ないのですが、結構イメージ違って見えますね(*_*)


最後に、MG 1/100 トールギスEW(右)と比較。



RG トールギスEWの感想
という事でRGで発売されたトールギスEWのご紹介でした。
色分けが優秀なだけではなく、光沢感のある装甲色がとてもキレイなガンプラに仕上がっています。
リアリスティックデカールのデザインも良く、可動域にも優れているため優良ガンプラで間違いないです。
アンダーゲートを採用しており、ゲート跡が目立たないので素組み派モデラーさんにかなりオススメといった感じ。
弱点をあげるとすれば、動かしているとバックパックバーニアが閉じやすい点でしょうか。また、無理に動かすと破損しやすい部分なのでそこだけはご注意を。
RGの中ではパーツ数が控えめなため(それでもHGと比べるとかなり多いですが)、RG入門としてもオススメだと思いますぞ!
以上、「RG トールギスEW」のガンプラレビューでした!
























